フォアからアフトを望む。バルクヘッドも白。
コンパニオンウェイは旧型デッキ・モールドなのでステップは計2段。この艇ではその上にさらに一つ小型のステップを付けた。
旧型デッキ・モールドのコンパニオンウェイは切り込みが深いため差し板は幅広の4枚式。しかし荒海でキャビン内に不意に水が流入するのを防ぐため一等下の板を差しっ放しにした場合、その板をまたいでコックピットに出入りすることになるため、この小さなステップを付けたのだ。
この写真では下2枚の差し板を差してあるがそれならもっと浸水防止効果がある。下1枚だけの場合はちょうど新型デッキ・モールドによるコンパニオンウェイ底部にあるブリッジ・デッキと同等の高さとなる。
左舷側ギャリー。
サイドデッキ下にあるカボードの引き戸2枚はもともとティークだが、そこも白く塗ってある。
上の写真ではクォーター・バース入り口に、下の写真ではギャリー・シンクに小型プロパン・タンクが置いてある。この艇のコンロはプロパンらしい。
画面右下のテーブルは90度引き上げ水平にした後さらにアフト側に展伸出来る様にも見える。そうなら長いセッティーにはピッタリだろう。
左下、クォーター・バース入り口のギャリー側壁にも何やら仕掛けがあるが残念ながら他に写真が無いので詳細は不明。
(写真はPSC製434艇中、番数不詳、Vaquita II です。)
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