2012年10月6日土曜日

テキサスのフリッカ エンジン・ルーム

本日のフリッカは昨年 [5月21日] と22日に見たテキサスのフリッカ。

この艇は船外機仕様なので最初から船内機は搭載していない。








長期間のクルージング時に物資を積載するスペースとして使えそうだ。滅多に使わないセイルも収納できる。

STB側にマニュアル(手動)ポンプが仕込んであるが、これはヘッドのホールディング・タンクを空にするためのものだろうか。


艇外への排出口はポート側クォーターにあるスルーハル。このスペースにもぐり込んでコックの開閉をするのも少し難儀かも知れない。ポンプのレバーはもぐりこまなくても操作できそうだ。無論コックピット・ソールにあるハッチを開ければコックピットから両方共コックピットから操作可能。

この写真に見えるようにビルジ用マニュアル・ポンプは別途コックピットの壁に仕込んであり、ここで操作できるようになっているようだ。

(ビルジ・ポンプは一人でも操船しながら操作できるようにコックピットで操作できることが原則。)

(写真はPSC製434艇中、番数不明、1983年製のフリッカです。)
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2012年10月5日金曜日

セレニティー イクステリアのエピファン

今シーズン前(3月初旬)に塗ったイクステリアのエピファン。

塗布から約5ヶ月後の8月中旬からパラパラと剥け始めた。








ちょうど人間の日焼けした肌がしばらくすると剥けて来るような感じ。








これはフレイキングと呼ばれる現象だ。

紫外線のなせる業。







そもそもエピファンはイクステリア用としてはそれまで塗布されていたワニスなりの他の塗料を完全に落としたベア・ウッドをアルコールで清拭した後、1層目にシンナー対エピファン1:1、つまり50%に薄めたエピファン、2層目にシンナー25%のエピファン、3層目以降はシンナー7~0%のエピファンとだんだん濃くしたエピファン合計12~14層を塗布することを推奨している(最後の2層はシンナー0%エピファン100%)。















セレニティーのイクステリアは今年3月に塗布した時の[記述] を見れば分かるとおり、それまでのセトールを軽くサンディングしてアルコール清拭、その上に70~80%のエピファンを1~2層塗布しただけなのでこのフレイキングは無理も無い。


エピファンは明るく透明感が有って良いが、12~14層は大変な労力だ。毎週末1~2回塗布するとしても1.5~3ヶ月かかる計算。

少し黒っぽくなるが2層塗布で事足りるセトールを塗る人が多いのは理解できる。








イクステリアでも紫外線の直射が少ないところはこの様にまだ大丈夫なところもある。

無論、50%、75%、90%、100%のエピファンで4層塗りしたインテリアの方は全く問題はない(係留中はポートライト=窓に紫外線除けのため内側からカバーをかけている)。






さて、オフ・シーズンにどうしよう。インテリアと同じ4層塗りにして様子を見、良ければその後毎年2層を重ねるか。(ちなみに12~14層を塗ったものはその翌年から2層塗布。)それともイクステリアはいっその事セトールに戻すか... ゆっくり考えて見ることにする。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2012年10月4日木曜日

セレニティー 9月29日土曜日の風 (Videos) 3

風は北西にシフト、10ノットとなる。タックして北上中。



秋の週末もまた格別という気がする。



さらにタックして南に向かう。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年10月3日水曜日

セレニティー 9月29日土曜日の風 (Videos) 2

僅か数分後、いくらか船足が速くなって来た。



艇速3.0~3.2ノット。風7~8ノット。秋めいているが今日もまだまだ帆走できる雰囲気。



1マイル弱時点でジャイブしてスターボード・タック。風約9ノット。リーフィング不要のオータム・セイリングの真骨頂。海上は気持ち良い。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・データベース

2012年10月2日火曜日

セレニティー 9月29日土曜日の風 (Videos)

