***
グーグルがついにビデオのバグを直してくれた。(しかし将来再び画面が黒くなってしまった場合、黒い画面をクリックするだけでビデオが見られることをお忘れなく。)
Hey guys, Google finally did it! They fixed the bug of video screens appearing pitch black in thumbnail mode. (But remember, should they ever go dark again, a mere click on the screens would always start them anyway :)
***
SF湾サウス・ベイの中央部からマリーナに向かう。いつもなら右舷前方に見える半島に沿って南下して帰る。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカをモデルに1980年代半ばに登場したデイナ
2010年7月31日土曜日
2010年7月30日金曜日
風が緩くなる (Video)
風向きもだんだんシフトし北北西から吹き始める。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
この後、リーフを解こうともせず、右舷側に90度フォール・アウェイし、ポート・タックのビーム・リーチでイースト・ベイ(湾東岸)方向へ向かった。極めてレイジーなチョイス。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるフリッカ・ニューズレター一覧
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
この後、リーフを解こうともせず、右舷側に90度フォール・アウェイし、ポート・タックのビーム・リーチでイースト・ベイ(湾東岸)方向へ向かった。極めてレイジーなチョイス。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるフリッカ・ニューズレター一覧
2010年7月29日木曜日
殆どスラック・タイド (Video)
この時風は西から約15ノット。対地艇速5.1ノット。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
メインのリーフをひとつ払ってダブル・リーフからシングル・リーフにしたいところだが、レイジーになってのんびりを決め込む。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページのフリッカ・データベース
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
メインのリーフをひとつ払ってダブル・リーフからシングル・リーフにしたいところだが、レイジーになってのんびりを決め込む。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページのフリッカ・データベース
2010年7月28日水曜日
SF空港北東沖で (Video)
ジャイブ後。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
マリーナからの路を引き返している訳ではなく、ちょうど正三角形の一辺を描くように沖を北へ向かっている。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
マリーナからの路を引き返している訳ではなく、ちょうど正三角形の一辺を描くように沖を北へ向かっている。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2010年7月27日火曜日
波高3-4フィート (Video)
右舷前方はSFO(SF空港)。滑走路4本でジェット機が頻繁に離着陸している。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
ブロード・リーチで風波ともにハインド・クォーターから来るので快適。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
ブロード・リーチで風波ともにハインド・クォーターから来るので快適。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
2010年7月26日月曜日
7月24日土曜の風 (Video)
いつもはマリーナから北上するが、この日はまず南東に向かう。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
半島の山の切れ目から吹き込む太平洋からの西風がイースト・ベイへ吹き抜ける強風域でブロード・リーチを楽しんだ。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
半島の山の切れ目から吹き込む太平洋からの西風がイースト・ベイへ吹き抜ける強風域でブロード・リーチを楽しんだ。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
2010年7月25日日曜日
10年保つ船底塗料
コッパーコート(Coppercoat)という船底塗料。普通の船底塗料ではない。一度塗ると10年以上保つという実証済みのライフの長い船底塗料だ。秘密は銅(Copper)を長期間持続して溶け出させる工夫にある。
イギリスでメンテ中の#423キャラウェイ。オーナーのアンガスがそのコッパーコートを塗布した。
これは船台(スタンド、およびキール下の木のブロック)が当たっていた部分を塗布するため台を移動したところ。
色は鮮やかな赤とは程遠く、くすんだ赤。色成分を主成分の銅の色にマッチしてあるためだろう。
この [ビデオを見る] と分かるが、コッパーコートは普通の船底塗料と異なり、2パートのエポキシ・レジンと純度99%の銅粉を混ぜ合わせたものを塗布していく。
塗布する船底はクリーンでなくてはならない。以前の船底塗料は全て落とし、その後塗布時の付きを良くする為にサンディング。そしてサンディングで出たほこりなどの汚れも全て拭き落とし、クリーンにする。そこにコッパーコートを直接塗布するか、まず専用のエポキシ・バリヤーコートを塗った後に塗布する。いずれの場合もブラシではなく必ずローラーを使用し、コッパーコートは合計4コート(4回塗装)。
註: エポキシ・バリヤーコートは専用のものでなくても良いが、他社の製品を使う時はまず小さいエリアで相性をテストしてみる必要がある。
エポキシ・レジンだからキュアする時間は気温など塗布する時の気象条件に左右される。
作業にあたる人数も考慮し、一回にミックスする量を加減して作業していくことが肝要。
ミックスした後は銅粉が底に溜まりやすいのでバケツを良くかき混ぜる。かき混ぜた上でパンに小分けして取る。パンに小分けする量は、パンの底に銅粉が沈まないように少量。
1回で厚く塗ることは避ける。1コート目はまだハルの生地が見えるくらいでもOK。1コート目が指で触って少しベタ付く程度になったら、2コート目。コートとコートの間に余分の時間を置かない。塗り重ねるコートは少しピンク色に見えるのでどこを塗っているか判断しやすい。乾くとダークになる。
3コート目を塗り終わるとハルのジェルコート(またはその上に塗ったバリヤーコート)は全く見えなくなるが、それでも必ず4コート目を塗布する。余ったらさらにその上に塗布。
***
キャラウェイの船底に4コート塗布するのに計5リットルのミックスを使用したそうだ。コッパーコート1パックの約半分は残ったので後日のために保管。
***
塗布が完了すれば、後は時々ボトム・クリーニング(水中の船底をブラシなどで軽く擦る)、または上架時に軽くサンディングして、コート中の銅成分が水にさらされるようにする。最低でも10年(沖縄など海温が高いところでは8-10年)は保つという。環境基準で許されている最大の銅含有量のお陰だ。
尚、船底の色は歳が経つとこの銅成分のため緑青色に変化する。
(写真はいずれもPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるアンガスのブログ
イギリスでメンテ中の#423キャラウェイ。オーナーのアンガスがそのコッパーコートを塗布した。
これは船台(スタンド、およびキール下の木のブロック)が当たっていた部分を塗布するため台を移動したところ。
色は鮮やかな赤とは程遠く、くすんだ赤。色成分を主成分の銅の色にマッチしてあるためだろう。
この [ビデオを見る] と分かるが、コッパーコートは普通の船底塗料と異なり、2パートのエポキシ・レジンと純度99%の銅粉を混ぜ合わせたものを塗布していく。
