両方とも装着時に苦労しないように随分余裕をもたせてある。そのためか、良く測ると長方形の幅は奥の部分の方が入り口部分より1/16インチほど広かったり、長円は形が雲形になったり、随分おおらかに作ってある。
しかし、深さだけはどこを計っても1段目5/16インチ、2段目3/16インチ、計1/2インチと正確だ。
(効率をあげるため2枚目の時はもっと径の大きいドリルを使った。)
深堀りしないように頻繁に定規で深さを計測した。鉄のヤスリでゴシゴシ擦ると面がきちっと出て形が明確になるので大変重宝した。(尚、定規の十字架の短い棒はスライドする。それを木の表面に置き、頭の部分を穴に入れて深さを測る。スライドをセットした値で止めておき、頭を突っ込むと手っ取り早く深浅が分かる。)
細かい仕上げは1段目も掘った後に行う。
入り口部分は外から深さが良く分かるので浅めにカットした線を手引きノコでちょうどの深さまでカット。その部分からノミを入れ始める。
(註:半円形カット・ツール = ファイン・ツールは回転ではなく、細かい振動でカットするツールなので円ノコのように円形でなくとも切れる。)
穴は2段とも、最後の仕上げは細いノミと鉄のヤスリで行った。
(写真はいずれもPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
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