2015年2月7日土曜日

テューズデイズ・チャイルド NY、ロング・アイランド・サウンド

シーズンのおわり。

サンセット・セイリング(2013年10月)。









同12月、ドックのクレーンでマストを外して上架の準備。

(尚、サウンドとは大洋に直結した大きな入り江や水路。ロング・アイランド・サウンドは [ここ] 。)










(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2015年2月6日金曜日

セレニティー マストからの配線 + デッキ・グランドのカバー

マストヘッドの航海灯・錨泊灯用コード、VHFアンテナ用コードはいずれもマスト下部の横から出てデッキ・グランドと呼ばれるデッキの孔を通って室内に入る。

これは左舷側にあるVHF用コーアックス・ケーブル。

30年を超えてケーブル外装自体にもひび割れが見える。



デッキ・グランドも以前 [デッキ・リークの原因] となった程劣化している。

いずれも換装時期を過ぎているが、いつか [LEDマストヘッド・ライト] を装着する時にマスト内配線も含めて同時換装しようと思いつつ、表面は取り敢えず適時ビニール・テープや液体ビニールの塗布でお茶を濁して来た。ところがビニールは劣化しやすく、そのテープはすぐ端がめくれて来る。

そこで今年はウォーター・ロックの管径調整時に使った [シリコン・テープ] を巻いた。





24時間でシリコンが一体化してキュアするのでめくれることはない。コードやデッキ・グランドの換装時までこれで安心。

右舷側マストヘッド・ライトのコードとデッキ・グランドも同様に処理。

周知の様にシリコン・テープは他の物には一切付かず、シリコン・テープ同士だときっちりくっ付く。










この様に長い箇所を巻いて行く時には先ず巻き始める時テープの端を押さえしっかり引っ張りながら同じ場所をぐるりと2回転程巻いて固定、そこからテープのテンションを緩めず少しづつ斜めに巻いていくと巻きやすい。巻き終わり箇所でもテープの端をテープの上に付ける。

***

今週末は塩水による腐蝕防止のためこれまでシリコン・グリースを塗って来た1GM10 のオイル管にもこのテープを巻きたいと思う。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。

2015年2月5日木曜日

セレニティー 2015年のセトール塗り開始

筆者がデッキの手入れをしている間にベターハーフはイクステリア・ティークにセトールを塗布。毎年シーズン前に行う作業。艇も喜んでいる。

セトールを塗るとデッキとのコントラストが際立って艇が目を覚ました様に見える。






この日は首筋に直射日光が当たると作業を続けられない程暑かった。

真夏の様な日差し。それでも風はまだ無い。


今週末はバウ・プラットフォームとコックピット周りのティークにもセトールを塗布予定。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのリグ

2015年2月4日水曜日

セレニティー ノン・スキッドの掃除・目立て

デッキのノン・スキッドに汚れが目立って来た。帆走シーズン中は毎週デッキを水で流すがオフ・シーズンにはカリフォルニアが水不足で節水の意味もあり流していない。しかしデッキが汚れて見えるのはそれだけが理由ではない。

これは1月11日撮影のキャビントップ、シーフッド部分。









黒い輪状部分は10年前ノン・スキッドが剥げて取れていた部分にノン・スキッド・サンド(砂)混入の白いヨット・ペイントを塗布しておいた箇所。(というよりその中の白い部分がノン・スキッドの剥がれていたスポットで、凹んだ部分にシーラーを入れ、乾いたところでその上並びにその周りにサンド入りペイントを塗布しておいた。)





シーラー部からサンド入りペイントがどんどん剥がれている。周りの元々健康なノン・スキッド部分からはペイントが飛んで溝にサンドだけがこびりついて残った様な状態。周りにも飛び散ったサンドが方々にこびりついている。

見苦しいので1月31日ナイフの先でサンドを全て落とした。








実はこの後 (1) 平行した健康なノン・スキッド部分からノン・スキッドのモールドを作り、(2) モールドを使ってノン・スキッド・スキンを形成、(3) 画面の元々のノン・スキッドの剥げている部分を綺麗に長方形に切り取り、(4) そこに3M5200を使って新しいスキンを貼り付け、(5) 乾燥後新しいジェルコートを塗布、という予定だった。

(1) のモールド形成材としてジェルコート用ジェル(又はオーブンで焼くことのできる工作用粘土)、(2) モールドに流し込んで作るノン・スキッド・スキン形成材にもジェルコート用ジェル(又はポリエステル樹脂)、モールド・リリース(剥離材)にはPVAを考えていた。

しかし、試しに固まった白いシーラント部分にナイフでパターンを付けて指で触ってみると周りのノン・スキッド同様の停止効果があることが判った。今年はこのままで行ってみようと思う。

シーフッド・アフト部にも同様のスポットがあったが...