塗布する船底はクリーンでなくてはならない。以前の船底塗料は全て落とし、その後塗布時の付きを良くする為にサンディング。そしてサンディングで出たほこりなどの汚れも全て拭き落とし、クリーンにする。そこにコッパーコートを直接塗布するか、まず専用のエポキシ・バリヤーコートを塗った後に塗布する。いずれの場合もブラシではなく必ずローラーを使用し、コッパーコートは合計4コート(4回塗装)。
註: エポキシ・バリヤーコートは専用のものでなくても良いが、他社の製品を使う時はまず小さいエリアで相性をテストしてみる必要がある。
エポキシ・レジンだからキュアする時間は気温など塗布する時の気象条件に左右される。
作業にあたる人数も考慮し、一回にミックスする量を加減して作業していくことが肝要。
ミックスした後は銅粉が底に溜まりやすいのでバケツを良くかき混ぜる。かき混ぜた上でパンに小分けして取る。パンに小分けする量は、パンの底に銅粉が沈まないように少量。
1回で厚く塗ることは避ける。1コート目はまだハルの生地が見えるくらいでもOK。1コート目が指で触って少しベタ付く程度になったら、2コート目。コートとコートの間に余分の時間を置かない。塗り重ねるコートは少しピンク色に見えるのでどこを塗っているか判断しやすい。乾くとダークになる。
3コート目を塗り終わるとハルのジェルコート(またはその上に塗ったバリヤーコート)は全く見えなくなるが、それでも必ず4コート目を塗布する。余ったらさらにその上に塗布。
***
キャラウェイの船底に4コート塗布するのに計5リットルのミックスを使用したそうだ。コッパーコート1パックの約半分は残ったので後日のために保管。
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塗布が完了すれば、後は時々ボトム・クリーニング(水中の船底をブラシなどで軽く擦る)、または上架時に軽くサンディングして、コート中の銅成分が水にさらされるようにする。最低でも10年(沖縄など海温が高いところでは8-10年)は保つという。環境基準で許されている最大の銅含有量のお陰だ。
尚、船底の色は歳が経つとこの銅成分のため緑青色に変化する。
(写真はいずれもPSC製434艇中423番目 Caraway です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるアンガスのブログ
2010年7月24日土曜日
プーチズ
プーチとはワン公のことだが、フリッカで愛犬を乗せてセイリングしているオーナーたちもいる。
PFD(救命胴衣)を付けた#373 ウィンフィドゥラーのエアデイル・テリア。
オーナーの話では殊の外セイリングが好きだという。涼しいからか。
#340 トゥーカンのラブラドール・リトリーバー、雌2頭。
これは係留中の写真だが、犬を乗せてセイリングする時は早めにリーフを入れ、海が荒れ模様になる前に静かな港や入り江に入るように心掛けているという。
気になるのは犬の用足しだろうが、一日2-3回、陸に上がって、程々長く歩かせればOKだそうだ。
例えば、金曜夕方6時出航、8マイルの航行後、入り江で錨泊。翌朝一番にディンギーを使って陸に上がり、岸に近いところで泳がせてから散歩。10時に出航して12マイル上りのセイリング。その日午後遅くドックのある公園に着けて、再び散歩。夜は沖に錨泊して翌朝9時に再び上陸して散歩。その日は真下りのセイリングでホーム・ポートに帰着。
ポイントは定期的に適度に陸に上げて運動させることのようだ。そうするとボートで用足しするという心配は無用とのこと。
(写真上はPSC製434艇中373番 Windfiddler、下2枚は340番 Toucan です。)
⇒ 当ブログ、ウィンフィドゥラー関連ログ一覧 (本日分の下にリストされます。)
⇒ 当ブログ、トゥーカン関連ログ一覧 (本日分の下にリストされます。)
PFD(救命胴衣)を付けた#373 ウィンフィドゥラーのエアデイル・テリア。
オーナーの話では殊の外セイリングが好きだという。涼しいからか。
#340 トゥーカンのラブラドール・リトリーバー、雌2頭。
これは係留中の写真だが、犬を乗せてセイリングする時は早めにリーフを入れ、海が荒れ模様になる前に静かな港や入り江に入るように心掛けているという。
気になるのは犬の用足しだろうが、一日2-3回、陸に上がって、程々長く歩かせればOKだそうだ。
例えば、金曜夕方6時出航、8マイルの航行後、入り江で錨泊。翌朝一番にディンギーを使って陸に上がり、岸に近いところで泳がせてから散歩。10時に出航して12マイル上りのセイリング。その日午後遅くドックのある公園に着けて、再び散歩。夜は沖に錨泊して翌朝9時に再び上陸して散歩。その日は真下りのセイリングでホーム・ポートに帰着。
ポイントは定期的に適度に陸に上げて運動させることのようだ。そうするとボートで用足しするという心配は無用とのこと。
(写真上はPSC製434艇中373番 Windfiddler、下2枚は340番 Toucan です。)
⇒ 当ブログ、ウィンフィドゥラー関連ログ一覧 (本日分の下にリストされます。)
⇒ 当ブログ、トゥーカン関連ログ一覧 (本日分の下にリストされます。)
2010年7月23日金曜日
風力旅行者 (Videos)
四国・日和佐に 『海流』 の意味のフランス語名を冠した [人力旅行社] があるが、セイリングは風力旅行かな。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screens when they show nothing but pitch black. Videos will play.
海面を見ると普通の速さだが、海岸の景色だけがさっさと通り過ぎてしまう連れ潮。
スターンからの眺め。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
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海面を見ると普通の速さだが、海岸の景色だけがさっさと通り過ぎてしまう連れ潮。
スターンからの眺め。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。
2010年7月22日木曜日
連れ潮 (Videos)
海上は涼しい。
乗っている気分でしばらく涼んで欲しい。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screens when they show nothing but pitch black. Videos will play.
北上後タックして再びハンターズ・ポイントの海軍工廠跡沖を通過しているところ。
見た目では分かりにくいが、対地低速は連れ潮のため15ノットの風が吹くとあっという間に6.9-7.1ノットに達する。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページにある、今売りに出ているフリッカのリスト
乗っている気分でしばらく涼んで欲しい。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
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北上後タックして再びハンターズ・ポイントの海軍工廠跡沖を通過しているところ。
見た目では分かりにくいが、対地低速は連れ潮のため15ノットの風が吹くとあっという間に6.9-7.1ノットに達する。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2010年7月21日水曜日
ゾーンもいつになくのんびり (Video)
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
いつもなら少なくとも15-20ノットは吹いているゾーンもリーフの必要もなくそのまま通過。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ www.yachtworld.com キーワード欄にFlickaと入れてサーチ・ボタンをクリック。
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いつもなら少なくとも15-20ノットは吹いているゾーンもリーフの必要もなくそのまま通過。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2010年7月20日火曜日
逆潮 (Videos)
北行つづく。風速約12ノット、逆潮2ノットで対地艇速は3.1ノット。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screens when they show nothing but pitch black. Videos will play.
