2009年7月20日月曜日

ツイン・フォアステイズ

オレゴンからハワイのオアフ島に到着したフリッカ 『スヌーカムス』 の真新しいフォアステイ。

見ての通り、平行して2本張ってある。










同、フォアから見たところ。











各ステイにジブを一枚づつハンク・オンしてダウン・ウィンド・セイリング。

リーチやクロースホールドの時には1枚を降ろす。(片舷に重ねても可。この写真、各ハンクの高さが左右のジブで微妙にずらしてある点に注意。2枚を片舷に重ねる時のための工夫だ。)






無論、ツイン・ジブのセットアップはフォアステイが1本しかなくてもできる。その場合、左右のジブのハンクを交互に掛けていく。フォアステイ1本の場合、リーチングやクロースホールドの時、2枚とも同じ舷に引いてダブル・アップするのが一般的。

いずれにしても、ツイン・ヘッスルのセットアップはスピネイカーの代わりになり、扱いやすいのでシングルハンドやショートハンドで長期クルージングに出る艇では昔から良く使われてきた。

(写真はいずれもPSC製434艇中148番目 Snookums です。)
フリッカ・ホームページ