シャンティーは長尺のカヤックはさすがに [右舷アウトボード] に置いているが、スターン・プルピット・レイルは色々必要な物をセットしておくには好都合の場所だ。
一般にスターン・プルピット・レイルを見ると艇のオーナーがどのようなセイリング、ボート・ライフを楽しんでいるのか良く分かる。
STB側の端には釣りに欠かせないロッド・ホールダー(釣竿立て)。
その隣にはどのような泊地でも対応できるようにスターン・アンカーとディンギー用の船外機(カヤックの他、インフレイタブルのディンギーも持っているらしい)。細長いアルミ・タンクはギャリーのコンロ用プロパン・ガス・ボンベ。
2本のポスト(支柱)部分にもロッド・ホールダーを装着。恐らくSTB側と同じくポート側の端にも1個付いているだろう。
真ん中トップはバーベキュー・グリル(これもプロパン仕様のようだ)。横にしてあるのは艇への昇降用折り畳み式ラダー(梯子 = コックピット横に装着する)。これだけ揃っていればいつどこへクルーズしても不自由はないだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)