マスト横からの眺め。
海面の様子。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
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マスト横からの眺め。
海面の様子。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
2010年7月19日月曜日
7月17日土曜の風 (Video)
バウからの眺め。
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
この日は夏のSF湾には珍しく15ノット以下の風しかなかった。セイルを一度もリーフすることのない、のんびりした一日だった。
(風に振られたレイジーなステイスル用ハルヤードがマストに当たりパンパンパンパン、パンパンパンパンと耳障りな音を立てている。引き締めてクリートしなくてはならない。)
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
* 画面が黒くなっている場合、画面をクリックするとビデオが見られます。
* Click on the viewer screen when it shows nothing but pitch black. Video will play.
この日は夏のSF湾には珍しく15ノット以下の風しかなかった。セイルを一度もリーフすることのない、のんびりした一日だった。
(風に振られたレイジーなステイスル用ハルヤードがマストに当たりパンパンパンパン、パンパンパンパンと耳障りな音を立てている。引き締めてクリートしなくてはならない。)
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
2010年7月18日日曜日
岡山または愛媛のフリッカ
瀬戸内や関西から東京湾に引っ越したフリッカも何艇かあるが、瀬戸内・関西地区には今でも5-6杯のフリッカがいる。これはそのひとつ。岡山・広島県境に近い街から南へ15マイル程南へ行ったところがベースらしい。
2009年9月メンテ時の写真。きれいな船体。オーナーは船底に藤壷もあまり付かないくらい頻繁に出航される方らしい。幸せなフリッカだ。
このフリッカのスターン(トランサム)にはクラシックな木造艇で良く見かけるような大きな木彫りのネーム・プレイトが装着してあるという。
ラダーにはフォールディング・ステップ(ひょっとしてマスト・ステップを応用?)が付けてある。無論、水中からデッキに上がるためのもの。
尚、この船台は特注で、ボート・ヤードではない、或る場所に置いてあり、レッカー車のクレーンを使って上下架しているという。そういうやり方だったらメンテ費用も抑えられそうだ。
それにしても日本のフリッカでは殆どと言って良いほど喫水線あたりのブーツ・ストライプがきれいにキープされているのに感心する。喫水線のところに藻が付き易いという理由でアメリカではブーツ・ストライプ部分も船底塗料を塗ってしまう場合が多い。
(写真はPSC製434艇中、番数艇名いずれも不詳のフリッカです。)
⇒ まさゆきのヨット小屋
⇒ こちらは以前牛窓に係留してあったPSCフリッカ #407 Ladybird
2009年9月メンテ時の写真。きれいな船体。オーナーは船底に藤壷もあまり付かないくらい頻繁に出航される方らしい。幸せなフリッカだ。
このフリッカのスターン(トランサム)にはクラシックな木造艇で良く見かけるような大きな木彫りのネーム・プレイトが装着してあるという。
ラダーにはフォールディング・ステップ(ひょっとしてマスト・ステップを応用?)が付けてある。無論、水中からデッキに上がるためのもの。
尚、この船台は特注で、ボート・ヤードではない、或る場所に置いてあり、レッカー車のクレーンを使って上下架しているという。そういうやり方だったらメンテ費用も抑えられそうだ。
それにしても日本のフリッカでは殆どと言って良いほど喫水線あたりのブーツ・ストライプがきれいにキープされているのに感心する。喫水線のところに藻が付き易いという理由でアメリカではブーツ・ストライプ部分も船底塗料を塗ってしまう場合が多い。
(写真はPSC製434艇中、番数艇名いずれも不詳のフリッカです。)
⇒ まさゆきのヨット小屋
⇒ こちらは以前牛窓に係留してあったPSCフリッカ #407 Ladybird
2010年7月17日土曜日
1988年製 Totoro
トトロを昨日の10年前のフリッカと比較するとちがいは歴然。バックステイは2本になりチェインプレイトがトランサムに直接装着してあること、スターン・プルピット・レイルが全体2段になっていることが分かる。
(尚、1980年代中頃の艇は、スターンプルピット・レイルは全1段。またチェインプレイトに装着したバックステイ2本はこのようにトップまで2本平行のもの、逆Y字型にまとめられたスプリット・ステイ型になっているもの、双方ある。)
トトロのティラーとラダー・チーク(頬板)はマホガニー製。
SANOMAGIC の末四郎氏作。同氏撮影。
コックピット・シートに座って手にするティラーが膝にあたらず操作しやすそうだ。このティラーは一枚の厚板から出来ている。
製作中の様子。下はPSC製ではなく、換装して使われていた出来合いの物。
薄い板を積層する合板式なら材料は半分で済むが、これはまるまる1本をカーブを描いて一枚板から切り取る贅沢なつくりだ。クリック拡大すると鉛筆で描かれたパターンが良く見える。(この写真、および下の各写真はオーナーのM氏撮影。)
板から栽断後、仕上げをし、エピアンのニスを塗って乾燥させているところ。立てて見るとカーブの具合が良く分かる。
この新作ティラーはファクトリー製よりも幅が12mm 大きく、より頑丈になっている。逆に長さは少し短め。
尚、幅寸の拡大に合わせ、ラダー両側に装着されているラダー・チークはティラーが2枚の間に収まるように、各板の内側をそれぞれ6mm くりぬいてある。そのくりぬきを可能にするため、板自体はファクトリー製よりそれぞれ6mm、計12mm 厚いものを使用した。
(写真はいずれもPSC製434艇中360番目 Totoro です。)
⇒トトロ進水
⇒トトロ号海へ帰る
(尚、1980年代中頃の艇は、スターンプルピット・レイルは全1段。またチェインプレイトに装着したバックステイ2本はこのようにトップまで2本平行のもの、逆Y字型にまとめられたスプリット・ステイ型になっているもの、双方ある。)
トトロのティラーとラダー・チーク(頬板)はマホガニー製。
SANOMAGIC の末四郎氏作。同氏撮影。
コックピット・シートに座って手にするティラーが膝にあたらず操作しやすそうだ。このティラーは一枚の厚板から出来ている。
