2015年5月14日木曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ コックピット周り

コックピットはマリン合板が多用されている様だ。場所によってはその上をファイバーグラスの積層でカバーしている。

コンパニオンウェイの下辺には水を流すためのドレインが2箇所。







右舷側バルクヘッド一帯に被せたサンブレラ生地のカバーはその下にあるだろうコンパスその他の器具類を一括して紫外線から守るためだろうか。

コックピット・シート上に置いてあるのはソーラー・パネル。







下のロッカー内にチャージ・コントローラーやバッテリーがあるらしい。画面左、コンパニオンウェイ前には幅の広い立派なブリッジ・デッキがある。

コックピット右舷側後方にはモダンな1本式エンジン・リモート・コントロール(ギアとアクセルを1本で制御する)。



コックピット・ドレイン(排水口)の孔は左舷側と対になっているに違いないがトランサムから見たドレインの写真がないのが残念。

新しいカバーの下に見えるアルミ製らしき装着金具の付いた木製ティラー。






その下では木を取り入れたフィドル・ブロックが個性を発揮している。後ろのSS製パイプの造作はディンギーや海からの乗降用梯子だろうか。

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今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2015年5月13日水曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ ポート・サイド

ブロウカーの看板の850の電話エリア・コードはフロリダのパン・ハンドル(フロリダ半島の西北部からメキシコ湾北岸に沿って西へ突き出した地域)のもの。この海域は浅いので少し風が立つと波が高くなる。

デッキ上の木の造作は何代目かのオーナーが換装した様で比較的新しい。






バウスプリットもその上のプラットフォームも、ブルワークスのトウレイルも、キャビントップのハンドレイルも、恐らくスパー(マスト、ブーム)も同時に交換したのだろう。メインスルやジブのカバーも新品同様。

ハル、デッキのペイントも新しく、とても1975年製とは思えない。







良くケアーされた艇だが売りに出されたのには余程の理由があったのだろう。次のオーナーにも愛されることを祈る。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数・艇名不詳のフリッカです。)
フリッカのリグ

2015年5月12日火曜日

セレニティー 5月9日土曜日の風 2 (Video)

2:45PM位だというのにいつものゾーンに風が無い。



西風3.6ノット。順潮ながら対地艇速1.5ノットの緩行。ドリフターが手元にあれば揚げたいと思う様な風だ。

この日は結局この調子で帰ったが、マリーナに着いてランチを食べているとマリーナ内でも18ノットの風が吹き始めた。いつもより2時間遅れの風のビルドアップ。まあ、まだ5月だからこういう日もあるだろう。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2015年5月11日月曜日

セレニティー 5月9日土曜日の風 (Videos)

マリーナの出入り口(コンクリート壁=ジェッティーが終わるところ)は半島の山の関係で、西風の良く吹く海域(マリーナ北方約1~2マイル)の風を占うのに便利。2ヶ所共およそ同じ位の風が吹くことが多い。この日出口の風は1:30PM頃で14~15ノット。期待を持ってマリーナ出口から東に伸びるアクセス・チャネルから湾へ出た。



アクセス・チャネルから北に出ると風はいつも弱くなる。セイルはそこでホイストする。そこでの風は9~11ノット。メインスル、ジブ共にフルで、対地艇速4.1ノット。既に干潮は終わって潮が入って来つつある。若干の逆潮。干潮の前後は海水が茶色っぽい。

この辺りからもう少し風が落ち続け、北1マイル地点に到達した辺りで手の平を反した様に一転強風となるのがいつものパターン。



風が7~8ノットに落ちたところ。逆潮が幾分強くなっているせいもあるだろうが艇速は2ノットに落ちた。

サウス・ベイのメイン・チャネルを南下して行く貨物船。この海域を貨物船が航行するのは珍しい。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2015年5月10日日曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ STBサイド

雑誌に発表された当時のビンガムのデザインやノー’スター製のフリッカではフォアワード・ハッチはPSC製と異なりキャビントップではなくフォアデッキにある。

スパー(マスト、ブーム)は木製の様だ。

マストは先(上)に行く程にテイパーしている(細くなっている)円柱型。

マストを横から支えるシュラウドは各舷2本づつ。(サイドのチェインプレイトではなく、デッキ上のアイから上に伸びている2本はいずれも仮留めしてあるハルヤード。)





マスト下部の白い部分にはメインスル用のフープ(輪)が見える。ブーム・ギャローズに載ったブームは長く、トランサムよりもずっと後方まで伸びている。セイル高が低く前後に長いギャーフ・リグと思われる。

ブームがスターン後方まで伸びているのでバックステイは固定式ではなくラニング・バックステイ。






ブロックを3個組み合わせた逆V字型の使い勝手の良さそうなメインシート・コントローラー。





ポートライトは楕円形(陸上競技トラック型ではなく普通の楕円形)。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数・艇名不詳のフリッカです。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2015年5月9日土曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ

ハルはノー’スター(Nor'Star)、デッキはウェスタリー(Westerly)製と思われる。

1975年製ながら、バウにはPSC製後期フリッカの2段式プルピット・レイルが装着されている。後年のオーナーが付けたのだろう。

後方、スターン部にはブームを載せるブーム・ギャローズを設置。

バウ・プラットフォームには両舷共にアンカーが見える。






バウスプリットは太く長く、デッキ上にもグッと伸びている。バウ・プラットフォームはPSC製の様にバウスプリットの横に装着したタイプではなくデイナ24の様にバウスプリットの上に載せて装着したタイプ。

ノー’スター製ハル特有の詳細な葡萄のスクロールワーク。







設計者ビンガムはノー’スターとプロダクションの話しをする前にコンパニオンのケイティ・バークと二人でハルを造った。この詳細なスクロールワークはケイティが時間をかけて丹念に彫り込んだものだという。ノー’スターでは二人の造ったそのオリジナルのハルをオス型としてハル・モールドを造ったらしい(無論後年のPSCのモールドの様に鋼鉄製ではなくファイーバーグラス製)。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数・艇名不詳のフリッカです。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2015年5月8日金曜日

ムーアリング・ボールを吊り上げたフリッカは ISHA

去る1月に取り上げた [ムーアリング・ボールを吊り上げたフリッカ] は2010年に南カリフォルニアから2ヶ月の予定でパシフィック・ノースウェストに来た [アイシャ] (リンク先2枚目の写真)であることが分かった。

今フリッカ・ホームページの表紙を飾っているが、結局2010年以降カリフォルニアには帰っていないらしい。



今日の写真では1月の写真と比べムーアリング・ボールと海面の距離が若干縮まっている(吊り上げた位置が低い)が、いつも吊り上げた状態で係留している様だ。このボール(常設アンカー)の設置者が誰なのか不詳だが、この艇のオーナーはやはりボールの位置がショアに近いのが気になっているのではと思われる。

(写真はPSC製434艇中、番数不明 Isha です。)
フリッカ・ホームページ