[ドライ・フィット] の後、バース・イクステンションの箱を1.5インチづつ寸詰め。
箱の片端から1.5インチのところに線を引いて日本製の手引き鋸で切り落とす。
切り離した側板からステイプル(大工用ホッチキスの長い針)で留めた細い板の切れ端を取り外して、側板を箱に戻す。
側板を所定位置に置き、細板1本ごとに接着作業。
ゴリラ・グルーを接着部に塗ってすぐさま銅釘3本を打ち込む。
その繰り返しで仕上げた。この板は柔らかい木なので鉄に比べて柔らかい銅釘がピッタリ。板がひび割れることがない。
その後サンダーで全体的にサンディング。角にも辺にも少し円みをつけて手当たりを良くした。箱の上に置く合板も同様に処理。
箱はチェリーのステイン、合板はレッド・オークのステインを布で薄く擦り付けるように染み込ませた。
(色の選択は別に深い意味はなく、たまたま家に残っていた小さい缶のステインを二つ使い切ってしまおうと思っただけ。)
板も箱もステインの上にセトールを塗布して乾燥させた。
後日、箱はセトールを未塗装だった外側の底部分だけに塗布。つまり、箱は全体的にセトール1層塗りで済ませた。
板はセトール1層目の上からサンディングを施し、2層目を塗って完了とした。
すっかり乾燥した段階でいよいよマリーナに持ち込みフィットを確かめる。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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