製作中の様子。下はPSC製ではなく、換装して使われていた出来合いの物。
薄い板を積層する合板式なら材料は半分で済むが、これはまるまる1本をカーブを描いて一枚板から切り取る贅沢なつくりだ。クリック拡大すると鉛筆で描かれたパターンが良く見える。(この写真、および下の各写真はオーナーのM氏撮影。)
板から栽断後、仕上げをし、エピアンのニスを塗って乾燥させているところ。立てて見るとカーブの具合が良く分かる。
この新作ティラーはファクトリー製よりも幅が12mm 大きく、より頑丈になっている。逆に長さは少し短め。
尚、幅寸の拡大に合わせ、ラダー両側に装着されているラダー・チークはティラーが2枚の間に収まるように、各板の内側をそれぞれ6mm くりぬいてある。そのくりぬきを可能にするため、板自体はファクトリー製よりそれぞれ6mm、計12mm 厚いものを使用した。
(写真はいずれもPSC製434艇中360番目 Totoro です。)
⇒トトロ進水
⇒トトロ号海へ帰る
2010年7月16日金曜日
シーパップ
フロリダ中部のシーパップ。現オーナーが3年前、ニュー・ジャージーで購入した。当時は3年間陸置きされたままだったという。
1978年製。パシフィック・シークラフトがフリッカの生産を始めた直後の艇。
70年代の艇はバックステイがオフ・センターになっており、トランサム右舷側に突き出したミニ・バンプキンにセットしてある。スターン・プルピット・レイルが真ん中だけ2段になり、下段がメイン・シート・トラベラーになっているのも特徴。
3年前、船底のブリスターを修理した時の写真。
ブリスターを開いて乾燥させた後グラインドし、エポキシーでファイバーグラスを積層。その後、船底全体にエポキシーを3層塗布。キュアしたところでその上に船底塗料を塗ってメンテが完了したところ。
当分、外洋にクルーズすることはないので、トレイラーでもっと簡単にあちこち引っ張れる、より小さいセイルボートに買い換えるため売りに出された。将来的にはまたフリッカを買ってクルーズしたいとのこと。
(写真はいずれもPSC製434艇中074番 Seapup です。)
⇒ フリッカ・ホームページ、売りに出ているフリッカのリスト
1978年製。パシフィック・シークラフトがフリッカの生産を始めた直後の艇。
70年代の艇はバックステイがオフ・センターになっており、トランサム右舷側に突き出したミニ・バンプキンにセットしてある。スターン・プルピット・レイルが真ん中だけ2段になり、下段がメイン・シート・トラベラーになっているのも特徴。
3年前、船底のブリスターを修理した時の写真。
ブリスターを開いて乾燥させた後グラインドし、エポキシーでファイバーグラスを積層。その後、船底全体にエポキシーを3層塗布。キュアしたところでその上に船底塗料を塗ってメンテが完了したところ。
当分、外洋にクルーズすることはないので、トレイラーでもっと簡単にあちこち引っ張れる、より小さいセイルボートに買い換えるため売りに出された。将来的にはまたフリッカを買ってクルーズしたいとのこと。
(写真はいずれもPSC製434艇中074番 Seapup です。)
⇒ フリッカ・ホームページ、売りに出ているフリッカのリスト
2010年7月15日木曜日
レイルからの眺め (Videos)
レース艇のようにウェザー・レイル((風上側デッキの端)に座ってみた。
* 画面が黒くなっている場合でも、スタート・ボタンをクリックされ度。
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
フリッカは一人座っただけで艇のヒール角が5度くらい緩くなる。
レース艇では俗にレイルに座るクルーをレイル・モンキーズと呼ぶことがある。50フィート位のレース艇でも4-5人、それより大きい艇なら7-8人もレイルに座らせている。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
* 画面が黒くなっている場合でも、スタート・ボタンをクリックされ度。
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
フリッカは一人座っただけで艇のヒール角が5度くらい緩くなる。
レース艇では俗にレイルに座るクルーをレイル・モンキーズと呼ぶことがある。50フィート位のレース艇でも4-5人、それより大きい艇なら7-8人もレイルに座らせている。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ
2010年7月14日水曜日
ブラインド (Videos)
* 画面が黒くなっている場合でも、スタート・ボタンをクリックされ度。
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
ハンタース・ポイントの廃墟ビル群の陰に入ると風を遮られ、風速が落ちる。
そこをクリアして勢いを盛り返す。
日本では概して夏は風の弱い所が多いようだが、SF湾は逆に夏がセイリング・シーズン。10ノット以上で息を吹き返し、15ノット、20ノット、25ノットと風が強くなると喜ぶフリッカにとっては、ここの夏は申し分ない。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
ハンタース・ポイントの廃墟ビル群の陰に入ると風を遮られ、風速が落ちる。
そこをクリアして勢いを盛り返す。
日本では概して夏は風の弱い所が多いようだが、SF湾は逆に夏がセイリング・シーズン。10ノット以上で息を吹き返し、15ノット、20ノット、25ノットと風が強くなると喜ぶフリッカにとっては、ここの夏は申し分ない。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
2010年7月13日火曜日
海面の様子 (Videos)
* 画面が黒くなっている場合でも、スタート・ボタンをクリックされ度。
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
キャンドル・スティック沖を通過。
ハンターズ・ポイント沖を通過。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
キャンドル・スティック沖を通過。
ハンターズ・ポイント沖を通過。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
2010年7月12日月曜日
7月10日土曜の風 (Videos)
* 画面が黒くなっている場合でも、スタート・ボタンをクリックされ度。
* Click "Start" button on the viewers, even when they show nothing but pitch black. Videos will play.
