持ち帰った古いチーク(頬板)をパターンにして、自宅作業場で新しいチークを製作する。
持ち帰った古い板はホワイト・オーク材。背景の板は新しいチークの素材、ブラジル産ティーク。ティークは油を含み腐り難いので使用する。
ホワイト・オークにくっきりインプリントされた(めり込んだ)ウォッシャーの痕。
特に一番右上のものはウォッシャーがオーク材の筋目にめり込んだ結果、オーク材にひび割れが走っている。
このようなことが起きないように、新作チークの外側には同型に切ったステンレススチール板を重ねることも考えているが、とりあえずSS板なしで試してみようかとも思う。このティーク材はオーク材よりはるかにファイバーの密度が高く、硬い。重さも1.5倍近くある。
昨日書いたように、内側にはピントルの装着部をカバーするためのホゾ穴が開けてある。
チーク装着時のベディング・コンパウンドには水道工事屋の使うパティが使ってあった。スターボード側の板のホゾ穴からはパティを除去してみた。ホゾ穴が二段になっているのが見える。
パターンを取って製作開始。
まず外周のカーブに沿って直線で荒切り。電動円ノコと手引きノコでカットした。このあと電動グラインダーで削ってカーブを仕上げるつもり。
尚、ボルト孔の位置はパターン(古いチーク)を上に置いて密着させ、パターンの孔から同径のドリルを入れ、浅掘りして位置をマークしてある。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
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