2008年12月14日日曜日

ドック・ラインのコイル

平たく巻いたコイル(フレミッシ・コイル)は湿気、埃、紫外線を余計に吸い、ラインには過酷と言われる。

だが、大抵のヨット乗りはクリートしたドック・ライン(もやい)の余分を平たくコイルする理由を知っているだろう。




と言ってもこの頃は知らない御仁が増えた。いや、これはアメリカの話だ。日本ではこの心得は守られているだろうか。

アメリカのマリーナではこういう光景がごく普通になってしまった。手前はちゃんとフレミッシ・コイルだが、奥はフレイクの山。



山の御仁のシーマンシップは推して知るべし。

中にはこのようにクリート係留のやり方すら怪しい者もいる。







(写真上はPSC製434艇中295番目 Serenity、中と下はサンフランシスコ湾の某マリーナにて。)
Flicka20_Japan