2008年9月25日木曜日

常設アンカー


常設アンカーの海上部分はムーアリング・ボールと呼ぶボール。てっぺんに係留用ループがついている。

設置者によってはいちいち艇から舫いを延ばす必要はない。ボールに舫いが付いている。舫いにはMOB(マン・オーバーボード)ポールのような棒つきの浮きが付けてある。係留時は棒をつかみ浮きを艇に揚げる。付いて来た舫いをクリートして終わり。簡単。



写真はオーナー専用常設アンカー。特化した2本式の舫い付き。Y字型に両舷に1本づつ取る。フリッカのようにウィスカー・ステイのある艇では、舫いをバウスプリットとウィスカー・ステイの間から取る。

***

通常のアンカー打ちでも、これに似たものを使う。アンカー・ロード(anchor rode = チェインやロープ)が全部チェインの場合、又はロープ前に長いチェインが付いておりロープを繰り出す程のスコープが不必要な場合に有用。アンカー・スナッバー、Y字型のものは特にアンカー・ブライドルと呼ぶことが多い。ここをクリック⇒[ブライドル図解]

チェインはロープのように伸びない。故にショックを吸収できない。錨泊時、急な風波の変化でチェインがビーンと張ると走錨しやすい。艇が損傷することもある。この仕掛けをチェインに装着、艇側のチェインをゆるめると、アンカー・チェインの荷重は全てこの仕掛けに移動する。これがクッションになる。

通常スナッパー、ブライドルにはゴム製の棒を仕込んでショック吸収能力を高める。

写真のブライドルは先端にチェイン用フック、常設アンカー用シャックルの両方を付けている。






(写真上はPSC製434艇中137番目 Willa、下は295番目 Serenity です。)

http://groups.yahoo.com/group/Flicka20/
http://groups.yahoo.co.jp/group/Flicka20_Japan/