クリッパー・コウヴでは場所がコウヴ中央しか空いていない場合、スターン・アンカー(ハイドロバブル)で錨泊予定だったが、アンカーを降ろした所は風波の最も少ないビーチ前のスポット。このビーチは遠浅ではなく岸から急に深くなっている。しかし何せビーチに近いので、アンカーはバウ、スターンの2本打ちとした。
風上のバウは昨夜と同じフォートレスを同じ仕掛けで。
スターンにはハイドロバブル。
45フィート・チェインに加え、ラインを8フィート程出してクリートにヒッチ。
右舷側からのスプリング・ラインをローリング・ヒッチでラインに結んで逆Y字型の設定。
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[チャート(海図)] 。南西にあるグリーンの2フィート帯の少し沖に停泊。水深約6フィート 。(チャートはポイントを選んでクリックで拡大。)
東方向。
夕刻になって工事中のベイ・ブリッジ東側スパンがライト・アップされた。
北西方向。
間もなく夜の帳が下りる。
翌朝6時半。
周りのボートは全てバウ・アンカーのみ。
セレニティーは風の強い時、時折バウを20~30度程振るだけで、スターンはびくともせず、定位置を確保。
すぐ隣りのセイルボートはセレニティーとはものの40~50フィートしか離れていないのだが、画面左のバンクの防御を受けないため風当りがあり、一晩中アンカーの周りを360度回転していた。
(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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