2014年3月17日月曜日

セレニティー アワー・メーター用カバー Version 2.0

[加工中に割れた] アワー・メーターのドーム型レンズ(ガラス)を除去したので、真ん中に孔を開けただけの [試着済み木製カバー] はそのままでは使えない。

その木製カバーに円形にカットしたプレキシグラスを嵌め込む等の処置をすれば使えるかも知れないが、見かけも大袈裟になり、全体のバランスが悪くなる。新しくすっきりした形のものを作った方が早い。

という訳で拵えた Version 2。

5年前に買った iPod Shuffle のパッケージ・ボックスの蓋部分を利用。



四辺を細木で囲んで接着し、サンディングで形を整えただけ。ボックスの蓋(プレキシグラス)は作業中傷が付かない様、サランラップを2~3枚重ねてある。

底辺には小径の通風口を4個開けた。

楊枝がかろうじて抜ける位の大きさ。





裏側から見たところ。

茶色く見えるのは細木にスプレイしたステイン。






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尚、細木とプレキシグラスの接着は元々パッケージ・ボックス本体とボックスの蓋が互いに重なる薄く狭い噛み合わせ部分だけを接着面としているので念のため接着剤塗布後クランプを掛けたまま一晩放置しておいた。















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こちらはボツになったV2のプロトタイプ。










在り合わせのプレキシグラスを細木でサンドウィッチして形成したがグラスが厚過ぎて全体が重過ぎた。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity 関連の品物です。)
⇒ フリッカ・データベース

2014年3月16日日曜日

沖縄の頼(たのもし) 室内

[PSC製104番艇] (ハルID: PCS201040779) のこの艇は1979年6月11日にパシフィック・シークラフト社から 「セイラー・コンプリーション・キット」、つまりキット・ボートとして販売された。長年 VEINTE2 の名前でサンディエゴをホームポートにしていたが、アメリカズ・カップで当地を訪問された舞鶴のMさんの手で1992年に大阪港着で日本に個人輸入され、先ず若狭湾で活躍。輸入から4~5年後、Mさんの手から、山口県秋穂(あいお)の新オーナーの手に渡り、以来約8年瀬戸内をヴェニューとした。

本日の写真は全て2005年後半頃、大分県別府のブロウカーを通して売りに出されていた時のもの。

キット・ボートなのでキャビンはユニークな造り。これは右舷側のテーブル付きNAV ステーション。





その前方には個室ヘッドがあり、さらにVバースへと続く。

左舷側もコンロ、カウンタートップ、シンクと独特のギャリー構成になっている。







Vバースには向かい合って座れるテーブルがあり、就寝時はテーブルを降下させ背もたれクッションを置いてVバースが完成する仕掛け。



以上全てが20フィート艇の中にあるのだから今更ながら驚く。しかもVバース部を除き、真っ直ぐ立ったまま歩ける高さも備えている。

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同艇は2006年1月に沖縄の現オーナーTさんご夫妻により頼 (たのもし)丸と改められた。早いもので既に8年が過ぎたが、毎年入念なメンテやアップグレイドを受け、暖かい南の海で幸せに暮らしている様だ。

(写真はPSC製434艇中104番目、沖縄の Tanomoshi です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ

2014年3月15日土曜日

パッセージズ トランサムの色

随分以前の写真だが特徴のある1978年製フリッカのトランサム色。

フリッカに限らずアメリカでは時々この様にトランサムだけをハルとは別色に塗っている艇を見かける。





これだと遠方からでも艇を識別・特定しやすい。小生のマリーナにはトランサムだけを赤色に塗った36フィート艇が居るが、どこにいても良く分かる。このフリッカではドジャーやセイル・カバー等の色にもなっている基調色のタン・バークを使っている。ここまでやっているので恐らくセイルも同色なのだろう。

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この艇でも昨日見た407番艇Ladybird の [トランサム] 同様、左舷側に折り畳み式のステップが2個装着されている。

また、この艇は両舷クォーターにある葡萄のスクロールワークがバウ両側にあるスクロール同様の大きさ。1978年製とは言え、パシフィック・シークラフトが同年自社製作のハル・モールドで多数のフリッカを生産し始める前にノー'スター(Nor'Star = North Star)から買い取ったハル・モールドで造った数少ない極く初期のPSC製艇であることが分かる。デッキ・モールドは既にPSC独自デザインのVersion 1(1983年前期まで使用)を使っている。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳、Passages です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ

2014年3月14日金曜日

#407 Ladybird 近影

日本のヤフー・フリッカ・グループに収録されていた写真の続き。

瀬戸内海のPSC407号艇 [Ladybird] 。(当ブログ内を Ladybird で検索され度。)

