4月6日土曜日、天候が優れずセトール塗布ができないので、ソーラーヴェントの換装を行う。新品は通常約$180の品をWMのセールで約$100で購入。
実は過去2年程1日24時間稼動のキャビン換気用 [ソーラーヴェント] がお日様の出ている時しか動かなくなっていた。
原因はトップのソーラー・パネル部を外してその下にある本体に収納されている充電式電池を交換中、パネル部をうっかり手元から下に落とした弾みでパネルからの極細配線が本体へのハンダ付け部から切れてしまった事。たまたまハンダ・セットを艇に置いていなかったので電線をメカニカルに本体メタル板に装着していたのだが、上記の様に太陽光での稼動はするが夜間稼動用の電池を充電できなくなっていた。
ネジ3本を緩め、トップのソーラー・パネル部を含む本体を下のベース部から抜き取ったところ。
換装とは言え、今回ベース部はメンテを施してそのまま使う。
汚れを拭き、荒天時に閉じるダンパーの筒が動かなくなるのを防止するため O リング周辺にシリコン・グリースを塗る。
ダンパーを元に戻してメンテ完了。
右の新品はベース部のダンパーの上に載せてあるため大きく見えるが旧品と全く同サイズ。
新品のトップ部をネジ3本で装着して出来上がり。
今度は4枚羽根の上に立っている左の旧品の方が大きく見えるが同サイズ。
新旧の違いはソーラーパネルのコーナーがカットされているかいないか、のみ。(ボックスには More Power と大々的に書いてある。) 尚、新品はこの日の装着に先だち、モーターのスイッチをオフにしたままトップ部全体を太陽の下5~6日間自宅屋外に出して電池を充電した。
キャビン内から見たところ。
24時間稼動しているか5月の船内泊時に確認予定。
旧品も電線を接続するべき位置にハンダ付けした上で新電池を充電、24時間稼動に戻るか試してみたい。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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