日本のように旗日の多くないアメリカは久しぶりの土日月のロング・ウィークエンド。このメモリアル・デイ・ウィークエンドから、9月第一週末の3連休(レイバー・デイ・ウィークエンド)までがアメリカ人が一般的に夏と呼ぶシーズンだ。
小生どもも夫婦二人で土曜のセイリングと船中泊を楽しみ、日曜日は寝袋、毛布、バース・クッション、その下の板、ファウル・ウェザー・ギアなどを数時間太陽に当てて乾してきた。
* 画面が黒くなっている場合でも、スタート・ボタンをクリックされ度。
* Click "Start" button on the viewer, even when it shows nothing but pitch black. Video will play.
土曜日、シングル・リーフのメインとフル・ジブで北上を開始したが、すぐにメインをダブル・リーフした。この時点で北北西の風15ノット、対地艇速4.4ノット(1ノット+の逆潮)。
(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ 日本のヤフー!フリッカ・グループ
2010年5月31日月曜日
2010年5月30日日曜日
キャスリーンのエンジン
コックピットからのエンジン・アクセス口はこの手前のハッチ。
デッキ・モールドもハル・モールドと同じく1983年末以前の旧型なので、コックピット・ソール(床)、ハッチ・カバーの形状がそれ以降のものと違っている。
エンジン・ダッシボードの位置が低い。その上に付いているのはブロンズ製のメカニカルなインクリノメーター。
ハッチを開けて見えるエンジンは換装したもので、[アメリカン・パイと同じく]、赤いウェスタービーク2気筒エンジン。
ウォーターロック(マフラー)は [センテック・インダストリーズ製] のようだ。理想的に艇のセンターライン上に設置されている。
キャビンからのアクセス口。
エンジンの両肩上に見える白いビニールの筒はコックピットの排水管。
1983年末からの改訂型ではコックピットの排水管にフレキシブルなマリーン・イグゾースト・ホースを使い、右舷のものは左舷に左舷のものは右舷にクロスしながら下に伸び、スルー・ハルを通って水中に排出するようになっているが、この型では排水管がスターンへ伸びているので、追波の時、水が逆流してコックピットに噴き出すことがあるのが難点だ。
(写真はPSC製434艇中番数未確認、1980年製 Kathleen or Cathleen です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力して検索するとリストアップされます。
デッキ・モールドもハル・モールドと同じく1983年末以前の旧型なので、コックピット・ソール(床)、ハッチ・カバーの形状がそれ以降のものと違っている。エンジン・ダッシボードの位置が低い。その上に付いているのはブロンズ製のメカニカルなインクリノメーター。
ハッチを開けて見えるエンジンは換装したもので、[アメリカン・パイと同じく]、赤いウェスタービーク2気筒エンジン。
ウォーターロック(マフラー)は [センテック・インダストリーズ製] のようだ。理想的に艇のセンターライン上に設置されている。
キャビンからのアクセス口。エンジンの両肩上に見える白いビニールの筒はコックピットの排水管。
1983年末からの改訂型ではコックピットの排水管にフレキシブルなマリーン・イグゾースト・ホースを使い、右舷のものは左舷に左舷のものは右舷にクロスしながら下に伸び、スルー・ハルを通って水中に排出するようになっているが、この型では排水管がスターンへ伸びているので、追波の時、水が逆流してコックピットに噴き出すことがあるのが難点だ。
(写真はPSC製434艇中番数未確認、1980年製 Kathleen or Cathleen です。)
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2010年5月29日土曜日
綺麗なキャスリーン
10日ほど前に売りに出たばかりのオレゴンの1980年製フリッカ。リストアしたばかりなのか、ハル、デッキとも新艇のような外観。
このため僅か1週間で購入希望者が現れた。今、交渉中のようだ。
1980年製なので既にデュアル・バックステイになっている。それまでのPSC製はトランサム右舷側に小さなバンプキンを付け出して装着していた。
ハルとデッキはジェル・コート仕上げか、ペイントを塗布したのか、どっちだろう。
ティークなど木部の手入れも良く、歳を感じさせない。
ステム上部両脇のソケットに装着された航海灯。
1983年末より以前のPSCフリッカのハル・モールドにはこのようにソケット部分の窪みが作り込まれていた。
(写真はPSC製434艇中番数未確認、1980年製 Kathleen or Cathleen です。)
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このため僅か1週間で購入希望者が現れた。今、交渉中のようだ。
1980年製なので既にデュアル・バックステイになっている。それまでのPSC製はトランサム右舷側に小さなバンプキンを付け出して装着していた。
ハルとデッキはジェル・コート仕上げか、ペイントを塗布したのか、どっちだろう。ティークなど木部の手入れも良く、歳を感じさせない。
ステム上部両脇のソケットに装着された航海灯。1983年末より以前のPSCフリッカのハル・モールドにはこのようにソケット部分の窪みが作り込まれていた。
(写真はPSC製434艇中番数未確認、1980年製 Kathleen or Cathleen です。)
⇒ www.yachtworld.com SEARCH ボタンの上の欄に Flicka と入力して検索するとリストアップされます。
2010年5月28日金曜日
Bon Voyage!
