2009年12月28日月曜日
1986年製
このPSC製フリッカは船外機仕様、インテリアはヘッドが個室ではなくVバースにあるオープン・レイアウト型。1986年製という。
これまで1983年後期から1984年初頭頃PSCがデッキ・モールドをブリッジ・デッキなどのついた新しいタイプに変えた時から同社のフリッカはすべて船内機・個室ヘッド型になったものと思っていた。しかし、少なくとも1986年にはまだこのタイプが製造されていたということになる。
船外機は日産の6馬力。プロペラはエレファント・イアーと呼ばれる大きな三枚羽。
コックピットのカバーの下は4ガロン(16リットル弱)の主燃料タンク。スターボード側コーミングの壁に付けた金具はメイン・シート懸架用か。
メイン・シートはブームエンド型のようだが、見ての通りブリッジ・デッキ上にトラベラーがある。少なくとも一時期はミッドブーム型だったようだ。
Vバース下のヘッドはポータ・ポッティーで済ませてある。
PSC製フリッカが例外なく船内機・個室ヘッド型になったのは何年何月のことだろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中、番数未確認、無名の1986年製フリッカです。)
⇒フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース