2012年4月12日木曜日

アレッサンドラ コックピット周辺

両舷中間部だけを外した状態のフル・インクロージャー・コックピットの中は [ドックから撮影] したものを以前掲載した。

大した違いはないがこれはキャビン内から見たところ。









エンジン・ダッシボード。

以前はカバーが掛かっていたので分からなかったが、キーの差込口が失くなっている。


どうしたのだろう。まさかとは思うが意図的に差込口のユニットを取り外せるようにでもしてあるのだろうか。

(真偽の程は分からないがヤンマーでは同じキーが同型ダッシボード全てに共通して使える、つまりある艇で使っているキーが他の艇でもそのまま使えるということを何処かで読んだことがある。無論バッテリーのマスター・スイッチを切っておけば誰かがキーを差し込んでターンしてもオンにはならないので心配は無用だが。)

スライディング・ハッチのトリムにもグラブ・ハンドルが付いている。ドジャーが付いているので残念ながら実用には使えない。



両舷とも夫々4本分のロープ・クラッチがあるのでキャビントップ・クリートがなくても帆走時のライン・ハンドリングに困ることはない。しかし何回も書くがこの艇は係留時のレイジー・ラインの整理の仕方をもう少し考えた方が良い。

(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年4月11日水曜日

アレッサンドラ マスト周辺

売りに出ているアレッサンドラの話しの続き。

ハルヤードやリーフィング・ラインをコックピットまで引いたシングルハンダーズ・パッケージ。

その両舷のデッキ・オーガナイザーは夫々ダブル(二階建て)で、片舷4本、計8本まで通すことが可能。




(両舷共ラインがトップにダラダラと置かれているが、レイジーなラインはコイルしてハングするなりシーマンの嗜みとしてもう少しキチンと整理して欲しい。)

さて、マストのセイル・トラックに注目。

この艇ではファクトリー製マストのイナー・セイル・トラック(グルーヴ)に、ストロング・トラックと呼ばれる黒い化学ゴムの特製グルーブが仕込まれており、セイルのスライドはその特製グルーヴの中を走るようになっている。






ストロング・トラックを仕込んだマストの [断面図] を見るとストロング・トラック(黒い断面部)とファクトリー・グルーヴの合体の仕組みが分かる。尚、1985年製フリッカのキニヨン社製マストはInternal Flat タイプ。

実は去る1月訪問時マストに [何やら光るもの] (リンク先写真3、4枚目)が鋸の歯のように重なって付いているが、いったい何だろう、スライディング・グースネック用のラックかも知れないと思っていた。その光るものとはストロング・トラック専用の [スライド(スラッグ)] (Component Hardware 参照)だったのだ。

ストロング・トラックを付けるとセイルの揚げ下げが軽くスムーズになるという。殊にレイジー・ジャックを装着したフル・バトンのメインスル艇では、バトンの先端部(ラフ側)に特製ハードウェア(同上リンク先#200A/B、写真は90度右転させて見る)を付けてグルーブをスライドさせることにより、ハルヤードをレッゴーすると夢のようにスーッと降りて来るそうだ。

ストロング・トラックのクロースアップや装着法は [こちら]

(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
フリッカ・ニューズレターのページ 最近は写真やレポートなどを皆んなブログやフリッカのグループサイトで発表・報告するので新しい号はここ2~3年発行されていないが、アーカイヴは楽しめる。

2012年4月10日火曜日

セレニティー バルクヘッド

今年インテリアをエピファン仕上げにした時にポート側バルクヘッドにあったものは全て取り外して作業した。

エピファン塗布後、将来このスペースに諸エレクトロニクスを取り付ける可能性があるということで、ここにあった小物入れ(新旧の写真は [こちら] )や、VHFのマイクは戻さないことにした。

