2009年10月2日金曜日

セイル・タイ

ブームの上に畳んだセイルをブームに結ぶ紐、セイル・タイ。セイル・メーカーのノース・セイルズのサイトで手ごろなものを見つけた。長さは約8フィート(2.5m)。

一端にはループ(輪)が作ってあり、もう一方の端をその中に通して結ぶ。





出来合いのスリップ・ノット (Slip Knot) という訳だ。

今はプラスチック製のスナップのついたものも使用しているが、これだとスナップの位置の調整をしなくてもすぐ結べるのが利点。壊れるものもない。

5本1組で販売。あまりに安いので買いだめしておこうと、計4組、20本を買った。




送料も入れ、〆て$41.16。1本あたり、わずか$2.06だ。

見ての通り、ノース・セイルズの文字が入っているのでノースとしては宣伝のつもりで、これで儲けようとは思っていないのだろう。

ちなみにウエスト・マリーンで買うと7フィートもので1本$20、9フィートもので1本$22。(送料や税金を加えると1本$21-$23ということになる。)

ウエスト・マリーンで売っているものは、赤、青、黒、各1色の無地で、ループを作るときにその部分一ひねり入れてあり、そのため縫いこんだループはいつでも開いているようになっている。寒い時のかじかんだ指でも苦労しなくて良い。ノースのものは単純にひねりなしにループを作ってある。構造的な違いはそれだけだ。(しかし、実はひねりを入れて縫ってなくても、ループの先端を裏表逆にするようにクルッとひねれば同じ効果が得られる。いつもひねった状態で出番に備えておくので全く問題はない。)

ウエスト・マリーンでは2本しか買えないお金で、ノースでは20本買える。どう考えてもこの10倍の値段の開きは大きすぎる。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity 関連のものです。)
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