マリーナ・デル・レイのフリッカ、ノウマッドは外洋クルーズに備え、強風の日を選んでマリーナのメイン・チャネルやマリーナ外でセイル・トレーニングを楽しんでいる。
130~140%のファーリング・ジェノアを付けたフリッカのオーナー諸氏は、メインは揚げず、ジェノアだけで帆走した経験のある人も多いだろう。
5月22日、サンタモニカ湾は風が15~20ノットから25~30ノットに急変した。メインと80%のハンク式ジブをいずれもフルに揚げて帆走していたオーナーのビルは、まずメインをシングル・リーフしたが、その後すぐにダブル・リーフ。しかしそれでもオーバー・パワーだったのでメインを完全に降ろし、しばらくジブだけで、上り、下り、リーチと試したそうだ。
写真は80%ジブだけで走っている様子。
これを見て思ったが、フリッカは果たしてジブだけでヒーブ・ツーするだろうか。今度シングル・リーフのジブだけを揚げたセレ二ティーで実際に試してみようと思う。
***
この⇒ [YouTubeのビデオ] は別の日、ノーマッドがマリーナ・デル・レイのメイン・チャネルを西風に向かって上って行く様子。メインはダブル・リーフ、80%ジブはフル。風20~25ノット、パフ30ノット。ジブを担当しているのは別のフリッカのオーナー、マーティー。
MdRではエンジンの助けを借りない場合、こうしてチャネルの真ん中をタックしながらサンタモニカ湾に出て行く。懐かしい。
(写真はいずれもPSC製434艇中054番 Nomad です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるノウマッドのブログ