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2015年7月19日日曜日

テキサス州キーマの1979年製フリッカ

メキシコ湾岸、テキサス州ヒューストン近郊 [キーマ] のフリッカ。この町の近くの汽水湖クリヤー・レイクを含め、ヒューストン近郊はフリッカの多い場所の一つだ。メキシコ湾岸は概して浅瀬が多く、潮の干満の大きいのも理由のひとつかもしれない。フル・キールで喫水1m 弱のフリッカはこの様な水域でも航行しやすい。

このハル色のフリッカは多くないが、1981年製 [ウィスパー] と同色。

ポートライトは70年代艇には珍しい長方形のブロンズ製。











バウのプライマリー・アンカーはブルース。

ボブ・ステイには錨泊時アンカー・チェインが当たって耳障りな音を立てたり金属同士が擦れたりしない様にビニール管を被せ、その下のチェインプレイトにはトレイラー積載時にバウを固定するためのシャックルが付けてある。






トランサム右舷側にはこの時代のフリッカに特徴的なオフ・センターのバックステイを装着するためのミニ・バンプキンが突き出ているが、それでも船外機(ニッサン5馬力)が同じ右舷側に付けてある。










左舷側にも装着用ブラケットがあるので以前は左舷側に付けていたのかも知れない。ブラケットが両側に付いていればスキッパーの右利き左利きの問題にも対応しやすいだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名共に不詳のフリッカです。)
フリッカのリグ

2015年7月12日日曜日

アメリカに帰って来たダルシニア 外観 ポート・サイド

綺麗なのはティークだけではない。In shipshape と言える程艇全体に手入れが行き届いている様子。

ラインもフェンダーも、セイル・カバーも綺麗で、売る気満々。








デッキ(スーパーストラクチャーを含む)はハルのホワイトより少しクリーミーなオフ・ホワイト。

ファイバーグラスのジェルコート、キャビントップのノン・スキッドも年齢を全く感じさせない。






フォアデッキ、バウ・プラットフォーム、トウ・レイル・キャップ、フォアハッチ、キャビンサイド・トリム。





両舷のアッパー・シュラウドにはセイルが擦れない様、PVCパイプを被せてある。






セイルカバーと共生地のサンブレラで作ったカバーがティラーやエンジン・ダッシボードのカバーにも使われている。



右舷側バルクヘッドのコンパス、左舷側のその他の機器のカバーも同様。







どういう訳かウィンチ・カバーは見当たらない。

スターン装着のウィンドヴェインはウィンドパイロット・ブランド。

フリッカにはモニター・ブランドのウィンドヴェインよりもこのウィンドパイロットの [PACIFIC LIGHT] の方が軽量で合っているのではと思う。無論、この PACIFIC LIGHT の性能・頑丈さはメキシコ行きで実証済み。






(写真はPSC製434艇中412番目 Dulcinea です。)
フリッカ・ホームページ

2015年7月11日土曜日

アメリカに帰って来たダルシニア 外観 STBサイド

昨日のポストで2015年4月にティーク・デッキをメンテしたばかりと書いたが、デッキだけでなくイクステリア・ティーク全てを手入れしたようだ。

ティーク専用クリーナーで塗られていたオイルを落とし、さらにコッパー・ウール(細い繊維状の銅を綿の様に形成したもの)で擦って汚れやオイルの残滓を除去し、水で洗い流した模様。

先端のバウスプリット、プルピット・プラットフォームから始まり、艇全体が明るくなった。






フォアデッキ、サイドデッキ、トウ・キャップ・レイル、フリーボードのラビング・ストレイクなど全てが明るい。




フォアハッチ、シーフッド・トップ、メインハッチ横のレイル、グラッブ・レイル(手摺り)、コーミング・トップのティークも同様。


コーミング・ボックス、コックピット・ソウル(床)のグレイティング(スノコ)も然り。






コンパニオンウェイ周り、さらに差し板までまっさらのティークになった。







自分のアイ・ボールで見れば目に染みるくらい清々しいに違いない。

(写真はPSC製434艇中412番目 Dulcinea です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2015年7月6日月曜日

