オープン・レイアウト型の広々とした室内。
初期フリッカに見られる長方形の超大型固定式ポートライト。その左下に雨水がリークした痕跡がある。
ギャリー・シンク前(サイドデッキ下)にはカボードも棚もなくシンプルな造作。Vバースの棚も至ってシンプル。
しかしチェイン・ロッカーへのアクセス口には狭く長い棚付きのがっしりしたカバーが設えてある。
尚、セッティー上に横にして置いてあるのはメインスルのブーム。
シンク下のドアやその左の引き出しのノブがその後のティーク製とは異なる。
PSCが自前のモールドでフリッカの生産を開始した当時(1978年)は細かい箇所をまだ色々試行中だったのかも知れない。
ギャリーのカウンタートップ廻りのティーク製トリムもこの時期にはこの様にコーナーがオープンになっている。
(写真はPSC製434艇中、番数不詳、 Wind Shift II です。)
⇒ フリッカ・ホームページ