フリッカのクラシックなキャビンには、暖かい光が似合うこともあって、灯油ランプやパラフィン(蝋)ランプを好むオーナーも多い。
シアトルのトゥーカンの室内。明かりのついているのはギンボル式バラフィン・ランプ。一見液体パラフィン・ランプとも見れるが固体(蝋燭)用のようだ。
右のランプは灯油ランプ。中ほど白い袋が吊るしてあるのは12Vの室内灯。
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セレニティではバッテリーを消耗する12Vの2種計4ヶの室内灯は一切点けず、味気ない陸電用蛍光灯を使っている。
しかし、スターボード側個室ヘッドのバルクヘッドにはギンボル式灯油ランプが付いている。
後ろには鏡があり、前方に光を反射する。鏡は形態(ティークの上角を落としてスペースにフィットするように作り直した仕上がりの良さ)からして、新艇建造時、オリジナル・オーナーがファクトリーにオーダーしたもののようだ。このランプ、まだ使ったことは無いが、陸電のとれないところでは活躍してくれるだろう。
消火器の位置をもう少し考えてくれれば良かったのに、と思う。コンパニオンウェイ横に移すことを思案中。
(写真上2枚はPSC製434艇中340番目 Toucan、下は295番目 Serenity です。)⇒Toucanホームページ