マストからの荷重を心配した(神経質な)オーナーにも対応できるファクトリー・オプションだったと思われる。この艇はヘッド(トイレ)がVバース入り口、台形クッションの下にあるタイプだから、カーテンで仕切って臨時個室にしやすい利点もある。
スターボード側、コンパニオンウェイ横に個室ヘッドがないので、セッティーにも無理なく横になれそうだ。
このようにレバーの付いた清水ポンプはオプションで選べたようだ。ドリンク・ホールダーは出来合いのティーク製品があるので後付けだろう。下部に見える折りたたみ式テーブルはスタンダードの白ではなく、周辺にストッパーのトリムの付いた昔流。レンジとクォーター・バースの境のトリムが2段になっているのは何か理由があってのことだろうか。
(写真はいずれもPSC製434艇中番数不明、1982年製 Island Maiden です。)
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