メキシコ・コルテズ海のノウマッドの話しを続ける。
本日はいかにもクルージング中の艇らしい室内の様子。
Vバースは全体が収納スペースとして使われている。
バース周辺はハモックやネットを多用。
バース・クッション上には取り外したハード・タイプのソーラーパネル、その手前にディンギー用船外機。右舷側には取り外した風力発電機の羽根。実際にバースとして体を横にしているのはオープン・レイアウト型フリッカに特有の長いセッティーのようだ。
クォーター・バースも完全な物置と化している。
コンロは非圧式アルコール・コンロもあるが、普段はこのブタン・ガス卓上コンロを使っているらしい。
コンパニオンウェイ下にあるのは冷凍庫・冷蔵庫。この艇は船外機仕様なので、エンジン冷却水取水用スルーハルのシー・コック開閉などの邪魔にはならない。
室内全般に多くの物が雑然と置かれているように見えるが、本人にとっては殆ど全ての物がアクセスの良い様に整理されているのだろう。ともかくフリッカは重排水量艇なのでクルーズに必要な多くの物が積み込める。
(写真はPSC製434艇中054番目 Nomad です。)
⇒ フリッカ・ホームページ