これはニュージーランドで同艇を購入し、同国で馴らしのクルーズをしていた時の1枚。
当シリーズ最後に帆走姿を1枚。
キニヨン製マストヘッドにはスピネイカー用ベイル（U字型金物）が標準で付いていると思ったが、この艇には見えない。
船外機は何代目か分からないが、現在はニッサン・マリーンの9.5馬力エンジン。
ガソリン・タンクは所定位置（コックピット後方）。
Vバース正面のドアはチェイン・ロッカーへのアクセス口。
ギャリーのアウトボード側の棚は自作かも知れないが、大小のボックスを設えて使い勝手は良さそうだ。
ギャリー・シンクの両側の蓋（右=アイスボックス、左＝収納）も特製の様だ。
この艇はボックス型収納の使い方がうまい。
フォアからアフトを望む。
周知の様に初期艇では配電盤が右舷側にある。
クロースアップ。
右舷後方の大型ポート。
前方2個の小型ポート。
左舷側前方2個のポート。
左舷側後方の大型ポート。
メインシートはスターン・プルピット・レイルに装着の初期型。
バウスプリットは合板部の剥離が目立っている様だが、そろそろ交換時期だろうか。
34年前の造船だから方々少しづつ直して行く必要があるだろうが、US$ 16,500 で売りに出ている。
CQRアンカーがバウ・プラットフォームのアンカー・ローラーから垂れているのが気になる。
ボブステイはPVCパイプで保護してある様だが、いつもこの位置で固定しているのだろうか。
今年 [1月11日] から15日に渡ってシリーズで見た時のカワバンガとは係留場所が異なる。
右舷側の緑のカバーを被ったバーベキュー･セットは2012年に新品に換装。
以前から気になっていたSS製のバー。両舷共、真ん中のスタンションからフォアのスタンションの間に渡してある。
さて、良く分からない写真が1枚。
この艇は後期の艇（413番）で、フォアデッキのクリートは平行2本仕立てなので、それで充分と思われるが、このオーナーにとっては明らかに不足だった様だ。
係留ラインはマリーナでは過分のダブル・アップかと思っていたが、右舷側はトリプル･アップ。
両サイドには円形の窓。
スターン・プルピット・レイルにはブームギャローズとしても使えそうな、やはりSSパイプ製のバーを装着。
フォアデッキには以前の写真には無かったインフレイタブル・ディンギーの姿。
ボブステイはアンカー・チェインが当たって音を出したり、ロード（ライン）が擦れたりしないよう、PVCパイプで保護。
ギャリー周りは固定式小型ポートライトを除きスタンダードな造りの様だが目立たない工夫も垣間見える。
アイスボックスには特製らしきスノコが仕込まれている。
これは標準的な非圧式2口アルコール・レンジ。
クォーター・バースを望む。
バルクヘッドの装着物はティーク製コート・フックの様だが、サイドデッキ下の黒や白のものは何だろう。
ギャリーのコーナー辺りにギンボル式プロパン・コンロも付けられる。
手前右の長いセッティーには大人一人が横になれる。
一等後ろの大型ポートだけは開閉式だ。
バルクヘッドには頑丈なブロンズ製コート・フックと鏡。
オープン・レイアウト艇では配電盤は右舷側にある。
外から見ると殆ど分からないが、この様に前二つの小型ポートライトは締め切り式だ。
両舷の棚にはティークの柵の代わりにネットを張ってある。
右舷側の棚に乗せてあるのはいずれもポータブルのパラフィン・オイル・ランプとシップス・ベル。
画面右、ポート側の壁の灰色の器は外付け燃料ポンプに見えるが、燃料フィルターだろうか。
その上のコンパニオンウェイの切り込みは深い旧型。
隣り（奥）に写っているのもフリッカ（[フェイアウェイ]）だ。
クォーターから見た姿。
ジブはハンク式。