2015年2月14日土曜日

ヴァージニアのミラクル ポートサイド

夏場の係留地、またはゲスト・ドックらしき場所。まだメインスルもジェノアも付いていないので下架直後の写真らしい。

この艇は1980年製なのでデッキ・モールドは旧型を使用している。

しかしこのアングルではスライディング・ハッチにスプレイ避けブリッジが2本入っている以外はその特徴が分かり難い。



ポートライトは1980年代の特徴的な陸上競技場型楕円形のブロンズ製。







1983年後期以降新型デッキ・モールドが使われ始めたが、ポートライトは1988年製(370番艇位)までこの楕円形がスタンダード。89年製以降は長方形。

船籍番号頭の州名がSD なのでサウス・ダコタに居た様だ。

トレイラーに乗り東に移動して何年経ったのか不明。



(写真はPSC製434艇中、番数不詳、1980年製の Miracle です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2015年2月13日金曜日

ヴァージニアのミラクル オン・トレイラー

東海岸ヴァージニア州のミラクル。ダブル・アクスル(2車軸)のトレイラーに乗せられローンチ・ランプ(トレイラー艇用上下架場所)前に到着。(後ろに立っているのは街灯でマストに非ず。)

フリッカの重量はドライで5500ポンド(2.5t)、船具、備品、燃料等を入れると6000ポンド(2.7t)を超える。




ピップアップ・トラックはこの様にフル・サイズの車種で、牽引許容重量8000ポンド(3.6t)以上、出来れば10000ポンド(4.5t)以上のものが好ましい。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳、1980年製の Miracle です。)
フリッカのスペック

2015年2月12日木曜日

セレニティー 配電盤に新バッテリー・ボルト・メーターを装着


故障して取り外したボルト・メーターの代替品が届いたので装着する。

メーター四隅に付いているメーター固定用機械ネジに嵌めるナット4個に加え、電極に電線を留めるための機械ネジ2本が付いて来た。








裏側の写真。

画面右2個のウォッシャー付き機械ネジが電線固定用。






[代替品の写真] を見た時、電極がメス型で、取り外した旧品の [オス型] とは違うのでこれまた一工夫必要だろうと思っていたが、手間が省けた。

取り付け前にポータブルの予備バッテリーでメーターが動くことを確認。







(余談だがポータブル・バッテリーは13V に到達していない。年2回の定期充電の時期だ。)

4本の機械ネジにナットを嵌めてメーターを配電盤に固定したところ。

ここで問題がひとつ。





以前書いた様に旧品は極性指定がこの新品とは逆で、[向かって左が陽極、右が陰極] になっている。上の写真で分かる様に配線(陽=赤、陰=黒)の長さもそれに合わせてある。

赤線は長さに余裕があるが、黒線はいくら引っ張っても新しい陰極(画面左)まで届かない。

約3cm短いだけだが、新しい線(12番線)を購入しなければならないのか。







仕方が無い。この線を外してレファレンスとして持って行き新線を買ってこよう、と盤の接続位置に緑色のビニール・テープで印を付けた。

しかし外した時、隣の位置が空席で、そこがテープでマークした位置とメタルのマニフォールド(連結板)で繋がっていることに気付く。

繋がっているのだから、この様に線を隣の位置に移動しても何の問題も無いはず。






これで新しい陰極にかろうじて届いた。

並列のイルミネーション・ランプからの陰極線も重ねて極に固定。



赤線も新しい陽極に固定。

電流は上の赤線から陽極、メーター、陰極、黒い12番線を流れてグラウンド(アース)へ。


並列のイルミネーション部は陽極から出た赤線を流れてランプに周り、そこから黒い14番線で陰極に戻り、黒い12番線を流れてグラウンド(アース)へ。

(尚、メーター後ろにある細い赤、橙、黄の3本の細線はメーター内臓のイルミネーション・ランプ用。赤は12Vシステム用(+)、橙は24Vシステム用(+)、黄は12/24Vシステム共用(-)。セレニティーには上記の様に配電盤自体にイルミネーション・ランプが付いているので内臓ランプは使わない。将来配電盤のランプが切れて赤と黄に出番が来るかも知れないが、取り敢えず各線のエンドを絶縁テープでカバーして脇に置いておく。)

配電盤を壁のボックスに戻して固定し、早速#1バッテリーをテスト。

きっちり12VでOK。





#2バッテリーをテスト。

約11.7V。微妙なところ。バッテリーに蒸留水を補充して充電が必要だ。




以前両バッテリー共11.6~11.7Vの蓄電状態でスイッチをAll にしてかろうじてエンジンがかかったことがある。しかし11.5Vを下ると予備バッテリーでジャンプ・スタートが必要だ。12Vバッテリーは電圧が11Vまで下がったらオシャカと言われている。充電しても元の性能は取り戻せない。

ともかくメーター換装はこれで完了。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2015年2月11日水曜日

セレニティー 1GM10 オイル・パイプ保護

冬の雨季であるにも拘らず今年の1月は一滴も降らなかった。昨年のクリスマスあたりから降らなかったが、ついに2月5日から雨となった。水不足のカリフォルニアには恵みの雨だ。

