2015年8月6日木曜日
日本人セイラーたちの話題 2つ
フリッカではないが、2015年夏、日本のセイラーたちの話題を2つ。
先ずは日本でも良く知られているL.A.からホノルルまでの TransPac レースの話し(ちなみに英語ではトランスパックではなく、トランズパックと読む)。この隔年開催の伝統のレースは今年で48回目。今回のレースに参加した山口県周南市を母港とする30フィート艇フォーティッシモ II が現地時間7月30日にゴールした。フィニッシこそ全参加艇中最後となったが、この完走は日本からL.A.までの回航、ホノルルから日本への回航と合わせ、仲間4人の記憶に人生のハイライトの一つとして残るだろう。詳しくは [こちら] 。
もう一つは各々シングルハンドで太平洋を横断、無事ゴールデン・ゲイト・ブリッジをくぐっだ [64歳と63歳のセイラーの話し] 。リンク先写真左はコガ氏、右アベ氏。コガさんは30フィート艇ツヨタカで54日、アベさんは34フィート艇ユキカゼIIで49日の記録。お二人ともまさに人生最高潮という感がある。尚、アベさんはとんぼ返り、再びノンストップで日本に帰り、コガさんは今月中旬にハワイ向けに出航、そこでゆっくりして日本への帰着は来春になるらしい。また各艇ともシングルハンドでの帆走にモニターのウィンドヴェインを装着しているそうだ。