それらの装着用木ネジで開いていた穴を塞ぐ。

まず料理用の竹ひご(大)や爪楊枝(小)を切って差し込む。












それをゴムのマレット(ハンマー)で軽く打ち込んだ。

中に入らず突き出て残るものもあったがその場合イグザクト・ナイフでフラッシにカット。






その後ウッド補修用ペンスルでタッチアップ。










さらに上からエピファンを塗布して補修作業を完了。









マイクはVHF並びに取り付けた。小物入れに入れていたキャメラ等出航中に使う品は今画面右に見えるコンパニオンウェイ差し込みオーガナイザーに収納。その他の品はポートライト下の棚の籠に。

水のボトルだけはオーガナイザーの新作が出来るまで(来年冬のプロジェクト)Vバースに置いてあるライン等整理箱の中に入れて出航することにした。

尚、メインスル・リーフ用のクリングル固縛ライン2本はSTB側個室ヘッドの壁に装着のコート・ハンガーに掛けている。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2012年4月9日月曜日

セレニティー 4月7日土曜日の風 (Video)

西風8~13ノットという予報に期待して出航したが、ずっと北風3~4ノット。春の天気予報は良く外れる。



少なくとも一定した風でセイルがバタつかないのはありがたい。のんびり艇速1ノットで東1.3マイルまでゆっくり往復した。

例年のことだがこの時期0.75オンス生地の130~140%ドリフターが欲しくなる。名前の通り、この日のような風にぴったりのヘッスル。あればこの風で艇速2.5~3ノットは出ると思う。

ビデオ最後の部分、太陽の周りに円く出ていた虹を写そうとしたが直射日光でうまく撮れていない。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年4月8日日曜日

アレッサンドラ コックピット・インクロージャー

アレッサンドラはコックピットの [フル・インクロージャー] で知られているが、帆走時それをどこまで外すのか今まで想像するばかりだった。

だが、どうやらこういう形になるようだ。

ちょうど車のコンヴァーティブルのトップを後ろに畳んだような状態。



ドジャーとの繋ぎのジッパーを外し、スターン・プルピット・レイルに立てたSSパイプのサポートを倒してある。

かなりの数のジッパーを外してキャビンに仕舞うのかと思っていたら、意外と簡単に畳みあげられることに驚いた。



フル・サイズのドジャーも形状を良く考え、サイドデッキへの出入りの邪魔にならないように注意を払ってある。





(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年4月7日土曜日

アレッサンドラ オン・ザ・マーケット

昨年のクリスマス・イヴにアラミダのアレッサンドラを訪れた時の写真を今年1月数日にわたりアップロードしたが、3月に入りオーナーのキャシーがそのアレッサンドラを売りに出した。

これまで見られなかったインテリアその他の写真もあるので見ていこう。

バウスプリットとプラットフォーム。

係留時はいつも [カバーを掛けてある]
ので、状態は極めて良好。



ファクトリー製バウスプリットはホワイト・オークかダグラス・ファー(オレゴン・パイン)と言われているが、このスプリットはプラットフォームと同じティーク製に見える。換装品だろうか、それとも上塗りのせいか。

この艇のアンカーはブルース・アンカー。

バウ・ローラーはファクトリー装着品ではなく換装品。




このタイプのローラーはブルースやデルタなどクロー・タイプのアンカーをピッタリ固定収容することが可能。

上から見てもその収容性の良さが分かる。

アンカー・シャンクとチェインの間には [スウィブル] が仕込まれているようだが、かなり錆びている様子。

スプリットとプラットフォームの塗料はニスかエピファンだろう。しかし、レイルは黒っぽい。何を塗ってあるのだろうか。





(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
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2012年4月6日金曜日

1979年製シアトルのフリッカ インテリア

昨日のフリッカ、インテリアも [以前登場] しているが、本日は各部のクロースアップ。

ギンボル(ジンバル)の2口コンロは非圧式アルコールのようだ。







室内の殆どに使われている赤茶っぽく見えるウッドはホンデュラス・マホガニーだという。

GPSは最近のものらしい。

クッションが長いのでポータ・ポッティ(簡易トイレ)はこの下ではない様子。



きれいなVバース。

ここにもヘッドを隠すセパレートのクッションは見当たらない。





ポータ・ポッティはやはりテーブルのベンチの下ということだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数艇名未確認、1979年製のフリッカです。)
フリッカのリグ