朝から赤い三角旗ひとつ(スモール・クラフト・アドヴァイザリー)が出ていたのでメインをダブル・リーフ、ついでにめったにしないジブのリーフも入れて出航。
準備万端でマリーナを出たが、いつもの西風はなく、南西風。春や秋の風情だ。北に向かったが無風に近く、いつもと逆の南の海域に向かっている。この時風は13~14ノット、対地艇速約4.5~4.7ノット。
ジブのリーフの入れ方は基本的にメインと同じ。しかしフル・セイル時のクルーの引きを緩めフット全体を少しフォアに引っ張ってずらしてやらないとリーフ用タックをリーフ用フックに掛けることが出来ない、クルーに通してクルーをアフトに引くフル・セイル時、リーフ時の各クルー用ラインの伸展短縮もブーム上で処理し、ブームに装着のクリートにヒッチ、など、メインとは細かいやり方が違う。たまにやっておかないと細かい注意点をつい忘れてしまい勝ちなので1年に2~3回はやるようにしている。
尚、セイルのフットをブームに装着しているのはメインのように [この図] 1や2のグルーヴ中を走るスラッグ式ではなく、3のイクスターナル式。木のブーム(昔流)だから仕方が無いが滑りは良くない。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)