ハワイのエルリーライ

ハワイのフリッカだが、艇名の Elilai はパラオ等に見られる花の名前に由来している。Elilai は日本語ではローマ字読みにしてカタカナでエリライと書かれる例が多い様だが、そう書くとどうしても関東のアクセントで最初のエが強く読まれてしまうだろう。パラオ語や英語では真ん中のリーを強く読む。とこの様な説明無しにカタカナ表記する場合、エルリーライと書いた方が日本(関東)の人々が読む場合、原音に近い発音になるだろう。

前置きが長くなったが、この艇は米西海岸から1990年代に太平洋を渡って来たのだそうだ。

長くて頑丈そうなカスタムのバウスプリット。

ティークのメイン・ハッチも実に良く手入れされている。


センター部分がH字型になった特徴的な初期PSC艇のスターン・プルピット・レイルには細長いソーラー・パネルが装着されている。

船外機はヤマハ8馬力。








左舷ハインド・クォーターに書かれた艇名。







実はこのスペルは人名にのみ使われるスペルで、花の名の場合 Chelilai と綴るのだそうだ。頭の Ch は発音せずサイレント、従って読みは同じくエルリーライとなる。

今一つ映りが悪いが室内写真2枚。

コンパニオンウェイからのショット。






この艇もヘッドがVバースにあるオープン・レイアウト型。未だコンプレッション・ポスト(柱)が付いて来なかった頃の艇なのでその分広々としている。

Vバースから後方を望む。

個室ヘッドが無い分セッティー(座るところ)が長い。





個室ヘッドの無い艇ではこの様に配電盤を初めとするエレクトロニクス類は右舷側。一方左舷側バルクヘッドにはコンパスが見えるがもう一つは何だろう。

(写真はPSC製434艇中083番目 Elilai です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2015年7月5日日曜日

ワシントン州の1978年製フリッカ

どうもアンカーをバウからではなくSTBサイド中腹から下ろして錨泊中の様に見える。ポートライトは真円形。

右舷側バウ・チョっク辺りに大型クリートを設置してあるのが目を引く。

恐らくポートサイドにも同じ物を仕込んでいるのだろう。





フォアデッキには日本のアキレスの品と思われる少し古い型のインフレイタブル・ディンギー。長さ約8フィートだがフォアデッキに膨らませたディンギーを載せているフリッカは初めて見た。載せようと思えば出来るものなのだなと感心。揚げ下げにはステイスル・ハルヤードを利用するのだろうか。

バウスプットは昨年スプルース材で新作。スタンディング・リギングも換装用に新品のセットを用意しているそうだが換装自体は未だ。また個室ヘッド・スペースはあるもののヘッド自体は無いそうだ。エンジンは1GM10。

この艇は2週間程前、craigslist シアトル版に載っていた。過去1年この若者がリブ・アボードして来たと言う。今回売れなかったらこの艇で外洋航海をするつもり、との事だったがどうやら売れてしまった様だ。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名共不詳、1978年製のフリッカです。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2015年7月3日金曜日

シャンプレイン湖の221号艇

『フリッカ』という名のフリッカと言えば [PSC製297号艇][1973年製の自作艇] がある(註: 297号艇は現在南カリフォルニアのロング・ビーチで改名され Kathleen Fay = キャスリーン・フェイ となっている)が、この221号艇もフリッカという名前。

カナダとの国境近く、南北に長く伸びた [シャンプレイン湖]

CQR アンカーはバウ・プラットフォームに座ったままなので常設アンカーに係留している模様。





1982年製でコンパニオンウェイは深く、コックピット・ソウル(床)も83年末以降の艇と異なるデザインだが、無論この距離からその違いは分からない。

(写真はPSC製434艇中221番目、Flicka という名のフリッカです。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2015年6月28日日曜日

ワシントン州のホヌ

ホヌ(Honu) という名のフリッカは [フロリダにも居る] が、これは別艇。ホヌとは『緑色の亀』の事なのでグリーンのハルのフロリダのホヌの方が名前にピッタリ。(尚、フロリダのホヌは旧名のセルティック・タートル、レプリコーンにおいても共にグリーンという色のテーマを通している。)