こちらはナイフの先でサンドを丁寧に落としてみると当該スポットが殆ど分からなくなった。






ここは元々何でもなかった所に10年前サンド入りペイントの滴を誤って落としてしまった跡なのかも知れない。

***

この日は以上の他、汚れて見える艇のノン・スキッドの溝をナイフの先できれいにした。

これは艇に乗降する側(左舷側)のコックピット・シート。









溝の黒い部分は単に埃などの汚れが詰まっている場合もあるが、砂であったり、最悪の場合乾燥した細かい粒状物がクラスター(集合体)になってこびり付いている場合もある。このクラスターはどうもカビの一種の様だ。ゴミを栄養にして毎日の朝露で蔓延るのだろう。数年前にも一度ナイフでこれらを除去したことがある。

作業後。

これでもかなりの量の汚れやカビを除去した。







2~3週間後デッキの非ノン・スキッド部に本年度のニューグラスII塗布を行うので、塗布前のデッキ洗浄時にノン・スキッド部に漂白剤を付けてブラシで擦る予定。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2015年2月3日火曜日

セレニティー ジェルコート作業続き

色のマッチはもっと時間を掛けてやるべきだったと反省。

STB側キャビントップ。

形は整って来たが2回目に塗ったジェル色が白すぎて鳥のフンに見える。













Take 3。

薄紫色のPVAでカバーした状態。

今度は若干暗すぎる感があるがまあ良いだろう。











同理由でコックピット周りも訂正。

コーミング・コーナー、Take 2。

ここは形を整えるためビニール・フィルムをピンと貼り付けた。









シート・コーナー、Take 2。

写真は無いが左舷側バルクヘッドのスポットも色を暗くして手当て(Take 3)。












***

こちらはスターンSTB側。

1回目の塗りが余りにも粗過ぎ、かつ色が白すぎたためサンディングで落としているところ。


尚、各所をカバーしておいたPVAは水溶性のため毎朝の朝露で殆ど流れ落ちていた。(ジェルは塗布して1~2時間でキュアするのでカバーが朝露で流れる事は問題ではない。)残ったPVAは水を含ませたスポンジで拭き取る。

ジェルを均一に塗ってPVAでカバー。










コックピット・ソール(床)周りは再手当て無しでOK。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2015年2月2日月曜日

テューズデイズ・チャイルド ユース・セイリングへのコントリビューション

この艇は2011年7月~2013年9月の間に度々登場している。(当ブログ左上の白いフィールドに Tuesday's Child と入れて検索すると今日のこのポストを含め、これまでの全ての記事・写真が掲出される。)

これは珍しい光景。

2013年8月、ニューヨーク・ロングアイランドの地元で子供たちのディンギー・レースが行われた時、レース用マーカー設定のため出航直前の同艇。

コミッティー・ボートとしてコミュニティーに貢献するフリッカは見たことが無かった。

各マーカーの直径は2フィート強、高さは約4フィート。


マーカーもコミッティー・ボートも艇長7~8フィートのディンギーから見るには申し分の無い大きさ。

(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2015年2月1日日曜日

フリッカ・フレンズ ニューズレター 2015年1月号 (Vol.17 #1、通算62号)

フリッカ愛好者を読者対象にしたニューズレター『フリッカ・フレンズ』が約半年休刊となっていたが、また復活した。

今回の最新号のカバー・ストーリーはこの黄色(ゴールド)のハルの自作艇ゴールドフィンチ。

ハルはフェロセメント(鉄筋コンクリート)製。昔何処かのヤードのプロの手で造られたものと思われる。デッキ、キャビン、室内の造作は自作らしい。現在の係留地はシアトルの北方ベリングハム。


もう一つの強烈なストーリーは下の写真の初期PSC製フリッカ。

両舷共に通常一等アフトにある大型ポートライトが2つづつ付いており、小さなポートは無いそうだ。




ある中西部の不動産を購入した男が敷地内で落ち葉その他に埋もれる様に置きっ放しになっていたところを発見したのだそうで文字通り掘り出し物。周りに繁茂したしつこい藪や蔦などを取り払って葡萄の蔦のスクロールワークが見えた事でフリッカと確認出来たそうだ。載せられているトレイラーのライセンス・プレイトのスティッカーは1982年という。30年以上帆走していない計算になる。

この1月号には以上の他連載ものの自作艇レッド・ラスカルの造船時の様子などが掲載されている。

(写真上はフェロセメント・ハルの自作フリッカ Goldfinch、下はPSC製434艇中、番数・艇名共不詳のフリッカです。)
フリッカ・ニューズレターのページ最新号は2015年1月号。