今年2月にアップロードされたばかりの近影。淡路島のヤードで化粧直しされた時の姿。

新艇時からずっと同じオーナー(親友お二人とご家族)に愛され続け、美しく保たれている。









同。朝焼けを背景に。

右端には緑色のハルのフリッカ [デイドリーム] 。

並んで帆走する姿もいつか見られるかも知れない。




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こちらは2006年頃、牛窓に係留時の姿。
















(写真はPSC製434艇中407番目 Ladybird です。)
⇒ フリッカ・ホームページ

2014年3月13日木曜日

セレニティー コックピット高座

[バース・イクステンション] 用の箱を、艇がヒールしていない機走時や機帆走時に座るための高座としても使ってみたい。

しかし一枚板ではなくストレイクを4~5本打ち付けただけの3面は腰を降ろすとミシミシ音がしてこのままでは心許無い。



そこで箱の底には1/2"合板、両側には1/4"合板を重ね張りし、その上で真ん中に新しく1/2"合板を仕込み、それと平行する箱の両端上部には1/2"合板ストレイクを仕込んだ。

高座と言っても落語とは無関係。

常設の [スターン・ベンチ] や [スターン・シート] の代用だ。




後部に座ればティラーも殆どハード・オーバーまで振ることができる。








POV。

視界が広く気持ちが良い。









完全にハード・オーバーまで振る必要があれば立つ。









無論、箱を伏せて座ったり...











立てて使う事も可能。












下に伏せた箱に足を乗せると体が少し楽になる感じ。艇がヒールしている時でもOK。






今シーズン、実際に使い勝手を試してみることにする。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2014年3月12日水曜日

セレニティー エンジン・ダッシボードの庇 装着

アワー・メーター・カバーとの [コンフリクト] を避けるため、左舷側の下がり部分の長さを詰めたダッシボードの庇(ひさし)をゴリラ・グルーで装着。

小さな事だが紆余曲折、相次ぐチェインジ・リクエストを経て晴天の下やっと収めることが出来たのでうれしい。




ついでにイルミネイションのオン/オフ・スイッチのカバーを補修。

下を向いたオンの位置では裂けたカバーが口を開け、そこから水が入る状態。







ビニール・テープを細く切り、長く引っ張りながら貼り込み、3~4層オーバーラップさせて完了。






このスイッチは7年間実用に使ったことは無いのでこのままオフの位置に置いておく。

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尚、ダッシボード下に付けていた [インクリノメーター] はコンパニオンウェイのオーガナイザーに移した。




愛嬌があって気に入っていたのだが、ホースの水でコックピットを洗い流す時、厚みのあるトップ部分に当たった水が跳ねてダッシボードとパネル・ヴァイザー(カバー)の間に入り、ヴァイザー内側を時間をかけて拭かねばならない作業が生まれたのが移動の理由。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力、検索するとリストアップされます。

2014年3月11日火曜日

セレニティー アワー・メーター Bad News & Good News

3月8日土曜日は前日の金曜日に続き晴れだったので、アワー・メーターの [レンズ内部の水] も消え失せているだろうと思いつつマリーナに着いた。

しかし、この通り。

内部の水滴は1週間前より増えている。







数字の読めないメーターはメーターに非ず。このまま放って置く訳には行かない。計画どおり電動ドリルで通風孔を開けることにした。ただしレンズの上部真ん中に1個だけ開ける。

先ず一番細いドリル・ビットを使ってみた。

黒く見える孔の影の左上がレンズ上の掘削場所。




レンズが曲面で滑りやすいということもあるが、思ったより硬くてなかなかビットの先端が食い込まない。何とこのレンズはプレキシグラス(プラスティック)ではなく、本物のガラスで出来ているのだ。本物のガラスの場合、タングステン・カーバイドかダイアモンドの付いたビットを使う必要がある。サイズは一回り大きいがタングステン・カーバイドのビットを使い、やっと足掛かりが出来た状態が上の写真。

冷却のためドリル・ビットには適時マシーン・オイル(エンジン・オイル)を塗布して掘削して行く。





力をかけ過ぎず無理をせず慎重に少しづつ少しづつ掘削。

時々レンズに付いたオイルを拭いて状況を確認。

もう少しだ。







ビット先端にオイルを塗ってまた掘削。

ここでもう少し力を抜いてもっと軽く掘削して行けば良かったのかも知れない。







アッと言う間もなく、ドリル先端がスポッと中に抜けた瞬間、次の写真の様になった。

ピンボケだが、孔の上、V字型に亀裂が走った。

V字だけならまだしも、上下に1本長い亀裂も見える。



ガラスを全部除去するしかない。

(註: ちなみに装着前のガラスの場合、片面から厚みの半分程をドリル掘削後、残りは反対側から掘削するのが亀裂を走らせないコツ。今回の様な場合、裏側からドリルする訳には行かないので一層の慎重さが必要。)

小さいプライヤーで左半分の殆どを除去し終わったところ。















殆ど全面を除去。

白い文字盤の上部にドリル・ビットの先端が当たって出来た穴が見える。




幸い未だ貫通した孔にはなっていない。またこの文字盤はアルミ板であることが分かった。

手元に掃除機が無かったので楊枝を使って微細なガラス片を除去した。残りは息で吹き払う。





グッ・ニューズはアルミ製文字盤のメーターの数列の見える窓部分には裏側からガラス(恐らくプレキシグラス)が張られている事。湿気はここからは内部には入らない(入り難い)様だ。

取り敢えず1週間アワー・メーター全体をダック・テープで覆い、家で木製カバーにプレキシグラスを仕込んで来ることにした。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカのリグ