2010年5月30日日曜日

キャスリーンのエンジン

コックピットからのエンジン・アクセス口はこの手前のハッチ。

デッキ・モールドもハル・モールドと同じく1983年末以前の旧型なので、コックピット・ソール(床)、ハッチ・カバーの形状がそれ以降のものと違っている。

エンジン・ダッシボードの位置が低い。その上に付いているのはブロンズ製のメカニカルなインクリノメーター。







ハッチを開けて見えるエンジンは換装したもので、[アメリカン・パイと同じく]、赤いウェスタービーク2気筒エンジン。














ウォーターロック(マフラー)は [センテック・インダストリーズ製] のようだ。理想的に艇のセンターライン上に設置されている。













キャビンからのアクセス口。

エンジンの両肩上に見える白いビニールの筒はコックピットの排水管。


1983年末からの改訂型ではコックピットの排水管にフレキシブルなマリーン・イグゾースト・ホースを使い、右舷のものは左舷に左舷のものは右舷にクロスしながら下に伸び、スルー・ハルを通って水中に排出するようになっているが、この型では排水管がスターンへ伸びているので、追波の時、水が逆流してコックピットに噴き出すことがあるのが難点だ。

(写真はPSC製434艇中番数未確認、1980年製 Kathleen or Cathleen です。)
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