2011年4月7日木曜日

南行レグ (Video)

北西の風15ノットと調子が出て来た。セレ二ティーもシーズンが近づいて来たことを感じているようだ。



エッブ・タイド(引き潮)の逆潮、対地艇速約4ノット。対水では約5.8ノット(ハル・スピード)。両セイルともフル。

尚、[ベイ・エリア・ヨット・クラブ連合会] が決めたSF湾の今シーズンの公式オープニング・デイは5月1日日曜日。昨年は4月25日日曜日だった。ボート・パレードなどが行われる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
日本のヤフー・フリッカ・グループ

2011年4月6日水曜日

スターン・プルピット・レイル

シャンティーは長尺のカヤックはさすがに [右舷アウトボード] に置いているが、スターン・プルピット・レイルは色々必要な物をセットしておくには好都合の場所だ。

一般にスターン・プルピット・レイルを見ると艇のオーナーがどのようなセイリング、ボート・ライフを楽しんでいるのか良く分かる。

STB側の端には釣りに欠かせないロッド・ホールダー(釣竿立て)。








その隣にはどのような泊地でも対応できるようにスターン・アンカーとディンギー用の船外機(カヤックの他、インフレイタブルのディンギーも持っているらしい)。細長いアルミ・タンクはギャリーのコンロ用プロパン・ガス・ボンベ。

2本のポスト(支柱)部分にもロッド・ホールダーを装着。恐らくSTB側と同じくポート側の端にも1個付いているだろう。



真ん中トップはバーベキュー・グリル(これもプロパン仕様のようだ)。横にしてあるのは艇への昇降用折り畳み式ラダー(梯子 = コックピット横に装着する)。これだけ揃っていればいつどこへクルーズしても不自由はないだろう。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2011年4月5日火曜日

4月3日日曜日の風 (Video)

3週末連続で雨天だったため久し振りの出航。思いは同じか、出ているセイルボートの数が多く、賑やかで良い。

この5ヶ月の雨で旱魃が先週公式に終了した。もうそろそろ長い雨季が終わっても良い頃だ。



1:40pm、それまで5ノットの北北西の風が西寄りの10ノットとなる。夏パターンでビルドアップしている。2:00pm位までにフルになるはず。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア (8頁版)

2011年4月4日月曜日

シャンティーのガソリン・タンク

シャンティーは船外機仕様。

船外機仕様フリッカでは通常このようにコックピット後部に専用ラザレットを造作してありこの中にタンクを格納している。



初期PSCフリッカではコックピット排水口がコックピット後部にあるので万が一ガソリンや気化したガソリン(空気より重い)が漏れてもそこから艇外に排出される。船外機用タンク設置場所としては理想的だ。

こちらはコックピット下のスペース。











船内機仕様艇ではエンジン・ルームになっているが、シャンティーではここにも特設大型タンクを備えている。

船外機のガソリン・エンジンはディーゼルの1GMと比べ、1時間あたり約4倍の体積の燃料を使う。





この特設タンクはクルーズではおおいに役立つだろう。

手前の12Vバッテリー2個はコンパニオンウェイから、タンクはコックピット・ハッチからアクセスしやすい。





それぞれこの位置なら燃料タンクが満杯の時も空の時も、アスワートシップ(右舷左舷方向)、ロンジテューディナル(船首船尾方向)、それぞれの艇のトリムに影響が少なく対処もしやすい。

しかしこの場所だとガソリンが漏れた場合排出口が無く、危険だ。外への排出口の確保と漏れて気化したガソリンを強制換気できるブロウアーの設置は必須。既に手当て済みなのだろうか。

またバッテリーからは何かの手違いでスパークが出ないとも限らない。ガソリン・タンクの隣に置くのは避けるべき。バッテリーは船内機仕様艇のようにSTB側コックピット・ロッカー内に移動したらどうだろう。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
フリッカ・データベース

2011年4月3日日曜日

釣竿収納ラック

シャンティのキャビン内、STB側の天井に仕込まれた釣竿用ラック。

入口の幅をそれぞれ竿の太さに合わせてある。









(ブロンズ製ポートライトもティークの台座が付いていることからファクトリー仕様ではなく、プラスチック製だったものを自分で換装したものであることが分かる。)

スターン側のラックは孔の並んでいる差込式。









オーナーにとって釣りはリブ・アボード・ライフスタイルの一部なのだろう。

尚、スーパーストラクチャーが木で出来ている Nor'Star 製フリッカには同じスペースを [チャート(海図)棚][ボート・フック] を仕舞う場所として使っている例がある。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
フリッカ・ニューズレターのアーカイヴ (航海、メンテ、改修、ハウ・ツーなどの記録。)

2011年4月2日土曜日

カヤック・ラック

[リトラクタブル(格納式)バウスプリット ] を備えたフリッカ 『シャンティー』 はリブ・アボードやロング・クルーズで不自由しないよう、生活をサポートするための仕掛けに事欠かない。

STB側には軽量カヤックを収納する特製ラック。









ラック自体が艇にどのように装着されているのか不明。カヤックはアウトボード側をラックの前後2本のアーム、インボード側をスタンションやチェインプレイトでサポートしているようだ。

セイル・トリミングにも幾分影響はあるだろう。しかしセイルがカヤックに当たって擦れることだけは何とか避けたいものだ。



(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、1980~83年頃製 Shanti です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)

2011年4月1日金曜日

ラニング・バックステイ

ギャーフ・リグのフリッカは意外と少なくない。クラシックな姿が好まれるのだろう。ギャーフ・リグはマストが低く、ブームは長く、セイル面積は広い。

しかし長いブームがトランサムよりも後方に突き出ているので、マルコーニ・リグに見られる [固定式のバックステイ] はいずれも使えない。

代わりにメインスルの邪魔にならないようにステイをタイトにしたりレイジーにしたりできるラニング・バックステイを使う。


(アメリカではアメフト流に洒落てラニング・バックと呼ぶセイラーも多い。)

マストトップに装着したラニング・バックステイ上部はワイヤー・ステイ。







下部はラインで、メイン・シートのセットアップ同様、フィドル・ブロック2個(1個はキャム付き)で締め込みを調整できるようになっているのが普通(⇒ [図解例] )。

この艇 『ベン・メイン・ジュニア』 ではワイヤー・ステイのアイに短いペンダントを付けてバンジー・コードを装着し、フォアへ引っ張っている。

両舷とも同じセットアップ。












ギャーフ・リグ・フリッカではラニング・ステイ下端を何処にでもセットしやすいように、キャップ・レイルはティークではなく定間隔に孔の開いたアルミ製を装着しているようだ。

ラインは通常帆走時以外は緩めてレイジーな状態。









帆走中は当然ウェザー・サイド(風上側)のステイを締め込む。






同上。













[このページ1枚目の写真] で下りのリー・サイドの緩め具合が分かる。真下りの場合はギャーフとブームの付いたメインがフリーに動けるようにバックステイを存分にレイジーにする必要がある。ラインをレッ・ゴー(解放)しても前方のバンジー・コードのおかげで上部のワイヤー・ステイが暴れることはない。

***

[こちら] は別のギャーフ・リグ・フリッカ。 ビーム・リーチでリー・サイドのステイも締め込んだまま。カター・リグだが、イナー・ジブ(ステイスル)用のラニング・バックステイは装着していないようだ。

(写真はいずれもPSC製434艇中315番目 Ben Main, Jr. です。)
フリッカのリグ