西風15ノット、シングル・リーフのメイン、フルの100%ジブ。
西風18.9ノット、ダブル・リーフのメイン、フル・ジブ、対地艇速5.9-6.1ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。
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西風15ノット、シングル・リーフのメイン、フルの100%ジブ。
西風18.9ノット、ダブル・リーフのメイン、フル・ジブ、対地艇速5.9-6.1ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。
2010年7月11日日曜日
ジュビリー、その後
ダブルハンドで5月28日サウス・カロライナを出航、バミューダへ向かったが3日程経って機帆走およびバッテリー充電のために使うエンジンが不調のためノース・カロライナに寄港。
その後は東海岸をホッピングして北上(数日クルーズしては数日港に立ち寄り、好天候を待ってまた出航の繰り返し)。6月16日、クルーズの北端の目的地、カナダのノヴァ・スコーシアに到着。
これはいつの写真か分からない。
バウ・プルピットのプラットフォーム上にセットしてあるのは風の弱い時にジェネカーを張るための伸縮自在のセルデン (Selden) 製バウスプリット。ジェネカーは主にビーム・リーチで効果的な、ジェノアとスピネイカーの合いの子のようなセイル。形はジェノアのようにアシメトリカルだが、ラフはスピネイカー同様フォアステイには付いていない。
ジェネカーはアスピン(アシメトリカル・スピネイカー)に大変似ているが、アスピンはキャンバー(セイルの膨らみ)が深く、ブロード・リーチや真下りのラニングでより効果的。
伸ばしたバウスプリット先端にジェネカーのタックを固定することにより、ジェネカーとフォアステイ間にスペースができるので簡単にジャイブできる。
また、ポート(窓)のすぐ下にある、サイド・デッキ上のシート・トラックも目を引く。ステイスル用と思われる。
セッティーの背もたれの上、サイド・デッキの裏側に出たシート・トラックを留めるボルト・ナットの列。
このシート・トラック、どれほど使い出があるのだろう。もともと狭いサイド・デッキをますます狭くしている。ステイスルのシートなら、ジブのシート・トラックが使える。内側に引き込みが必要ならキャビントップのアイを通して引っ張れるはず。
バルクヘッドにはセレニティーのものと同じ [Mini Galley 2000] が見える。その右前方、コンパニオンウェイ横に出してあるのはチャート・プロッター、ノット・メーターなどをセットしたスウィング。
そのスウィングをコックピット側から見たところ。
マスト後方のシー・フッド上に設置したソフト・タイプのソーラー・パネル。
ジュビリーには風力発電機も付いているが、双方の力を合わせても諸エレクトロニクスをフルタイムで稼動させるだけの充電は出来ず、エンジンに頼らざるを得なかったそうだ。
***
オーナーのウディはノヴァ・スコーシアの友人宅で長く過ごした後、シングルハンドで南下を開始。しかしサウス・カロライナ州まで帰らず、ロード・アイランド州ニューポートでクルーズを終わることにし、ジュビリーは売りに出した。
ロード・アイランド沖では悪天候に巡り合ったという。26歳のクルーがノヴァ・スコーシアで降りて、シングルハンドを試してみたが、一人ではやり切れなかったということだろうか。ノヴァ・スコーシア到達でひとつの達成感があったのかも知れない。
***
尚、同時期(5月31日)にノース・カロライナからシングルハンドでバミューダに向かったフリッカ、レインジャーのチャールズは7日間でバミューダ到着。当地で約1週間過ごした後、復路は9日間で6月21日にノース・カロライナに帰着した。
(写真はいずれもPSC製434艇中418番 Jubilee です。)
⇒ Woody's Passage 今回のクルーズの写真、ビデオはこれから整理次第ボストするとのこと。
⇒ 当ブログのジュビリー関連ポスト 当日のポストの下に過去のポストが全て表示されます。
その後は東海岸をホッピングして北上(数日クルーズしては数日港に立ち寄り、好天候を待ってまた出航の繰り返し)。6月16日、クルーズの北端の目的地、カナダのノヴァ・スコーシアに到着。
これはいつの写真か分からない。
バウ・プルピットのプラットフォーム上にセットしてあるのは風の弱い時にジェネカーを張るための伸縮自在のセルデン (Selden) 製バウスプリット。ジェネカーは主にビーム・リーチで効果的な、ジェノアとスピネイカーの合いの子のようなセイル。形はジェノアのようにアシメトリカルだが、ラフはスピネイカー同様フォアステイには付いていない。
ジェネカーはアスピン(アシメトリカル・スピネイカー)に大変似ているが、アスピンはキャンバー(セイルの膨らみ)が深く、ブロード・リーチや真下りのラニングでより効果的。
伸ばしたバウスプリット先端にジェネカーのタックを固定することにより、ジェネカーとフォアステイ間にスペースができるので簡単にジャイブできる。
また、ポート(窓)のすぐ下にある、サイド・デッキ上のシート・トラックも目を引く。ステイスル用と思われる。
セッティーの背もたれの上、サイド・デッキの裏側に出たシート・トラックを留めるボルト・ナットの列。
このシート・トラック、どれほど使い出があるのだろう。もともと狭いサイド・デッキをますます狭くしている。ステイスルのシートなら、ジブのシート・トラックが使える。内側に引き込みが必要ならキャビントップのアイを通して引っ張れるはず。
バルクヘッドにはセレニティーのものと同じ [Mini Galley 2000] が見える。その右前方、コンパニオンウェイ横に出してあるのはチャート・プロッター、ノット・メーターなどをセットしたスウィング。
そのスウィングをコックピット側から見たところ。
マスト後方のシー・フッド上に設置したソフト・タイプのソーラー・パネル。
ジュビリーには風力発電機も付いているが、双方の力を合わせても諸エレクトロニクスをフルタイムで稼動させるだけの充電は出来ず、エンジンに頼らざるを得なかったそうだ。
***
オーナーのウディはノヴァ・スコーシアの友人宅で長く過ごした後、シングルハンドで南下を開始。しかしサウス・カロライナ州まで帰らず、ロード・アイランド州ニューポートでクルーズを終わることにし、ジュビリーは売りに出した。
ロード・アイランド沖では悪天候に巡り合ったという。26歳のクルーがノヴァ・スコーシアで降りて、シングルハンドを試してみたが、一人ではやり切れなかったということだろうか。ノヴァ・スコーシア到達でひとつの達成感があったのかも知れない。
***
尚、同時期(5月31日)にノース・カロライナからシングルハンドでバミューダに向かったフリッカ、レインジャーのチャールズは7日間でバミューダ到着。当地で約1週間過ごした後、復路は9日間で6月21日にノース・カロライナに帰着した。
(写真はいずれもPSC製434艇中418番 Jubilee です。)
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2010年7月10日土曜日
南へ (Videos)
タックして風のあるゾーンへ向かう。
