2014年6月7日土曜日

シアトルの1983年製フリッカ インテリア 1


Vバース両側の棚にストレイクは無いが、棚の下にジッパー付きの収納袋が付けられている。

右舷側にコンセントが見える。当時オプションだった陸電用の配線がなされている艇だ。









ギャリーのカボードの上の壁にはマグやグラス類用の収納が付けられている。







以前にも書いたが艇を売りに出す時はこの様に出来るだけ私物を取り払ってクリーンにして出すと早く売れるそうだ。

(写真はPSC製434艇中、番数不詳、 Milliwage または Millimage です。)
フリッカのスペック

2014年6月6日金曜日

シアトルの1983年製フリッカ

Yachtworld.com で売りに出ている。

船籍番号頭の二文字から見てアイダホ(ID)、またはサウス・ダコタ(SD)の艇だが、シアトルにあるそうだ。


ダブル・アクスル(2車軸)トレイラーにバランス良く乗せられ、両舷をしっかりサポートされている。

[バイヨ・リッチオ] 同様のマスト用サポートが見える。

艇が傾いている様に見えるのはキャメラ・アングルのせい。













艇名はミリウェイジか... ミリメイジか。

ミリウェイジとしたら小さな収入でも買えるという洒落かも知れない。













(写真はPSC製434艇中、番数不詳、 Milliwage または Millimage です。)
フリッカのリグ

2014年6月5日木曜日

セレニティー 5月31日土曜日の風 2 (Videos)

まだ5月末だからだろうか、風はビルドアップしなかった。



ビルドアップどころか4~5ノットに落ちることが多く、タック時大きなラダーによるブレーキ効果を避けるためにティラーをゆっくりとルーワード(リー)一杯に押すようにしてもヘッドアップしてくれない。この様な状況ではタックさせることは適わず、ジャイブして戻る。



シートやペンダント・ラインがジブに当たるところにはジブを傷めない様に臨時の当て布(ティラー・カバーやバスタオル)を置いている。

***

セレニティーにはブーム付きジブがあり、ステイスルを揚げるためにはデッキ上の常用ジブ・シートのレイアウトを解いてステイスル・シートを優先して通したり、既述のタック・ペンダントにステイスル・ラフ・ワイヤーを連結させたり等、ステイスルで帆走するには結構手間がかかる。

メインとジブだけで、フル・メイン、シングル・リーフ・メイン、ダブル・リーフ・メインそれぞれについてフル・ジブ、シングル・リーフ・ジブ、ジブなし、の計9種類の組み合わせができる。フリッカの様な小型艇でステイスルを組み入れる様な走りはデイ・セイルには無用と行って良い。風の強いSF湾(沿海・近海)ではヘッスルをジブ+ステイスルの2枚仕立てにする必要も無い。(逆に風の弱い日のために軽く大きなドリフターが欲しい。)

外洋に行く時は、ジブに問題が起きた場合のバックアップ、又はジブと組み合わせたウィング・’n・ウィング(観音開き)に使うために艇に載せておくことも考えられるが、少なくとも近い将来その様な計画は無いので、このステイスルはまたガレージにお帰り戴くことにした。(ステイスルは長年バッグに入っていたためか油っぽく臭気がひどい。今回は良い虫干しになったかも知れない。)

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2014年6月4日水曜日

セレニティー 5月31日土曜日の風 (Videos)

12:16PM出航。



風は7~8ノットしかないのでステイスルを試すには良い日とは言えないが、2時が近づくとビルドアップすると期待していた。約2ノットの逆潮で対地艇速1.1ノット。



ヒール角約12度。少し風が弱まると7度位まで戻る。

実は最初ステイスルのみを揚げ、+ダブル・リーフのメイン、シングル・リーフのメイン、フル・メインの各コンフィグを試してみたがこの風では無意味。やはり最低14~15ノット吹いてくれないと話にならない。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ (全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック)。

2014年6月3日火曜日

セレニティー ステイスル

このステイスルはこれまで広げてみたことはあるがまだ活用したことは無い。5月31日土曜日、実際の帆走に使ってみようとまず出航前のマリーナで揚げて見た。

ラフ(セイル前辺)にワイヤーが入っているのでフォアステイにハンクする必要は無い。タック(セイル前方下のコーナー)を固定し、セイル・ヘッドをステイスル専用のハルヤードで吊り揚げるだけで良い。