いかにもパシフィック・ノースウェストらしい景色を背に錨泊中。

この艇もさすがにセイル・カバーの色はグリーン。


今シアトルで売りに出ている。

(写真はPSC製434艇中347番目 Honu です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2015年6月27日土曜日

フロリダ州イーグル・ハーバー 黄色いハルのフリッカ

1週間程前、フロリダはイーグル・ハーバーのムーアリングに係留した黄色いハルのフリッカ。同ハーバーを母港としている別のフリッカのオーナーが撮影したものでUSヤフー・フリッカ・グループにポストされた。

[此処] も外洋と繋がっているICW(イントラ・コースタル・ウォーターウェイ)の一部。



干潮時らしくドックのパイル(柱)が高く写っている。

黄色いハルのフリッカは多くない。もしかしたら [ノウマッド] かも知れないと思ったが、ポートライトの形が違うので別艇。そう言えばビンガムのパートナーだったケイティー・バークの旧 [ジブシー・ロウヴァー] (リンク先のブロウシュアーの4、10頁参照)も黄色だった。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名共に不詳のフリッカです。)
USヤフー!フリッカ・グループ

2015年6月20日土曜日

SFベイのフリッカ シャーロット・モウリス

6月13日 craigslist で売りに出たもう1艇のフリッカ。船外機仕様の1978年製(船籍番号中の1987 は製造年とは無関係)。

マストもセイル・カバーと同じタン・バーク色。

同じ1978年製 [レッド・フェザー] のスパーズ(マスト、ブーム)も同色。


当時はこの色もオプションとして存在していたのだろう。当然と言えば当然だが同じ1978年製でもケアの仕方で艇の状態がこんなに違う。

クリッパー・コウヴに錨泊中の同艇。

ドジャー、フェンダーだけでなくトランサムも同色。

 
前後のプルピット・レイルは1段式だがライフラインは2段。ドジャーのサイド・トップにはハンド・レイルが付けられ、レイダーやモニター・ブランドのウィンドヴェインも装着されている外洋志向の艇だ。メイン・ハッチがスライドして入るシー・フッドはブリッジの3本ある旧型ハッチを格納するために背が高い。良く見るとコンパニオンウェイ両横のバルクヘッドにはティークが張られている。

スターンのポール・マウントのレイダー、クロース・アップ。








メンテ状態は全体的に極めて良好。$19,500。かなりお買い得。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳、1978年製 Charlotte Moris です。)
フリッカ・データベース

2015年5月30日土曜日

アラスカのテス 錨泊

フリッカはトレイラーに載せて運べば各地の海は無論、この様な大河や湖も楽しむことができる。

このフリッカはアラスカ・フェアバンクス近くで帆走中の姿を [昨年12月に掲出した] テス。





今日の2枚もほぼ同じ水域で撮影されたものだろう。

白い氷の窓枠に収まったテス。









(写真はPSC製434艇中086番 Tess です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2015年5月13日水曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ ポート・サイド

ブロウカーの看板の850の電話エリア・コードはフロリダのパン・ハンドル(フロリダ半島の西北部からメキシコ湾北岸に沿って西へ突き出した地域)のもの。この海域は浅いので少し風が立つと波が高くなる。

デッキ上の木の造作は何代目かのオーナーが換装した様で比較的新しい。






バウスプリットもその上のプラットフォームも、ブルワークスのトウレイルも、キャビントップのハンドレイルも、恐らくスパー(マスト、ブーム)も同時に交換したのだろう。メインスルやジブのカバーも新品同様。

ハル、デッキのペイントも新しく、とても1975年製とは思えない。







良くケアーされた艇だが売りに出されたのには余程の理由があったのだろう。次のオーナーにも愛されることを祈る。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数・艇名不詳のフリッカです。)
フリッカのリグ

2015年5月10日日曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ STBサイド

雑誌に発表された当時のビンガムのデザインやノー’スター製のフリッカではフォアワード・ハッチはPSC製と異なりキャビントップではなくフォアデッキにある。

スパー(マスト、ブーム)は木製の様だ。

マストは先(上)に行く程にテイパーしている(細くなっている)円柱型。

マストを横から支えるシュラウドは各舷2本づつ。(サイドのチェインプレイトではなく、デッキ上のアイから上に伸びている2本はいずれも仮留めしてあるハルヤード。)





