さて、今冬室内の普段目に付かない部分にエピファンを塗っているのは、オールド・ボート・スメル(古い船艇特有の臭い)をカットするのが主眼。
その臭いの大部分がVバース下の軽油タンク周辺、または軽油配管のあるセッティー・シート下から来ているのではと思う。そこでそれらのスペースの蓋に開けてある、着脱時に [指を差し込むための孔] を薄板でカバーしようと考えた。
上の6枚がそれ用の板。厚さ1/8インチの合板を適当なサイズにカットし、角に丸味を付けて全体をサンディングしたもの。
無論これらにもエピファンを塗布。
(尚、Vバースの一等アフト、つまりフィラーの両側に当たる部分は両舷ともファイバーグラス製イナー・ライナーによりビルジや軽油経路と完全に遮断された独立スペースになっているため臭い問題は無い。しかし、他所とのバランスのために同様の板を置くことにした。仮にこの2箇所の板を省く場合、都合4枚で足りる。また、クォーター・バースにも臭い問題はないので同バース下の収納の蓋にはカバーを置かない。)
これで軽油タンク周辺の臭いがクッションに移るのをストップできるか否か分からない(いやはや、正に臭いものには蓋になってしまう)が、やらないよりはましかと思う。
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尚、上の1枚目の写真の一等下にある大きい板2枚は [チェイン・ロッカーのアクセス口] 、ならびにセッティー背もたれの背後にある [収納のアクセス口] 用カバー。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ (2~3年新しい号が出ていなかったが、先月編集者が以前の人物に戻り、復活した。復活版第1号の写真特集号も既にアップロードされている。)