2009年10月8日木曜日

ギャリー・キャビネット・ドア 2

これは [このページ] のつづき。

注文しておいたティークの引き手が届いた。2ヶ1組で売っている。

これは横から見たところ。右の部分は裏正面から見ると長い楕円形のような形。この部分をドアに切り込んである同じ形の穴に埋め込む。


逆にいうと、これだけ埋まっている(しかも接着材で固めてある)ので、壊れた引き手を取り外すのはチョッと大変な作業だ。

まずドアの表面に出ている部分、つまり上の写真の左の部分を切り落とし、そのあと右の埋まっている部分を掘り出した。(今考えると出ている部分は切り落とすのではなく、グラインダーで少しづつ削り落として行った方が正解だったと思う。)

工程の途中は省略。












これは新しい引き手を埋め込み、ドアの表面の傷ついた部分にトノ粉を塗り、乾燥させ、細かいヤスリがけをして表面を平らにしたところ。実はこの新しい引き手、埋め込む部分が穴よりも多少大きく、様子をみながら周りを少しづつヤスリがけして細くしながら嵌め込んだ。接着剤なしで試しに完全に嵌め込んだら、あまりにきつくはまったため、手ではどうしても外れなくなった。これ幸いと仕上げに入った次第。

(尚、出ている部分をカットする道具はいろいろ使ったが、周りを傷つけずに切り落とすことはできなかった。前述のように、グラインダーで削ってしまうのが良いだろう。60ドルも出せば電動のグラインダーが手に入る。あればこのような時重宝する。欲しい。)

トノ粉の部分にステインを塗って染めていく。










ステイン(染料)は油性と水性の液体のものがあるが、油性のものを使った。水性のものが取り扱いやすいと言う人は多い。

色の明るいものから暗いものまで数種用意して(サンプル・サイズの袋に入った極く少量のもの)、明るいものから様子を見ながら順に染み込ませていく。

ここまで来たら、これからティーク・オイルなどを長い期間かけて何層も塗り重ね、時間とともに色を徐々に周りに合わせていく。

(写真はいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity 関連のものです。)
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