2月6日金曜夜~7日土曜朝の間は50~60mm は降っただろう。








しかし7日昼前マリーナに到着した時にはポートライトに溜まった水は垂らした紐を通して全て下に落ち、跡形も無かった。紐の効果は抜群。

***

本題に入ろう。この日の日中は降ったりやんだりの予報なので、開けたスライディング・ハッチの上周辺をブームの上に広げた2畳大のタープ(シート)でしっかり覆ってキャビン内での作業に専念する。先ずエンジン・オイル・パイプ(管)のメンテ。

エンジンのウィープ・ホール下にある2本のオイル管には塩水が掛かっても平気な様に毎年2回程シリコン・グリースを塗布し直して来た。


オイル管だけでなくエンジン本体のペイントの落ちた部分も然り。上の写真は塗布後既に半年程経過した状態。

薄いゴム状に固まったシリコン・グリースを剥がしてきれいに拭き取った状態。







オイル管は潤滑オイルがエンジンとオイル・フィルター間を循環するため往路復路合わせて2本あるが、塩水が掛かって腐蝕が生じ、孔が開いてそこからオイルが漏れてしまうという1GM /1GM10 特有の問題が起きやすいのは手前の管の様だ。

上から見ると全く問題なし。

しかし下から見るとこの通り。

画面ほぼ中央部、管に付いた錆びた場所が分かるだろうか。




10年前エンジンを新品換装してから一時期ガムテープで管の上に保護カーテンを作っていたことがあり、それを外す時ガムテープに表面のペイントが付いて来た。ここもその一箇所なのかも知れない。(ちなみにエンジン本体の表面のペイントが剥げてプライマー = 下塗りが見えている箇所はガムテープを剥がす場合の自損。これらの場所もパイプ自体と合わせて6年位前からシリコン・グリースを塗布して来た。)

しかし換装直後2年間(運転185時間)はカーテンも無く、適宜パイプに付いた塩を拭き取るだけで、何の保護もしなかったので既にその時この錆びが出ていたのかも知れない。とにかく今後もイギリスのキャラウェイやシアトルのトゥーカンが経験した [管からのオイル漏れ] は避けたい。

***

シリコン・グリースは定期的に注意深く塗り替えているとは言え、気付かない塗りむら等でセイフティー・ネットに綻びが生じないとも限らない。そこで今年から手前の管(オイル・フィルターからエンジンへ戻る復路管)にはシリコン・テープを密着させて巻くことにした。

先ず管の両端にそれぞれシリコン・テープの小片を強く引っ張って2巻きしたアンカー部を作る。






周知の様にシリコン・テープはシリコン・テープにしか接着しないからだ。
続いて片方のアンカーにテープをしっかり引っ張りながら重ねて接着させ、テンションを緩めずもう一方のアンカーまで巻いて行って留める。必要に応じてさらにテープを巻き重ねる。

テープを巻き終わった管を下から見たところ。









フォアから見たところ。











この後手前の管の右上部分、奥の管、及びエンジン本体部のペイントの剥げた場所にまた新しいシリコン・グリースを塗布した。タイトな場所なので巻き難いが奥の管にもシリコン・テープを巻こうかとも考えている。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2015年2月10日火曜日

テューズデイズ・チャイルド 2014年シーズン

新装なったテューズデイズ・チャイルド、昨シーズン中のスナップ。

6月、約10ノットの風で快走。

140%ジェノアだけでなく、メインもフルに揚げている様だ。














8月の風景。例のムーアリング・ウィップを使って係留している。








とは言え、無論フェンダーも常備。

ハルと同色のフェンダー・カバーは工業用ミシンで縫った自家製。



このオフ・シーズンはどんなメンテをしているのだろう。

(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
テューズデイズ・チャイルド FB

2015年2月9日月曜日

テューズデイズ・チャイルド ドックに帰る

長い間ストアレージで冬を過ごしたテューズデイズ・チャイルド。

新帆走シーズンを迎えた2014年6月、ドックに向かって出発準備。

オーナー夫婦による作業か、スクロールワークとストライプが黄金色に光っている。










ウィンター・カバーを取り外した。
















ローンチ(下架)して機走でドック・ベイスンに到着。
















(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
フリッカ・ホームページ

2015年2月8日日曜日

テューズデイズ・チャイルド ハル塗装

マストを倒したテューズデイズ・チャイルドはヤードで上架してハルの塗装を一新。

2014年1月。

ハルの塗装を落としサンディングして下地作り。














デッキと船底をマスク・オフして新しいペイントをスプレイ中。

ペイントはダーク・グリーン。




ペイントを何層吹き付けたか不詳だがそれが終わって喫水ラインを白でペイント。







バウ左舷側。

スクロールワークのペイントはまだこれから。














同右舷側。













スクロールワークの色入れは誰がやるのだろう。









セレニティーで10年前に経験したが、筆でやる場合大変な時間と神経を使う。紙テープで周りを丁寧にマスクして吹き付ける方が簡単だと思う。

(写真はPSC製434艇中336番 Tuesday's Child です。)
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