マスト下部の白い部分にはメインスル用のフープ(輪)が見える。ブーム・ギャローズに載ったブームは長く、トランサムよりもずっと後方まで伸びている。セイル高が低く前後に長いギャーフ・リグと思われる。

ブームがスターン後方まで伸びているのでバックステイは固定式ではなくラニング・バックステイ。






ブロックを3個組み合わせた逆V字型の使い勝手の良さそうなメインシート・コントローラー。





ポートライトは楕円形(陸上競技トラック型ではなく普通の楕円形)。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数・艇名不詳のフリッカです。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2015年5月9日土曜日

フロリダの1975年製ノー’スター・フリッカ

ハルはノー’スター(Nor'Star)、デッキはウェスタリー(Westerly)製と思われる。

1975年製ながら、バウにはPSC製後期フリッカの2段式プルピット・レイルが装着されている。後年のオーナーが付けたのだろう。

後方、スターン部にはブームを載せるブーム・ギャローズを設置。

バウ・プラットフォームには両舷共にアンカーが見える。






バウスプリットは太く長く、デッキ上にもグッと伸びている。バウ・プラットフォームはPSC製の様にバウスプリットの横に装着したタイプではなくデイナ24の様にバウスプリットの上に載せて装着したタイプ。

ノー’スター製ハル特有の詳細な葡萄のスクロールワーク。







設計者ビンガムはノー’スターとプロダクションの話しをする前にコンパニオンのケイティ・バークと二人でハルを造った。この詳細なスクロールワークはケイティが時間をかけて丹念に彫り込んだものだという。ノー’スターでは二人の造ったそのオリジナルのハルをオス型としてハル・モールドを造ったらしい(無論後年のPSCのモールドの様に鋼鉄製ではなくファイーバーグラス製)。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中、番数・艇名不詳のフリッカです。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2015年5月8日金曜日

ムーアリング・ボールを吊り上げたフリッカは ISHA

去る1月に取り上げた [ムーアリング・ボールを吊り上げたフリッカ] は2010年に南カリフォルニアから2ヶ月の予定でパシフィック・ノースウェストに来た [アイシャ] (リンク先2枚目の写真)であることが分かった。

今フリッカ・ホームページの表紙を飾っているが、結局2010年以降カリフォルニアには帰っていないらしい。



今日の写真では1月の写真と比べムーアリング・ボールと海面の距離が若干縮まっている(吊り上げた位置が低い)が、いつも吊り上げた状態で係留している様だ。このボール(常設アンカー)の設置者が誰なのか不詳だが、この艇のオーナーはやはりボールの位置がショアに近いのが気になっているのではと思われる。

(写真はPSC製434艇中、番数不明 Isha です。)
フリッカ・ホームページ

2015年5月3日日曜日

U.S. ヴァージン諸島のPSC製フリッカ

フィルム撮影らしき写真3枚。撮影年不詳。

場所は [ヒーラ] と同じU.S. ヴァージン諸島の [セイント・クロイ(サン・クロワ)]

PSC99番艇。

艇がイーヴン・キール(船首船尾方向に水平)ではなく少しスターン方向に傾いているのは大方トランサム装着の船外機(日産10馬力)のせいと思われる。




無論マストがスターン側に少し傾斜しているのは艇が帆走時多少ウェザー・ヘルムになる様に意図的に仕込んで有る所謂マスト・レイク。












ルイジアナ州ニュー・オーリンズからここまで約2000マイルを各地に寄港しながら航海、今もカリブ海を楽しんでいるそうだ。













(写真はPSC製434艇中099番目、艇名不詳のフリッカです。)
フリッカ・データベース

2015年4月9日木曜日

フロリダの1979年製フリッカ ポケッツ

フロリダらしく一見して長期クルージング艇かリブ・アボード艇かという重装備のフリッカ。良く見るとPSC109番艇のポケッツだ。

両舷共にスタンション間に板を渡して黄色いジェリー缶(補助軽油タンク)等を結び付けられる様にしている。



視界の良さそうな直立型のドジャーの後ろに見えるSSパイプはビマイニ用か。その上には専用のブリッジに装着したハード・タイプのソーラー・パネル2枚。コックピット両脇にはスプレイ避けおよびプライバシー確保のためのウェザー・クロース(サイド・カーテン)。

