艇長は4フィート伸びただけだが、艇のサイズは実際は3次元的に伸びるのでキャビン内スペースのボリュームはかなり大きくなっている。
左舷(画面右)側にはセッティーとギャリー、右舷側には個室ヘッド、テーブルを挟んだシート、収納用コンパートメントが並ぶ。
コンパニオンウェイの階段は入り口を浅くした事で一つ分増え、キャビン内のボリュームが増えたことでも一つ分増えている。
アフトからフォアを見たところ。
画面手前右に見えるのは、個室ヘッドの壁にある頑丈な手摺り。
マストのコンプレッション・ポストは右舷の収納用コンパートメントの手前バルクヘッド、及びギャリーのストーブ(コンロ)とシンク(流し)の間のバルクヘッドとインラインになっている。天井の太いビームは前半分をバルクヘッド、後ろ半分をニー(knee)でサポートされた堅固な造り。
前後左右とも充分スペースのあるコンパートメント。
3次元的に大きくなったキャビン内スペースの恩恵だ。
ドアには充分な大きさのルーヴァー・ヴェント(通風孔)が付いている。
(写真はフリッカの兄弟艇アリグラ中の1艇 Ruscoe です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。