OK、5月27日木曜、ジュビリーがバミューダへ向け出航した。
9:43am、サウス・カロライナ州 [ビューフォート] を離岸。
画面右ウディ・ノーウッド、左クルーのJD シヴァー。
(写真はPSC製434艇中418番 Jubilee です。)
⇒ サム("ウディ")ノーウッドのブログ
画面右ウディ・ノーウッド、左クルーのJD シヴァー。
(写真はPSC製434艇中418番 Jubilee です。)
⇒ サム("ウディ")ノーウッドのブログ
ジュビリー、天候回復でようやく出航か
昨週末サウス・カロライナから東へ約850マイルの [バミューダへ出航予定] だったジュビリー。生憎、東からの雨風波の悪天候で出航を控えていた。現地時間木曜、5月27日に天候が回復したので、ようやく大西洋へ繰り出しそうだ。
当地の天気予報では少なくとも今後数日、南~南東の風。ほとんどリーチで航海できそうな気配。
下の写真はいずれも5月7日から2晩3日、東海岸沿岸のビューフォート・チャールストン間を往復したテスト・セイル航海時のもの。
ウィンド・ジェネレイター(風力発電機)の脚がスターン・プルピット・レイルの内側に設置されているので、コックピットの居心地が悪そう。
[#434] のように外側の方が良いのではないだろうか。
スターン・プルピット・レイルには、[ソーラー・ガーデン・ライト] (太陽光発電の庭用電灯)。日本で使っているセイラーも多いようだが安価、防水、配線不要と3拍子揃っているので便利だろう。
テスト・セイル3日間は、ほとんど15~25ノットの風、連れ潮・逆潮あり、の中、平均4.4ノットを記録したそうだ。
24時間で105+マイルだから、フリッカ長期外洋クルーズの一日平均の目安100マイルとほぼ同じ。
バミューダまで8~9日間という計算になる。
ノース・カロライナ州から出航するフリッカ 『レインジャー』 も同日出航だろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中418番 Jubilee です。)
⇒ サム("ウディ")ノーウッドのブログ
当地の天気予報では少なくとも今後数日、南~南東の風。ほとんどリーチで航海できそうな気配。
下の写真はいずれも5月7日から2晩3日、東海岸沿岸のビューフォート・チャールストン間を往復したテスト・セイル航海時のもの。
[#434] のように外側の方が良いのではないだろうか。
スターン・プルピット・レイルには、[ソーラー・ガーデン・ライト] (太陽光発電の庭用電灯)。日本で使っているセイラーも多いようだが安価、防水、配線不要と3拍子揃っているので便利だろう。
24時間で105+マイルだから、フリッカ長期外洋クルーズの一日平均の目安100マイルとほぼ同じ。
バミューダまで8~9日間という計算になる。
ノース・カロライナ州から出航するフリッカ 『レインジャー』 も同日出航だろう。
(写真はいずれもPSC製434艇中418番 Jubilee です。)
⇒ サム("ウディ")ノーウッドのブログ
2010年5月27日木曜日
ジブだけでの帆走
マリーナ・デル・レイのフリッカ、ノウマッドは外洋クルーズに備え、強風の日を選んでマリーナのメイン・チャネルやマリーナ外でセイル・トレーニングを楽しんでいる。
130~140%のファーリング・ジェノアを付けたフリッカのオーナー諸氏は、メインは揚げず、ジェノアだけで帆走した経験のある人も多いだろう。
5月22日、サンタモニカ湾は風が15~20ノットから25~30ノットに急変した。メインと80%のハンク式ジブをいずれもフルに揚げて帆走していたオーナーのビルは、まずメインをシングル・リーフしたが、その後すぐにダブル・リーフ。しかしそれでもオーバー・パワーだったのでメインを完全に降ろし、しばらくジブだけで、上り、下り、リーチと試したそうだ。