1:45PM、北北西の風5~6ノットで東へ向かっている。スラック・タイド(潮止まり)で対地艇速約2ノット。今年もいよいよシーズンが終わりか、という感じ。



こういう時に欲しくなるのはドリフター。ドリフターがあれば3.5ノットは出るだろう。



肌に当たる風は冷ためだが寒くは無い。心地良いセイリング。

ベター・ハーフは日本に行っているので本日はシングルハンド。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年10月1日月曜日

ルーミン(旧モトゥ)のTohatsu 6

ルーミン(旧モトゥ)は船外機仕様で、Tohatsu 6 のロング・シャフト(27インチ)を使っている。

Tohatsu 6 が選ばれる一番の理由は軽量であることらしい。








昔はYamaha T8 やYamaha 9.9 、Honda 9.9 を使っている人が多かったが何せ重いので取り外しや装着に苦労する。

こちらもTohatsu 6 だが、ニューヨークの [レイディー・バグ] のもの。







Tohatsu 6 はこのように持ち運びも簡単。

ちなみに以前Yahama 9.9 を使っていたレイディー・バグのオーナー、ピートによるとTohatsu 6 の長所・短所は以下のとおり。

***

6 hp vs 9.9 hp

6 hp の長所:
60ポンドと軽量なのでスターンへの着脱が一人でできる。使用後のティルト・アップも簡単。軽いので艇がスターン・ヘビーにならない。燃費が良い。スロットル2/3 開放で艇速5ノット、 3/4 開放でハル・スピード(フリッカでは5.7~5.8ノット)に達する。値段は9.9 の半額。

6 hp の短所:
ノイズと振動が大きい。特に3/4 開放及びそれ以上の回転数で顕著。オルタネーター(発電機)の性能が劣る。ヘビーな航海条件の下で必要なリザーブ・パワーが少ない。スタンダードの2枚羽根プロペラを装着している場合、ギアをリバース(後進)にして艇をストップさせる際、9.9 の様にすぐに前進が止まらない。

重量艇のフリッカにはTohatsu 6 のスタンダード・プロペラが不向きであることは前進時でも分かるが、後進時にはそれが顕著に現れる。 自分は3枚羽根のMercury Black Max (型式 #48 - 812951A 1、詳細は[www.mercurypartsexpress.com] 参照) に換装した。これでクルージング・スピードに到達するのに必要なエンジン回転数が低くて済むようになり、かつ後進でのパワーが増大した。値段は約60ドルだが、購入に値する。これなしでは6 hp エンジンはフリッカには不向きだと思う。

自分はこのコンフィグのTohatsu 6 に変えて大変満足。

***

本日トップの写真(ルーミン)のTohatsu 6 はスタンダードの2枚羽根のようだがどうだろう。ちなみに、セレニティーは船内機だがプロペラは2枚羽根。船内機でも3枚羽根にしてパフォーマンスが増大した話しは良く聞く。将来換装しようかとも考えている。

(写真上はNor'Star製フリッカ20艇中20番 Motu 改め Lumin、下はPSC製434艇中071番 Tern 改め Lady Bug のものです。)
いつも活発なUSヤフー・フリッカ・グループ

2012年9月30日日曜日

モトゥからルーミンへ

サンタ・バーバラで売りに出ていたノー’スター(ノーススター)製最後のフリッカ、モトゥが新しいオーナーの手に渡った。

新オーナーは同じサンタ・バーバラの住民で、スリップもこの写真の向かいの列に移動させただけ。

艇名はこの新オーナーの孫娘の名前を取ってルーミンになるそうだ。










新オーナーは長い間フリッカを探していたが、結局地元のこの艇に落ち着いたそうだ。オーナーいわく、自分がこの艇を見つけたというより、この艇が自分を見つけてくれた、と言う感じだそうだ。分かるような気がする。

サンタ・バーバラにはこの艇を入れて、合計4杯(Nor'Star2艇、PSC2艇)のフリッカが居ると言う。しかし一番短いスリップは全長22フィートまでの艇しか係留できないので4杯ともバウスプリットを [格納式] にして収めているという。

(写真はNor'Star製フリッカ20艇中20番目 Lumin、旧名 Motu です。)
フリッカ・ホームページのフリッカ登録データベース "Motu"