この艇は他艇にないユニークな作りが目立つ。
画面手前のポールの収納法やフェンダーの下げ方の工夫も興しろいが、ブーム下のシーフッドに注目され度。
シーフッドには各舷2本、センターラインに1本、計5本のグラッブ・ハンドルが付いている。
その横の長いグラッブ・レイルは手摺りとしても、ハウストップでのメインスルのリーフ作業時の足の踏み場としても重宝するが、この様なアスワートシップ(舷から舷の方向)に付けられたハンドルも安全のために多いに役立つかも知れない。
バンジー・コードがあればカー・ラックの様に何かを固定するのにも使えそうだ。
(写真はPSC製434艇中054番目 Nomad です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)