コネチカット州で売りに出されている1982年製フリッカ。
楕円形のポート(窓)は1980年代前半のフリッカの特徴のひとつ。自艇のセレニティもそうだからという訳ではないが、個人的にはフリッカにはこの楕円形のブロンズ製ポートが一番良く似合うのではと思う。一方、80年代後半から90年代の長方形ブロンズ・ポートの艇が好きという人も多いかも知れない。
船内機仕様フリッカのプロペラは80年代中頃まではブロンズ製2枚羽根が標準装備。
プロペラ・シャフトの直径は1インチ、故にシャフトの防蝕亜鉛は俗に言うCナット・ジンクを使っている。
ラダーの側面に取り付けたものは折りたたみ式の乗船用ステップ。ハシゴがなくても登れる。ラダーとトランサムの全体像が見えないのが残念だが、おそらく [Ladybird] のような仕掛けがしてあると思われる。
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尚、先日書いた [1980年製PSC148番艇] は6月11日、オレゴン州太平洋岸の町アストリアを後にして、シングルハンドでハワイへ向かった。ハワイまで4週間ほどかかると思われる。その後サモア経由でニュージーランドをめざす。
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(写真はいずれもPSC製434艇中、番数艇名ともに不明、1982年製のフリッカです。)
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