フォアデッキに固定された赤いカバーの下はライフ・ラフトかインフレイタブル・ディンギーと思われる。




トウ・レイルは孔のあるアルミ製でラインを使って物をラッシ(結び付ける)には便利だ。

フォア・デッキの両脇には落水防止用のネット。なるべくフォアに行かなくても良い様にヘッスルはファーリング・ジェノア。


2010年9月にインディアナからフロリダの新オーナーの手に渡り、4年後の2014年8月に売りに出た時は1週間程でマーケットから消えてしまった。果たしてその時直ぐに売れたのだろうか、オーナーが気変わりしたのだろうか。今また yachtworld.com で売りに出ている。

(写真はPSC製434艇中109番 Pockets、旧名 Mithril です。)
フリッカのスペック

2015年4月2日木曜日

スプリングタイズ ローンチング

船籍番号が今ひとつ判然としないが、ジョージアのフリッカらしい Springtidz の下架。

ヤードのトラヴェリフトでローチング・ドックへ。







ちなみに Springtide(s) とは大潮の事。艇名はその綴りを少し捻ったもの。

艤装を終わって帆走準備完了。

ポートライトは長方形のプラスティック製だが、上の写真で分かる様にバウのステム上部両脇に航海灯用の窪みが無いので1970年代ではなく80年代のPSC製と想像される。








(写真はPSC製434艇中、番数不詳、Springtidz * です。)
* 後日註: この艇は2011年5月に取り上げた([ 1 ][ 2 ])1983年製のフリッカであることが判明した。

USヤフー!フリッカ・グループ

2015年3月12日木曜日

ザンジバー再訪 STBサイド

バックステイは逆Y字のスプリット・ステイではなく各舷側のステイが別々にマストヘッドまで到達するデュアル・ステイズ。

スターン・プルピット・レイル、ライフライン、バウ・プルピット・レイル、全て2段式。





両舷共スターンのティーク上、バックステイのアウトボード側(外側)にブロンズ製チョックが装着されている。ファクトリー装着品かも知れない。

コックピット・コーミング上にあるパンプ・アウト用デッキ・フィルは84年製のセレニティー同様、未だ右舷側にある。



90年代の艇では左舷側。

マストやブームは既にキニヨン製ではなくルフィール製に移行している。















フォアデッキ・クリートは平行2本の後期フリッカ仕様。

しかし、89年でもスライディング・ハッチを格納するシーフッドは未だオプションだったらしくこの艇には付いていない。



バウスプリット先端のクランズ・アイアン(写真はクリックで拡大)の上のヒレにある2つの孔は後ろをジェノア用として使い、前はスピネイカー用に開けてある。(クランズ・アイアンについては [こちら] 。)

(写真はPSC製434艇中387番目 Zanzibar です。)
フリッカ・ニューズレターのページ

2015年3月11日水曜日

ザンジバー 再訪

昨年10月 [3代目オーナーの手に渡った] ザンジバー。今でもミシガン湖に居て名前もザンジバーなのか不明だが、昨秋時点での写真が何枚かあるので見てみよう。

先ずはポートサイドから。










艇が正しくトリムされている(前後左右に偏った積載が無く、喫水線の白いブーツ・ストライプが水平)。



左舷クォーターのスプリング・ラインがティーク・レイルに擦れる可能性のある箇所には黄色の分厚いテューブを通してある。


素材は不明。

アスターンから見るとフリッカが結構ビーミーな(船幅の広い)ボートであることが分かる。





それにしても何と印象深いブルーだろう。

尚、この艇は1989年製で、90年代の艇と諸ディテールのスペックが殆ど同一。

(写真はPSC製434艇中387番目 Zanzibar です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