写真は80%ジブだけで走っている様子。
これを見て思ったが、フリッカは果たしてジブだけでヒーブ・ツーするだろうか。今度シングル・リーフのジブだけを揚げたセレ二ティーで実際に試してみようと思う。
***
この⇒ [YouTubeのビデオ] は別の日、ノーマッドがマリーナ・デル・レイのメイン・チャネルを西風に向かって上って行く様子。メインはダブル・リーフ、80%ジブはフル。風20~25ノット、パフ30ノット。ジブを担当しているのは別のフリッカのオーナー、マーティー。
MdRではエンジンの助けを借りない場合、こうしてチャネルの真ん中をタックしながらサンタモニカ湾に出て行く。懐かしい。
(写真はいずれもPSC製434艇中054番 Nomad です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるノウマッドのブログ
130~140%のファーリング・ジェノアを付けたフリッカのオーナー諸氏は、メインは揚げず、ジェノアだけで帆走した経験のある人も多いだろう。5月22日、サンタモニカ湾は風が15~20ノットから25~30ノットに急変した。メインと80%のハンク式ジブをいずれもフルに揚げて帆走していたオーナーのビルは、まずメインをシングル・リーフしたが、その後すぐにダブル・リーフ。しかしそれでもオーバー・パワーだったのでメインを完全に降ろし、しばらくジブだけで、上り、下り、リーチと試したそうだ。
写真は80%ジブだけで走っている様子。
これを見て思ったが、フリッカは果たしてジブだけでヒーブ・ツーするだろうか。今度シングル・リーフのジブだけを揚げたセレ二ティーで実際に試してみようと思う。
***
この⇒ [YouTubeのビデオ] は別の日、ノーマッドがマリーナ・デル・レイのメイン・チャネルを西風に向かって上って行く様子。メインはダブル・リーフ、80%ジブはフル。風20~25ノット、パフ30ノット。ジブを担当しているのは別のフリッカのオーナー、マーティー。
MdRではエンジンの助けを借りない場合、こうしてチャネルの真ん中をタックしながらサンタモニカ湾に出て行く。懐かしい。
(写真はいずれもPSC製434艇中054番 Nomad です。)
⇒ フリッカ・ホームページにあるノウマッドのブログ
2010年5月26日水曜日
サリシア Before & After
昨日のサリシア。今日はそのキャビン内、リストア前と後の比較。
このフリッカはオーナー・コンプリーション・ボートだったので、PSCスタンダードのモールドで造ったファイバーグラス製内張り(ライナー)がない。
[BEFORE]
ハル内側のファイバーグラスがむき出しになっている。
オリジナル・オーナーはハルにフレームをエポキシで接着し、体の当たる部分だけ、その上にストレイク(細板)を張っていた。
[AFTER]
マスト・アーチの下、無用のコンプレッション・ポストは除去、代わりにギャリー前方にハンド・ポストを付けた。
室内の白壁部分はすべて油性塗料を塗布したもの。ハルの内壁は総板張りになった。
ハルには板を張る前にビルジ用の白いペイントを塗った。その上に厚さ3/4インチのマリン合板のフレームをファイバーグラスで覆って、エポキシで接着。そのフレームの上に幅2インチ、厚さ5/16インチのサイプレス(糸杉)の板を渡し、ネジ止めで張り詰めた。
このフリッカはサウス・カロライナ州のオリジナル・オーナーがバハマやバミューダにもクルーズしたベテランだ。
[BEFORE]
しかし、長年このような状態で放置されていた。
