2013年1月23日水曜日

セレニティー 室内クッションのカバー製作開始

カリフォルニアは日中と夜間早朝の気温差が日本に比べて格段に大きい。そのため特に冬季は室内の結露が激しい。築20年、長年の結露により家のアルミサッシ窓周辺の室内の木に腐食が見え始めたので週末はその手当て作業を優先して行っていた。そちらが一段落着いたので、いよいよ艇のクッションのカバー製作を開始(無論ベター・ハーフ主導)。

直線だけの比較的簡単なセッティーの背もたれからスタート。

註文しておいた長尺の生地とテンプレイトをテーブルにおいて検討中。







テンプレイトやクッション・フォームの実物を置いてレイアウトを決め、およそ必要な分だけ生地を切り取った後、テンプレイトを参考にしながら物差しを使って採寸しておいた寸法どおりに裁断用の線を決め込んで、チョコ(チョーク)でマーキング。

線に沿って裁断中。

無論チョコでマーキングしてあるのは生地の裏側。






必要に応じてフォームを置き、縫製方法を確認しながら細部のカットを進める。







折り返しのあるエンド部分から縫製開始。










厚さ4"のフォームには同1"のファイバー・フィルを3Mのスプレイ糊で接着。







時々二人でフォームに縫製中のカバーを被せコーナー等の細部を確認しながら縫製を進める。





ほぼ袋状になったカバーを被せてみた。

生地はスウェード風なので撫でる方向で光沢が変わる。




尚、全体を持ち上げた感じでは以前のビニール生地のものと比べると半分程の軽さ。扱い易い。

上の写真の画面右側、フラップ状の部分の両エンドを本体に縫い付けた上でフォームを入れてみたところ。




まだ完成した訳ではない。長い開口部をファスナーで閉じる必要がある。ファスナーにはジッパーではなく [スナップ・ファスナー] を使うことにした。現在宅配待ち。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の物です。)
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