2012年7月14日土曜日

セレニティー LED マストヘッド・ライト

フィジーにあるバンビ・エレクトロニクス(Bebi と書いてフィジー語でバンビと発音)のLEDについて [以前書いた] が、セレニティー用に [Fa'apega21] を1個注文した。

郵便配達で注文したところ3週間超で到着。

(説明書内の手書きは筆者が加えた自分用のメモ。)




見ての通り、全周一列、その下には半周一列が並ぶ。半周部分との重なりのない全周部分のライトがアフト(スターン)を向く。重なりのある部分はフォア(バウ)を向く。

実際に装着するのはまだ先の話しだが、とりあえず逆さまにして12Vバッテリーにつないで点灯試験をした。本体には赤い線が2本、白い線が1本ある。赤い線の1本は白い線と合わせてコイルしてある。

先ず単独コイルの赤い線を陽極、白い線を陰極に繋ぐ。

全周列、半周列の重なった部分のライトが全て点く。



つまり、これが夜間、機走および機帆走時に点灯すべき所謂スティーミング・ライト。フリッカの配電盤では 『バウ・ライト』 と表示してあるスイッチを入れた状態。 2列なので非常に明るい。到達距離は3マイル以上。

今度は白い線と一緒にコイルしてある赤い線を陽極、白い線を陰極に繋ぐ。







全周列の中、半周列と重なりの無い部分だけが点く。これはフリッカの配電盤で 『アンカー・ライト』 と表示してあるスイッチを入れた状態。この灯りの到達距離は2マイル以上。

説明書にもあるが、実際に錨泊して夜を過ごす時は、配電盤で 『バウ・ライト(スティーミング・ライト)』、 『アンカー・ライト』 両方のスイッチを入れる必要がある。両方のスイッチを入れて360度全周の灯りとなる訳だ。『アンカー・ライト』のスイッチだけを入れて安心していてはいけない。(このコンフィグは珍しいものではない。マストヘッド・ライトでは良く使われる。)

***

尚、フィジーのこの会社は工場とは言え、貧しい国で1個1個手作りで工作しており、完全にクリーンな商品を期待するのは間違い。接着剤などの汚れが表面にベタベタ付いて来るので見た目もクリーンなものが欲しい人は [例えばこのような商品] の方が良いかも知れない。

また、フリッカ配電盤で 『バウ・ライト』 とあるのは上記のように機走・機帆走時の白いライトであり、バウにある2色灯と混同してはいけない。バウの2色灯とスターン・ライト(白色)は共に配電盤の 『ラニング・ライト』 というスイッチでコントロールする。周知の様に 『ラニング・ライト』 は夜間は純帆走時でも点灯していなければならない航海灯だ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連のものです。)
フリッカ・データベース

2012年7月13日金曜日

セレニティー 7月7日土曜日の風 (Video) 3

2:45pm、STBタックで南行中。



潮は殆ど停まっており(スラック・タイド)、対地艇速約5.6~5.7ノット。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)

2012年7月12日木曜日

セレニティー 7月7日土曜日の風 (Videos) 2

風17~18ノットでメインをシングル・リーフ。



海上はシリコン・バレーの陸地より7~8℃は涼しい。この後すぐに18.6~21.1ノットとなり、メインをダブル・リーフ。



一人がルー(リー = 風下)サイドに座ると一時デッキが洗われそうな状態。フリッカにはうれしい風。セレニティーも喜んでいる。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年7月11日水曜日

セレニティー 7月7日土曜日の風 (Videos) 1

SF湾は夏の真最中。



2pm過ぎまで弱い北風だったが、2:25pm頃9~10ノットの北西の風となる。いつもの夏日の西風パターンへの移行途中だ。



西風約16ノット。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2012年7月10日火曜日

Spirit of Sacramento

マリーナのエンド・タイ(ドックの一等外側)には大型船艇が並ぶ。















2週間程前、また1艇、今度は昔風のパワーボートが姿を現した(手前のケッチの向こう側)。















昔サンフランシスコ湾からサクラメント河を上った内陸部にあるサクラメント周辺で活躍していたリバー・ボートを復元したものか。















いや、昔ミシシッピ河を往来していたリバー・ボートをまねて20~30年前観光船として作られサクラメント河で運行されていたものらしい。















スターンのパドル(水車)は形だけか実際にプロペラの役をするのか不明。















3階建てビルとほぼ同じ高さ。ブルワークスには巨大なクリートがずらりと並ぶ。















7月4日独立記念日にはこのマリーナからSF湾での花火大会に客を運んだらしい。

この一枚は帰港時のスナップ。











マリーナのあるブリスペイン市議会が認めれば今後観光船として定期運行も予定しているそうだ。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity から撮影のSpirit of Sacramentoです。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年7月9日月曜日

セレニティー 航海灯 (bi-color 2)

[前回] 書いた様に、接触が悪い箇所はネジで電線が固定される部分だろうと考え、ネジを緩め電線を抜き、緑青をブラシや紙やすりで落として装着し直してみたが、結果は同じでLEDは点いたり点かなかったり。

問題は電球装着部にあるようだ。

という訳で装着部の山を上下ともハンダで少し大きくしたのが分かるだろうか。



[スターン・ライトの場合] は山の向きが内外逆になっていたので内側に作った小山は全ハンダ製だが、このバウのラニング・ライトの場合は銅の小山の上にハンダを重ねて少し大きくしただけ。

確かに座りが良くなった。











この日は出航前、帰港後ともに点灯テストをして、問題が無いことを確認。















この点々のパターンがどの位の距離で見えなくなるのか分からないが、とにかくバウのNAVライトのLEDへの換装はこれにて完了だ。












(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
いつも活発なUSヤフー・フリッカ・グループ

2012年7月8日日曜日

ノース・カロライナの自作艇

これはテキサスの自作艇のオーナー、ビルがノース・カロライナで$5,000で売りに出ていたPSC製フリッカ [インプ] を買いに行った時、ヤードで目にした自作艇。

殆どタダ同然の値段と言う。











自作艇と言うが、ハルはファイバーグラスのようだ。









PSC最初期のファクトリー製ハルとデッキを購入し、後はオーナーが作り上げたキット・ボート(オーナー・コンプリーション・ボート)ではないだろうか。

写真で見る限り [ダフニー] に極似している。









ともかくハルがフェロセメント(鉄筋コンクリート)ではないので補修やメンテは簡単だ。






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ちなみに、ビルが今回訪問した時PSCで聞いた話ではフリッカの生産を再開するとしたら、5~6艇以上のまとまった注文が必要。しかも1艇が$150,000以上だそうだ。

造るのに同じ手間がかかるのに大型艇に比べ格段に値段の安い良質小型艇はどんどん無くなっていく。(大型艇は同時に何人も中に入って作業ができるが小型艇は一人しか入れず作業効率が極めて悪い、しかも材料やポートライトなどの製品は同じものを使う。わずか20フィート艇でも15万ドルというのはビジネスとして正直な価格だろう。)

PSCフリッカは元々1艇1艇細かいところまでオーナーのオプションに応じるセミ・カスタム艇だったが、今ノース・カロライナのPSCで造船台に乗っているのは60フィート艇1艇のみと言う。最早完全なカスタム艇工場になっている。

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この艇もいずれ誰かの手で蘇るに違いない。

(写真は自作艇、または初期PSC製キット・ボートと思われる番数不明のフリッカです。 ⇒ 下記註参照

* 後日註:この艇はNor'Star 1976年製、ハルID ncz45918j476 である事が判った。

フリッカ・データベース