海の入り江、河川、湖などの岸辺では自宅裏庭にボート・ドックが付いている家を良く見かける。SF湾でもイースト・ベイのアラミダ島や、エンジェル・アイランド近くのティバロンなどを初め、方々で目にする。
これはフロリダ州フォート・マイヤーズ近郊で家の庭先に係留中のフリッカ、リッチクラフト。
フリッカはドラフト(喫水線から船底の一番低い箇所まで)が3フィート3インチ、つまり1m未満。係留場所の制限も少ない。
***
日本でも伊勢・志摩あたりでは自宅前に係留できる家が [少なくない] ようだ。ちょっと高いが長崎のハウス・テンボスや、[瀬戸内] にもある。
また例えば鹿児島県は条例で20トン以下の船艇は船種を問わず漁港など港湾での係留は全て無料と定められている。無論皆さん漁船その他業務に携っている船艇の迷惑にならない場所に良くコミュニケートして係留しているが、漁師の皆さんもヨット乗りに対して仲間に対応するように親切だ。
大都市で仕事のある中は仕方がないだろうが、リタイア後は住む地を選べばボート・ライフも豊かにできるにちがいない。
***
7月4日はアメリカ独立記念日。今週末は3連休。今日(土曜)これからセイリングに出かけ、夜は船中泊する。
(写真はいずれもPSC製434艇中094番 Richcraft です。)
⇒ フリッカ・ホームページのフリッカ・データベース