2009年8月7日金曜日

逆潮 (Video)

往路は連れ潮、12ノットの風、シングル・リーフのメインとフル・ジブで艇速対地5.5ノットだった。帰路、逆潮の中、20~22ノットの風、ダブル・リーフのメインとフル・ジブで対地4.7~5.0ノットで帆走。

小生どもの楽しみはA地点からB地点までできるだけ早く移動、ということではないので、途中で360度回転をしたり、ヒーブ・ツーしたり、必要以上にリーフを入れてのんびり帆走したり、少し針路を変えて風の違いを見てみたり、いろんなことをして楽しむ。



現在ホームポートにしているマリーナの位置は良くしたもので、帰路のスターボード・タック、オートパイロットもウィンドヴェインも無しで手放し帆走していると、2マイルほど北のポイントで風向きが少し変わり、風も一段と強くなり、セレニティはそれに応えて少しヘッドアップ(つまりウェザーに向かう)してスピードを増しながら、自動的にマリーナに向けて針路を取る。OK、どっちへ行けばいいのか知ってるよ、と言わんばかり。

艇は本当に生きているんだな、と思えてしまう。

(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2009年8月6日木曜日

アンカーのないプルピット (Video)

フリッカは通常プルピット・プラットホームの右舷側バウ・ローラーにCQRアンカーをセットしてある。セレニティでは日常マリーナからマリーナ(ドックからドック)のデイ・セイリングなのでアンカリングをする必要は全くない。故にはずしてある。バウに下がっているデッド・ウェイトの除去と、ジブを下げる時のプルピットでの立ち回りの足場を確保するためだ。

チェインもチェイン・ロッカーに入れたままだが、この日は状況によってはアンカリングの可能性もあるので、引っ張り出し、バウ・ローラーを通し、先端をウィスカー・ステイの外側から取ってプルピット・レイルにフックしてある。

コックピット・ロッカーに収納してあるアンカーを付けて落とすのに時間はかからない。



(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2009年8月5日水曜日

8月の風 (Videos)

8月1日土曜日のセイリング。ようやく本来の夏らしい風。サウス・ベイで午後時間が経つにつれ22ノットまで上った。夏のSF湾ではメインのダブル・リーフは日常茶飯。だが、今年は随分久しぶりのような気がする。

例によってブロードバンドの人は2本同時に見られ度。





キャノンより画質の落ちるオリンパスで撮影。コンパクト・モードにしなくてもメモリーが少なくて済むのでアップロードは助かる。

この日はマリーナにて心地よく船中泊した。

(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番目 Serenity です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース

2009年8月4日火曜日

1985年製 『マリア』

このフリッカはサンフランシスコ湾のソーサリートに係留している。確か2006年後半~2007年前半に新オーナーの手に渡った。

新オーナーはヤンマー1GM10を新品に換装(現在アワー・メーターは12時間位とのこと)した他、オートパイロット連動のガーミン製レイダー兼チャート・プロッター(カラー)、燃料タンク、艇内の配線、ドジャー、フル・コックピット・カバー、プロファール製ジブ・ファーラー、リギングなど、すべて新品に変えたらしい。












その他、ハル、ティーク・レール、内装などに磨きをかけたり、新オーナーとしてやるべきことはひととおり済ませてあるようだ。

実際に乗ったのは2シーズンちょっとのはず。セイルしたのは合計何日間だろう。つい最近、売りに出た。上記の投資を回収しようというのだろうか、買った時より約10000ドル高い43500ドルの値がつけてある。投資回収は自分で乗って楽しむことでできると思うが、何か事情があったのだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数不明、1985年製 Mariah です。)
www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。

2009年8月3日月曜日

ポンポン大将 (Video)

iPod から聞こえるこの歌を覚えている人は何人いるだろう。



下町のポンポン船の船長が主人公。昭和30年代のNHK子供向け番組主題歌。

8月に入った夏のサンフランシスコ湾。セイリングに持って来いの環境を満喫。シーズン真っ盛り。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページ

2009年8月2日日曜日

パイロットハウスのフリッカ (続)

昨日のフリッカの内部。パイロットハウスというくらいだから、もともとパイロットハウスの中には、コックピットのヘルム(舵)と連動する別のヘルムがあって、ハウス内で気候・気象の影響を直に受けなくても操船できるようになっている。しかし、無論、このフリッカのハウス内にはヘルム・ステーションはない。真ん中の柱はマストからの重量を支えるコンプレッション・ポスト。

ハウスからの視界は申し分ない。通常のフリッカは天井までの高さが約1.8mだが、このハウスの天井はどのくらいだろう。



この写真では通常のキャビントップと殆ど同じ高さに見える。








コンパニオンウェイはオフ・センターのセットアップで少しポート側寄り。スタボー側に個室ヘッド(トイレ)がある。

両舷からブームの中ほどへ伸びたミッド・ブーム型メインシートに注目。各舷とも、ハウストップにブロックとシーブが付けてあり、トラベラー・トラック無しでコントロールできるようになっている。

ハッチの横にあるポート側メインシート・ブロック(左)とシーブ(右)の様子。







コックピットは両舷のゲート部分を除き、ステンレスのレールで囲まれている。

いつかもっとインテリアの写真が見られるかも知れない。

後日註: この艇は2013年3月、Yachtworld で Nor'Star 製として売りに出された。

(写真はいずれもカナダのフリッカ White Dolphin です。)
フリッカ・ホームページ、売りに出ているフリッカの一覧

2009年8月1日土曜日

パイロットハウスのフリッカ

このフリッカはノー’スター製でもPSC製でもない。広い意味で自作艇としよう。(プロに頼んで造ってもらったものかもしれない。)

スーパーストラクチャー(デッキより上に造られたものの総称)は通常のキャビン型ではない。この型はパイロットハウスと呼ばれるもので、機帆走を常とする 「モーター・セイラー」 に付いているものだ。

風、雨、雪などを避けるのが一番の目的で、寒い地方の艇に多い。

フリッカは20フィート艇でも、ビーム(船幅)は最大8フィートもあるため、パイロットハウスが乗っても全体の見た目のバランスは取れる。


この艇はカナダ五大湖地方のものだが、ほぼ同じ地域に後でパイロットハウスを付けた [パワーボートのフリッカ] がある。

本日の艇は最初からモーター・セイラーとして造ったものなので、その分、収まりが良い。エンジンはボルボ・ペンタ MD1B 一気筒 10馬力のディーゼルだそうだ。

マストは通常のフリッカ同様、ハウストップ・ステップ。









天井を突き抜け、キャビンソール(床)も抜けて、キールにステップさせる方式ではない。

ハウストップのキャンバー(アーチの反り具合)は緩く、とてもマストの重量を支えられない。そのためマスト直下のキャビン内に木の柱(コンプレッション・ポスト)を仕込んであるそうだ。

後日註: この艇は2013年3月、Yachtworld で Nor'Star 製として売りに出された。

(写真はいずれもカナダのフリッカ White Dolphin です。)
フリッカ・ホームページ、売りに出ているフリッカの一覧