PSC製フリッカの殆どは清水タンクがポートサイドのクォーター・バースの下にある。ギャリー(台所)に近いので配管も短くてすむ。
清水タンクは何年も放置しておくと黒いスライムが底や壁にはびこる。これはタンクのマリン合板製カバーを外して、タンクを清掃したところ。
タンクは見てのとおり二槽式。水量が少なくなってくるに従って、前後に大きく揺られた水がポチャンポチャンと音を立てて暴れるのを防ぐためだ。二つの部屋は深い方にある通過口でつながっている。
四辺にそってガスケットを張る。
その上にタンクの蓋を装着する。
この艇 『Rowdy』のオーナーはこれを機に、マリン合板製カバーは捨てて、代わりにStarboard という白いプラスチックの板(台所のまな板に使われているものと同じ素材)でカバーをつくることにした。
ネジ止めして完了。蓋の上の丸いものはブロンズ製の水の注入口とネジ蓋。
このフリッカについては [こちらも参照] されたし。
(写真はいずれもPSC製434艇中314番目 Rowdy です。)
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