2010年10月25日月曜日

内装クロスの張替え

シアトルのトゥーカンは今年に入ってから何ヶ月もかけて少しづつハルの内壁に張られたクロスを張り替えている。クロスと言っても薄いカーペットのようなもので、20年以上も経つと臭気を吸い込んで、それ自体が臭いの元になるらしい。

Vバース右舷側の張替え。








デッキ下部をカバーするパネル、およびVバース・シェルフ(棚)の上の手摺り状の横木を取り外し、古いクロスを剥がしているところ。

このクロス、造船時にはバルクヘッドやギャリー等、内装の造作の前に張られたという。そのため各舷とも部分部分をカバーするクロスではなく、各舷全体をカバーする1枚つづきの大きなクロスが張ってあり、剥がすのは簡単ではなかったという。

結局シェルフやバルクヘッド等、ティーク材またはティーク・ベニヤ張り合板の造作に沿ってカッター・ナイフで慎重にカットしていくしかなかったようだ。

新しいクロスを張り終えて、デッキ下のパネルを嵌め直したところ。





まだシェルフの上の横木の取り付けは終わっていない。横木は簡単に脱着できる [嵌込み式] (4、5枚目の写真参照)になっている。

クロスの張り直しはこの部分で全て完了。いやな臭いは一掃され、キャビン内に新鮮な空気が漂っているそうだ。

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デッキ下部をカバーするパネルは合板にビニール張りだ。





80年代後半に入ってから付けられるようになったらしく、セレニティーには付いていない。(この写真は作業前にパネルを外した時のもの。)

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トゥーカンではクッションのフォームも今年に入って全て交換した。





店に行けば予算に合わせて色々取り揃えてあるようだが、選択したのは毎日毎晩使用しても10年は形がくずれないというこのフォーム。

写真のクッションはVバースの真ん中手前の空間を埋めるセンター・ピース。そのためフォームの下に合板が入っている。

クッション・カバーは何時変えたのか、今回は変えていない。

(写真はいずれもPSC製434艇中340番 Toucan です。)
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