背景にはソーサリート特有の太平洋からの夏の霧(マリーン・レイヤー)が山を超える姿が見える。
小さ過ぎず大き過ぎず、小型艇フリッカのプロファイルにもしっくり合ったデザインのドジャー。
特別ブームを高くしたような様子は見られない。
コックピット・コーミング前部をカバーしている三角形の部分はスプレイ避けに効果があるだろう。
無論、風波の角度によってはウィンチとスターン・プルピット・レイル間のスペースからも容赦なく洗礼を受ける。
フリッカのサイド・デッキはこのように狭い。
従って特にコックピットからサイドデッキに出る時など、この位の頑丈な手摺りは必須。
フロント部のクリアー・パネルは大きく、コックピットからの視界は悪くなさそうだ。
(写真はPSC製434艇中、番数不明、1985年製 Mariah です。)
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