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後ろから来ていたヨット。スターボードなどと叫ばずにこうして交わすのが一番。
風15ノット、艇速6.2-6.3ノット。この後、7月7日掲載のビデオへ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページにある、今売りに出ているフリッカのリスト
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後ろから来ていたヨット。スターボードなどと叫ばずにこうして交わすのが一番。
風15ノット、艇速6.2-6.3ノット。この後、7月7日掲載のビデオへ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2010年7月9日金曜日
往路続き (Videos)
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ゾーンに入って15.5-18.7ノットの風。メインをシングル・リーフ。
手放しでバランスを見る。
巨大クレーンのある [ハンターズ・ポイント] を回り、北北西のSF市街方向に向かっていたが、そろそろタックして南に向かいたい。そこでまず後ろからの艇を交わすため、針路を北に修正し、スペースをつくっているところ。(肉眼で見るとビデオで見るよりもはるかに近い。)
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ www.yachtworld.com キーワード欄にFlickaと入れてサーチ・ボタンをクリック。
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ゾーンに入って15.5-18.7ノットの風。メインをシングル・リーフ。
手放しでバランスを見る。
巨大クレーンのある [ハンターズ・ポイント] を回り、北北西のSF市街方向に向かっていたが、そろそろタックして南に向かいたい。そこでまず後ろからの艇を交わすため、針路を北に修正し、スペースをつくっているところ。(肉眼で見るとビデオで見るよりもはるかに近い。)
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2010年7月8日木曜日
往路 (Videos)
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北西風10ノットでスタート。
徐々に上がって10-12ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページの新着情報
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北西風10ノットでスタート。
徐々に上がって10-12ノット。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2010年7月7日水曜日
7月3日土曜の風 (Videos)
マリーナへの帰路。
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シングル・リーフのメイン + フル・100%ジブ。西風15.4-18.9ノット、対地艇速6.2-6.9ノット(連れ潮約1ノット)。
サウス・ベイはSF湾奥なのでセントラル・ベイとちがってうねりがない。この日は風の割りには波も低くスムーズ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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シングル・リーフのメイン + フル・100%ジブ。西風15.4-18.9ノット、対地艇速6.2-6.9ノット(連れ潮約1ノット)。
サウス・ベイはSF湾奥なのでセントラル・ベイとちがってうねりがない。この日は風の割りには波も低くスムーズ。
(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2010年7月6日火曜日
シー・ブーツ
シー・ブーツは一見普通のゴム長だが、底がデッキ・シューズ同様、平べったい作りになっている。
画面左側は4年半使ったブーツ。手を入れてデモンストレーションしてみたが、デッキで膝を折って作業する時にこのようにいつも同じ部分が折れ曲がるためゴムに2本長い亀裂が入ってしまった。
しかし何より底が磨耗してツルツルになった。ノン・スキッドのデッキでも滑りやすい。こうなると安全のために即交換が必要だ。
幸い夏なので右側の新しいペアが届くまで2週末、素足で行動していたが、7月3日のセイリングに右側のショート・ブーツが間に合ったので着用開始。
ダイヴァー用ブーツの一種だが、いわば現代版地下足袋。底は天然ゴム、その他の部分は化繊のレイヤーで出来ている。履く時レイヤーを引き伸ばして足を入れるが、フィット感がすばらしく、軽く、滑らず、底も周りも脚の動きに合わせてすんなり曲がるのですこぶる履き心地が良い。膝を折らなくてはならないデッキ上での立ち回りも非常に楽になった。
***
ちなみに通常のシー・ブーツは安いものでも1足60-70ドルするが、台湾製のこのショート・ブーツは20ドル。以前からシー・ブーツとして日本の防水型地下足袋を買おうと思っていたがアメリカでは買えないのでこれに落ち着いた。
寒い時期の保温具合と、濡れた場合の履き心地はまだ分からないが、まずは合格。
***
こちらのドックはコンクリート製が多く、しかもノン・スキッドのように目が立ててあるのでシューズやブーツの底が減りやすい。離着岸時だけでなく、目の前の陸電や水道までついついデッキ・シューズ、シー・ブーツでドックを歩いてしまうが、そのクセはなおさなくてはならない。
コンクリート・ドックは腐らず、歩きやすくて安全だが、素足では歩けない程熱くなるのが欠点。これからはドックに降りる時は常時専用のクロックを履く。冬場にハルやデッキを水道で水洗いする時にはゴム長が必要になるかも知れない。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
画面左側は4年半使ったブーツ。手を入れてデモンストレーションしてみたが、デッキで膝を折って作業する時にこのようにいつも同じ部分が折れ曲がるためゴムに2本長い亀裂が入ってしまった。
しかし何より底が磨耗してツルツルになった。ノン・スキッドのデッキでも滑りやすい。こうなると安全のために即交換が必要だ。
幸い夏なので右側の新しいペアが届くまで2週末、素足で行動していたが、7月3日のセイリングに右側のショート・ブーツが間に合ったので着用開始。
ダイヴァー用ブーツの一種だが、いわば現代版地下足袋。底は天然ゴム、その他の部分は化繊のレイヤーで出来ている。履く時レイヤーを引き伸ばして足を入れるが、フィット感がすばらしく、軽く、滑らず、底も周りも脚の動きに合わせてすんなり曲がるのですこぶる履き心地が良い。膝を折らなくてはならないデッキ上での立ち回りも非常に楽になった。
***
ちなみに通常のシー・ブーツは安いものでも1足60-70ドルするが、台湾製のこのショート・ブーツは20ドル。以前からシー・ブーツとして日本の防水型地下足袋を買おうと思っていたがアメリカでは買えないのでこれに落ち着いた。
