オリジナル・ボルトのサイズは直径3/8インチ、長さ4インチ。オリジナルより厚い板を使用したので、オリジナルの次に長い規格の4.5インチ・ボルトを差して様子を見る。
この後、チークにセトールを塗って乾燥させ、ボルト9本をちょうどの寸法にカットし、ベディング・コンパウンドを使って本装着をする。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ホームページ、売りに出ているフリッカの一覧
マストからの荷重を心配した(神経質な)オーナーにも対応できるファクトリー・オプションだったと思われる。
スターボード側、コンパニオンウェイ横に個室ヘッドがないので、セッティーにも無理なく横になれそうだ。
このようにレバーの付いた清水ポンプはオプションで選べたようだ。ドリンク・ホールダーは出来合いのティーク製品があるので後付けだろう。
このフリッカも良く観るとなかなか個性がある。
フォア・デッキ中央にはスタンダードのブロンズ製クリートではなく、いわゆる十字型のサムソン・ポストを設置。
スターン中央のティーク板やエンジン・コントロール計器盤のカバーは手造りなのだろうか。
この写真右上、かろうじてプルピット・パイプ上にステップさせたブーム・ギャローズが見える。半円形の切り込みでパイプを挟んで立っている。
このフリッカは自作艇だが、アーチはこのようにマリン合板にファイバーグラスをレジンで固めて積層してある。写真は製作中のロバート・コリヤー(Robert Collier)。
1981年製と思われるこの艇、キャビン内の仕上げはオーナー・フィニッシかも知れない。またオリジナル・オーナーが神経質な人で、どうしても無いと心配だと、ファクトリーにカスタマイズ・オーダーを出したのかも知れない。
このフリッカには他にも一風変わったところがある。まずはこれ、逆Y字型のスプリット・バックステイ。
この写真、部分的なのが残念だが、コックピット・シートに注目。
オーナーのビル・ホーガンは将来の外洋クルーズに備え、強風の日は必ず出航してトレーニングを積んでいるという。
本日の写真はいずれも今年の夏のものだが、去る10月27日には、風35ノット(突風は40-50ノット)、波浪10+フィートの中、風上に向けてビーティングしながら港に戻ったそうだ。
1978年と言えばPSC(パシフィック・シークラフト)がフリッカを作り始めた年。メイン・ハッチなどに初期フリッカの特徴が見られる。
Nomad 1978 Hull #54 @ Marina del Rey, CA.| San Francisco | |||
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