揚げたセイル位置の確認の結果、リーチ(セイルの後辺)が時々シュラウド(マストをサポートするマスト左右側のワイヤー)に当たる事が分かった。



セイルがスタンディング・リギングに擦れるのは避けねばならない。

セレニティーにはブーム付きジブがあるのでステイスルはフット(セイル底辺)がジブをクリアーできる高さにセットする必要がある。


そのためバウスプリット一等アフトのスルーボルトに留めてあるアイにタック・ペンダント(ワイヤー)を付け、セイルのタックをそのペンダントに装着。

仮にブーム付きジブが無ければ、ペンダントは無用なのでその分セイルがフォアへ移動し、セイルのリーチがシュラウドに擦れることも無くセット出来るだろう。

セレニティーにはバウスプリット固定用のスルーボルトは3本ある。今後もこのステイスルを使うとすればアイを前方のスルーボルトのいずれかに移動してセイルをフォアに移動させねばならない。

しかし幸いジブのブロンズ製グースネック下部にはジェノアなど大型セイルを揚げる際に使用するペンダント用のアイがあり、ステイスルのタックの固定にもそれを利用することにした。

セイル・ラフのワイヤー先端にあるシンブルにペンダントのシャックルを付け、その上でタック孔から伸びているラインも同じシャックルに留めている。




この設定でのステイスルの位置(一等上の写真と比較され度)。

これでセイルのリーチがシュラウドに擦れることはない。











セイル・ラフのシンブルとペンダントのシャックルの連結部をデッキから見たところ。














ステイスルは随分黄ばんでいるがクロースはニュー・セイルの様にパリパリで、過去30年近くの間、使われたのはせいぜい1~2回のみと想像する。

(セイル・メイカーはファクトリー・オリジナルのメインやジブのセイル・メイカーとは別メイカーなので、初代~3代のいずれかのオーナーが所謂新古品をニューポート・ビーチの [ミニーズ] で購入したのかも知れない。)


セイル面積はリーフを入れたジブよりも小さく、ダブル・リーフのジブ(セレニティーのジブにセカンド・リーフ・ポイントは無いが)と同等か少し大きい位。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2014年6月2日月曜日

1983年製フリッカのスタッフィング・ボックス ひと工夫

周知の様にプロペラ・シャフトが回転している時シャフト冷却用としてシャフトの周りに若干の水が浸入する事は必要だが、シャフト周りから艇内に多くの水が浸入しない様にコントロールする必要がある。その役目を担うのがスタッフィング・ボックス(パッキング・グランド、グラン・パッキン)。

写真一等手前下がエンジン側で、スタッフィング・ボックス、ロック・ナットと続いている。

(手前一体化された真ん中の六角ナット層を含んで3層に見えるのがスタッフィング・ボックス。その後方の薄い六角がロック・ナット。)


その後方、ネジを切った部分のさらにアフトに何やらデベソの様なものが突き出ている。これはシャフト表面にグリースを提供するためのシステムで、このデベソは [グリース・ザーク] と呼ばれるグリース注入口だ。

(スタッフィング・ボックスにもザークらしきものが見える。)

この艇は5月8日及び9日にポストした艇と同じ艇だが、プロペラは固定式の3枚羽根で、帆走中はギアをニュートラルにしておくという。しかしグリースを打っているおかげで雑音は皆無だそうだ。

(写真はPSC製434艇中、番数・艇名不詳、1983年製のフリッカです。)
フリッカ・データベース

2014年6月1日日曜日

433番艇 バイヨ・リッチオ 3枚羽根プロペラ

バイヨ・リッチオでも最近プロペラを3枚固定翼のファクトリー品からダーグロー社製3枚羽根フェザリング・プロップ(可変ピッチ式)に交換した。

装着前。

3枚固定翼を外す前、新しいフェザリング・プロップをかざして比べているところ。

このダーグロー社製3枚羽根を最初に付けたのはイギリスの [キャラウェイ] (リンク先最後の写真とキャプションを参照)だった。






装着後。

3枚固定翼のものよりプロペラの表面積が格段に大きいことに驚いたそうだ。この広さがパワーの源だろう。


このダーグロー製品はキャラウェイが付けてからフリッカ・オーナー達の間で密かに人気を呼び、ダーグロー社ではフリッカ・オーナーが寄り合って [同時に3個以上注文すると20%引き] というディールを提供し始めた。

今回もこのバイヨ・リッチオのオーナーがUSヤフー・フリッカ・サイトで同時購入を呼びかけたが残念ながら応じる人は居なかった。仕方なくダーグロー社に1個注文すると、フリッカ・オーナー達には既に3個以上販売しているので、これからは1個だけでも20%引きになると言われて大喜びしたそうだ。フリッカ・オーナーで興味のある人は同社に直接連絡。

ただし、以前キャラウェイ等が装着した時は全ブロンズ製だったプロペラ(JFプロペラという名前だった)が現在は羽根部分がSS製という構成になり名前もフェザーストリームに変わった様だ。

(写真はPSC製434艇中、433番目 Ballo Liscio です。)
⇒ ⇒ フリッカ・ホームページ