寒い時期の保温具合と、濡れた場合の履き心地はまだ分からないが、まずは合格。
***
こちらのドックはコンクリート製が多く、しかもノン・スキッドのように目が立ててあるのでシューズやブーツの底が減りやすい。離着岸時だけでなく、目の前の陸電や水道までついついデッキ・シューズ、シー・ブーツでドックを歩いてしまうが、そのクセはなおさなくてはならない。
コンクリート・ドックは腐らず、歩きやすくて安全だが、素足では歩けない程熱くなるのが欠点。これからはドックに降りる時は常時専用のクロックを履く。冬場にハルやデッキを水道で水洗いする時にはゴム長が必要になるかも知れない。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
2010年7月5日月曜日
虫干し
7月3日土曜日のセイリング後、船中泊して翌4日、快晴の熱い太陽で虫干しをした。
寝袋や毛布類は無論、シート・クッションや、その下の収納の蓋(合板)も全部取り出して、両面とも陽に干す。
(前回ファウル・ウェザー・ギアも干したが今回はスキップ。)シート・クッションはジッパーを開けて干したが、次回はクッションをカバーから取り出して干そうと思う。
前回5月末の3連休時に虫干ししてから船内のイヤな臭いが殆ど消えた。マリーナに着いてハッチを開けた時、臭いがないのは気持ち良い。これからも天気が良く時間のある日には努めて干すようにしたい。
虫干しの間、6個のブロンズ・ポート(窓)とフォアワード・ハッチ、コンパニオンウェイ・ハッチを開け、室内も風通しで乾燥させる。ポートが全部開けられるのは実に便利だ。この写真からは想像しにくいかも知れないが、涼しい乾燥した風がスースー通り抜けて行く。
尚、写真には入っていないが、スターン右舷側には旗日なので星条旗を揚げてある。旗よりも干してある物の方が目立って申し訳ない気持ちだったが、勘弁してもらった。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
寝袋や毛布類は無論、シート・クッションや、その下の収納の蓋(合板)も全部取り出して、両面とも陽に干す。
(前回ファウル・ウェザー・ギアも干したが今回はスキップ。)シート・クッションはジッパーを開けて干したが、次回はクッションをカバーから取り出して干そうと思う。
前回5月末の3連休時に虫干ししてから船内のイヤな臭いが殆ど消えた。マリーナに着いてハッチを開けた時、臭いがないのは気持ち良い。これからも天気が良く時間のある日には努めて干すようにしたい。
虫干しの間、6個のブロンズ・ポート(窓)とフォアワード・ハッチ、コンパニオンウェイ・ハッチを開け、室内も風通しで乾燥させる。ポートが全部開けられるのは実に便利だ。この写真からは想像しにくいかも知れないが、涼しい乾燥した風がスースー通り抜けて行く。
尚、写真には入っていないが、スターン右舷側には旗日なので星条旗を揚げてある。旗よりも干してある物の方が目立って申し訳ない気持ちだったが、勘弁してもらった。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ
2010年7月4日日曜日
バックヤード係留のフリッカ
海の入り江、河川、湖などの岸辺では自宅裏庭にボート・ドックが付いている家を良く見かける。SF湾でもイースト・ベイのアラミダ島や、エンジェル・アイランド近くのティバロンなどを初め、方々で目にする。
これはフロリダ州フォート・マイヤーズ近郊で家の庭先に係留中のフリッカ、リッチクラフト。
フリッカはドラフト(喫水線から船底の一番低い箇所まで)が3フィート3インチ、つまり1m未満。係留場所の制限も少ない。
***
日本でも伊勢・志摩あたりでは自宅前に係留できる家が [少なくない] ようだ。ちょっと高いが長崎のハウス・テンボスや、[瀬戸内] にもある。
また例えば鹿児島県は条例で20トン以下の船艇は船種を問わず漁港など港湾での係留は全て無料と定められている。無論皆さん漁船その他業務に携っている船艇の迷惑にならない場所に良くコミュニケートして係留しているが、漁師の皆さんもヨット乗りに対して仲間に対応するように親切だ。
大都市で仕事のある中は仕方がないだろうが、リタイア後は住む地を選べばボート・ライフも豊かにできるにちがいない。
***
7月4日はアメリカ独立記念日。今週末は3連休。今日(土曜)これからセイリングに出かけ、夜は船中泊する。
(写真はいずれもPSC製434艇中094番 Richcraft です。)
⇒ フリッカ・ホームページのフリッカ・データベース
これはフロリダ州フォート・マイヤーズ近郊で家の庭先に係留中のフリッカ、リッチクラフト。
フリッカはドラフト(喫水線から船底の一番低い箇所まで)が3フィート3インチ、つまり1m未満。係留場所の制限も少ない。
***
日本でも伊勢・志摩あたりでは自宅前に係留できる家が [少なくない] ようだ。ちょっと高いが長崎のハウス・テンボスや、[瀬戸内] にもある。
また例えば鹿児島県は条例で20トン以下の船艇は船種を問わず漁港など港湾での係留は全て無料と定められている。無論皆さん漁船その他業務に携っている船艇の迷惑にならない場所に良くコミュニケートして係留しているが、漁師の皆さんもヨット乗りに対して仲間に対応するように親切だ。
大都市で仕事のある中は仕方がないだろうが、リタイア後は住む地を選べばボート・ライフも豊かにできるにちがいない。
***
7月4日はアメリカ独立記念日。今週末は3連休。今日(土曜)これからセイリングに出かけ、夜は船中泊する。
(写真はいずれもPSC製434艇中094番 Richcraft です。)
⇒ フリッカ・ホームページのフリッカ・データベース
2010年7月3日土曜日
コックピットのないフリッカ - リストア進行中 8
このフリッカをリストア中のオーナーは、フル・タイムの仕事、結婚、中国への新婚旅行、親族や友人との付き合い、週末のセイリング、その他国内旅行など、なかなか活動的で多忙の身らしい。
6月中旬、ファイバーグラス積層時のコアになる合板を切り取っているところ。コックピットのどの部分のコアになるのか説明はない。
[前回の写真] を見てみると形からしてポート側コックピット・シートのようだが、既に積層済みのグラスの上にこれを置き、その上にさらにグラスを積層して行くということのようだ。
既に手当て済みの層は一番下が合板だから、下から合板、グラス2-3層、合板(写真の板)、グラス2-3層、という形になるのだろうか。
(上の写真はいつもの [フリッカ・リストアのフォルダ] ではなく、[近況のフォルダ] に入っていた。)
これは今年1月、リストア開始のため、SF湾のソーサリートから8時間の回航を終え、陸置場のあるマリーナに到着した時のもの。
リストアが終わってまた水に浮かぶのはいつになるだろう。(尚、本人はフリッカに先行して2009年3月-2010年4月まで [別のセイルボートのリストア] も行い、完了させている。)
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980年製フリッカです。)
⇒ 進展状況は [ここでチェック] 。
6月中旬、ファイバーグラス積層時のコアになる合板を切り取っているところ。コックピットのどの部分のコアになるのか説明はない。