現オーナーが4年前にこの艇を見つけた時は、幾年にも及ぶ陸置き放置でビルジの水はあふれ、艇内にはネズミまで居たそうだ。陸置きになる前も長年係留放置されていたという。
[AFTER]
ポート(窓)は残らずプラスティック製からブロンズ製に換装。
プラスティック・ポートを取り外したところ、周りの合板が腐っていたので腐食した部分を削り落とし、濃いエポキシで埋め、その上に厚さ1/4インチの新しい合板を重ねたという。その上に白色油性塗料を塗った。カウンタートップは塗料ではなく、新しい白いフォーミカへの張り替え。
[BEFORE]
室内はほとんど全てと言って良いほど、剥がされ改修された。
***
この艇はオリジナル・オーナーに交渉し買い取ってから3年半後の2009年7月にリストアが完了、進水した。
マストやブームも補修、スタンディング・リギング、ラニング・リギングは全て新品に交換した。
ラダーをハル(船体)に取り付けるための金具、ピントルとガジョンも新しくブロンズで鋳造し換装。必要部分にドリルで穴を開けて装着。
(写真はいずれもPSC製434艇中050番 Salicia です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
このフリッカはオーナー・コンプリーション・ボートだったので、PSCスタンダードのモールドで造ったファイバーグラス製内張り(ライナー)がない。
[BEFORE] ハル内側のファイバーグラスがむき出しになっている。
オリジナル・オーナーはハルにフレームをエポキシで接着し、体の当たる部分だけ、その上にストレイク(細板)を張っていた。
[AFTER]マスト・アーチの下、無用のコンプレッション・ポストは除去、代わりにギャリー前方にハンド・ポストを付けた。
室内の白壁部分はすべて油性塗料を塗布したもの。ハルの内壁は総板張りになった。
ハルには板を張る前にビルジ用の白いペイントを塗った。その上に厚さ3/4インチのマリン合板のフレームをファイバーグラスで覆って、エポキシで接着。そのフレームの上に幅2インチ、厚さ5/16インチのサイプレス(糸杉)の板を渡し、ネジ止めで張り詰めた。
このフリッカはサウス・カロライナ州のオリジナル・オーナーがバハマやバミューダにもクルーズしたベテランだ。
[BEFORE]しかし、長年このような状態で放置されていた。
現オーナーが4年前にこの艇を見つけた時は、幾年にも及ぶ陸置き放置でビルジの水はあふれ、艇内にはネズミまで居たそうだ。陸置きになる前も長年係留放置されていたという。
[AFTER] ポート(窓)は残らずプラスティック製からブロンズ製に換装。
プラスティック・ポートを取り外したところ、周りの合板が腐っていたので腐食した部分を削り落とし、濃いエポキシで埋め、その上に厚さ1/4インチの新しい合板を重ねたという。その上に白色油性塗料を塗った。カウンタートップは塗料ではなく、新しい白いフォーミカへの張り替え。
[BEFORE] 室内はほとんど全てと言って良いほど、剥がされ改修された。
***
この艇はオリジナル・オーナーに交渉し買い取ってから3年半後の2009年7月にリストアが完了、進水した。
マストやブームも補修、スタンディング・リギング、ラニング・リギングは全て新品に交換した。
ラダーをハル(船体)に取り付けるための金具、ピントルとガジョンも新しくブロンズで鋳造し換装。必要部分にドリルで穴を開けて装着。(写真はいずれもPSC製434艇中050番 Salicia です。)
⇒ USヤフー!フリッカ・グループ
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