風がキャンドルスティック・ポイント沖で2-3ノットに落ちたのでタックして引き返した。もともとフル・キール艇のフリッカは弱風ではタックしにくいが、それに加えティラーを一気にリーに回すとフリッカの大きな外付けラダーが艇速を落とすブレーキになってもっとタックしにくくなるというのがUSフリッカ・オーナーたちの話だ。ティラーを徐々にゆっくりと回していっぱいに切るとスムーズにタックした。
しかし以前も波さえなければ風2-3ノットでもタック出来ていたのでスローな切り回しの効果のほどは分からない。もっと弱い風の時にまた試してみよう。(タックしなければジャイブで回すので何ら問題はないが。)
南の海域で風をピックアップ。風速10-12ノット、逆潮2ノット、対地艇速3.2ノット。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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