オレゴンからハワイのオアフ島に到着したフリッカ 『スヌーカムス』 の真新しいフォアステイ。
見ての通り、平行して2本張ってある。
同、フォアから見たところ。
各ステイにジブを一枚づつハンク・オンしてダウン・ウィンド・セイリング。
リーチやクロースホールドの時には1枚を降ろす。(片舷に重ねても可。この写真、各ハンクの高さが左右のジブで微妙にずらしてある点に注意。2枚を片舷に重ねる時のための工夫だ。)
無論、ツイン・ジブのセットアップはフォアステイが1本しかなくてもできる。その場合、左右のジブのハンクを交互に掛けていく。フォアステイ1本の場合、リーチングやクロースホールドの時、2枚とも同じ舷に引いてダブル・アップするのが一般的。
いずれにしても、ツイン・ヘッスルのセットアップはスピネイカーの代わりになり、扱いやすいのでシングルハンドやショートハンドで長期クルージングに出る艇では昔から良く使われてきた。
(写真はいずれもPSC製434艇中148番目 Snookums です。)
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