[前回の写真] を見てみると形からしてポート側コックピット・シートのようだが、既に積層済みのグラスの上にこれを置き、その上にさらにグラスを積層して行くということのようだ。
既に手当て済みの層は一番下が合板だから、下から合板、グラス2-3層、合板(写真の板)、グラス2-3層、という形になるのだろうか。
(上の写真はいつもの [フリッカ・リストアのフォルダ] ではなく、[近況のフォルダ] に入っていた。)
これは今年1月、リストア開始のため、SF湾のソーサリートから8時間の回航を終え、陸置場のあるマリーナに到着した時のもの。
リストアが終わってまた水に浮かぶのはいつになるだろう。(尚、本人はフリッカに先行して2009年3月-2010年4月まで [別のセイルボートのリストア] も行い、完了させている。)
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980年製フリッカです。)
⇒ 進展状況は [ここでチェック] 。
2010年7月2日金曜日
Close Encounters of The Flicka Kind
日本流に言うなら 『フリッカとの遭遇』 。会う約束も予測もしていないのに突然現れたフリッカ。
シアトルのフリッカ、トゥーカンが6月最後の週末 [ブレイク島] の前で見かけたフリッカ。南に向かっていたトゥーカンとすれ違った。
トゥーカンのオーナー、ロンによると、これまで数年で少なくとも15ハイのフリッカに遭遇したという。ロンはこの数から同海域にいるフリッカはその2倍の約30パイ程と想像している。
東京湾では去る5月、 [トトロがオレンジ・ブロッサム II に遭遇] した。
SF湾には10杯近くのフリッカがいると思うが、まだ帆走中に出会ったことはない。パシフィック・シークラフト姉妹艇に遭遇したのはデイナ24とPSC37だけだ。
(写真はPSC製434艇中、番数艇名とも不詳のフリッカです。)
⇒ Toucan ホームページ 左のメニューの Blog をクリック。
シアトルのフリッカ、トゥーカンが6月最後の週末 [ブレイク島] の前で見かけたフリッカ。南に向かっていたトゥーカンとすれ違った。
トゥーカンのオーナー、ロンによると、これまで数年で少なくとも15ハイのフリッカに遭遇したという。ロンはこの数から同海域にいるフリッカはその2倍の約30パイ程と想像している。
東京湾では去る5月、 [トトロがオレンジ・ブロッサム II に遭遇] した。
SF湾には10杯近くのフリッカがいると思うが、まだ帆走中に出会ったことはない。パシフィック・シークラフト姉妹艇に遭遇したのはデイナ24とPSC37だけだ。
(写真はPSC製434艇中、番数艇名とも不詳のフリッカです。)
⇒ Toucan ホームページ 左のメニューの Blog をクリック。
2010年7月1日木曜日
バイヨ・リッチオの船体塗装
ハルのサイドの仕上げは塗装かジェルコート。新艇の時は無論ジェルコートだが、何年、何十年経って、塗装仕上げにする人も多い。
1997年製のバイヨ・リッチオでは前(2代目)オーナーが、 [デュポンのイムロン] を使っていた。何年経ったか不明だが、あちこちポロポロ剥がれ落ちて、落ちた部分を補修するということが繰り返されていたらしい。
そこで現オーナーは今年6月塗料を全部剥がして、プライマー(下塗り)からやり直した。
イムロンや [オールグリップ] も検討したが、結局塗ってもらった塗料はプライマーも仕上げも [アレックスシール] 。
塗布しやすい、長持ちする、補修しやすいというのがアレックスシールの売り文句らしい。
色は以前のものに合わせ、Jade Mist Green という緑。実際補修が必要になるまでどのくらい持つだろうか。
ところでフリッカ船体の塗装で時間を取るのがスクロールワーク。
このスクロールワーク、マスキングして吹き付けたのだろうか。(セレニティーでは面相筆で注意深く手塗りした。)
尚、サノマジックで使っている船体塗料はオランダ製の [エピファン] 。無論 [トトロもエピファン] だ。末四郎氏の選んだ塗料だから検討する価値がある。
***
さて、古い塗料を落として新しく塗布し直すのは比較的短時間で出来、仕上がりの見栄えも良い。しかし、持ちはジェルコートが一番。ジェルコートはポリエステル樹脂である。塗料に比べ3倍くらいの厚さになるまでスプレイする(スプレイとサンディングを繰り返しながら厚みを増して行く)。最後の仕上げまでに大変な労力が掛かるが、持ちに加え、滲み出てくるような輝きは魅力だ。
沖縄の頼(たのもし)のハル改修は [ジェルコートで行った] 。ジェルコートのメンテはワックスやニューグラス2等の保護剤の塗布と、何年毎かのバフ。無論コンパウンドを使ってバフする度にジェルコートは薄くなって行くが、再塗布が必要になるまでは長年かかる。
ちなみにセレニティーは26年目。ベージュ色が殆ど白になっているが、まだファクトリー・フィニッシのジェルコートのままだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中、433番目 Ballo Liscio です。)
⇒ フリッカ・ホームページのデータベースにある同艇の紹介
1997年製のバイヨ・リッチオでは前(2代目)オーナーが、 [デュポンのイムロン] を使っていた。何年経ったか不明だが、あちこちポロポロ剥がれ落ちて、落ちた部分を補修するということが繰り返されていたらしい。
そこで現オーナーは今年6月塗料を全部剥がして、プライマー(下塗り)からやり直した。
イムロンや [オールグリップ] も検討したが、結局塗ってもらった塗料はプライマーも仕上げも [アレックスシール] 。
塗布しやすい、長持ちする、補修しやすいというのがアレックスシールの売り文句らしい。
色は以前のものに合わせ、Jade Mist Green という緑。実際補修が必要になるまでどのくらい持つだろうか。
ところでフリッカ船体の塗装で時間を取るのがスクロールワーク。
このスクロールワーク、マスキングして吹き付けたのだろうか。(セレニティーでは面相筆で注意深く手塗りした。)
尚、サノマジックで使っている船体塗料はオランダ製の [エピファン] 。無論 [トトロもエピファン] だ。末四郎氏の選んだ塗料だから検討する価値がある。
***
さて、古い塗料を落として新しく塗布し直すのは比較的短時間で出来、仕上がりの見栄えも良い。しかし、持ちはジェルコートが一番。ジェルコートはポリエステル樹脂である。塗料に比べ3倍くらいの厚さになるまでスプレイする(スプレイとサンディングを繰り返しながら厚みを増して行く)。最後の仕上げまでに大変な労力が掛かるが、持ちに加え、滲み出てくるような輝きは魅力だ。
沖縄の頼(たのもし)のハル改修は [ジェルコートで行った] 。ジェルコートのメンテはワックスやニューグラス2等の保護剤の塗布と、何年毎かのバフ。無論コンパウンドを使ってバフする度にジェルコートは薄くなって行くが、再塗布が必要になるまでは長年かかる。
ちなみにセレニティーは26年目。ベージュ色が殆ど白になっているが、まだファクトリー・フィニッシのジェルコートのままだ。
(写真はいずれもPSC製434艇中、433番目 Ballo Liscio です。)
⇒ フリッカ・ホームページのデータベースにある同艇の紹介
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