2012年4月7日土曜日

アレッサンドラ オン・ザ・マーケット

昨年のクリスマス・イヴにアラミダのアレッサンドラを訪れた時の写真を今年1月数日にわたりアップロードしたが、3月に入りオーナーのキャシーがそのアレッサンドラを売りに出した。

これまで見られなかったインテリアその他の写真もあるので見ていこう。

バウスプリットとプラットフォーム。

係留時はいつも [カバーを掛けてある]
ので、状態は極めて良好。



ファクトリー製バウスプリットはホワイト・オークかダグラス・ファー(オレゴン・パイン)と言われているが、このスプリットはプラットフォームと同じティーク製に見える。換装品だろうか、それとも上塗りのせいか。

この艇のアンカーはブルース・アンカー。

バウ・ローラーはファクトリー装着品ではなく換装品。




このタイプのローラーはブルースやデルタなどクロー・タイプのアンカーをピッタリ固定収容することが可能。

上から見てもその収容性の良さが分かる。

アンカー・シャンクとチェインの間には [スウィブル] が仕込まれているようだが、かなり錆びている様子。

スプリットとプラットフォームの塗料はニスかエピファンだろう。しかし、レイルは黒っぽい。何を塗ってあるのだろうか。





(写真はPSC製434艇中331番 Alessandra です。)
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2012年4月6日金曜日

1979年製シアトルのフリッカ インテリア

昨日のフリッカ、インテリアも [以前登場] しているが、本日は各部のクロースアップ。

ギンボル(ジンバル)の2口コンロは非圧式アルコールのようだ。







室内の殆どに使われている赤茶っぽく見えるウッドはホンデュラス・マホガニーだという。

GPSは最近のものらしい。

クッションが長いのでポータ・ポッティ(簡易トイレ)はこの下ではない様子。



きれいなVバース。

ここにもヘッドを隠すセパレートのクッションは見当たらない。





ポータ・ポッティはやはりテーブルのベンチの下ということだろう。

(写真はPSC製434艇中、番数艇名未確認、1979年製のフリッカです。)
⇒ フリッカのリグ

2012年4月5日木曜日

1979年製シアトルのフリッカ

パシフィック・シークラフトは1978年に本格的にフリッカの生産を初め、同年に約70艇を送り出した。この艇は翌年の79年に造られた約40艇中のひとつ。

どこかで見た艇だと思ったら、3年前に売りに出されていた [この艇] だ。その後 [1年半前] にも売りに出ていた。

毎回オーナーが変わっているのか、それとも同じオーナーが2回、3回と出しているのか、 [Yachtworld] でまた売りに出た。

グリーンのハルはペイント([Awlgrip] )だそうだ。




相変わらず目に入る物全てきっちりメンテがなされて艇の状態は極めて良い。

スパー(マスト+ブーム)、セイル、ドジャー、ヴェント付きハッチ等もその例外に非ず。






イン・シップシェイプという表現がぴったり当て嵌りそうなすがすがしさ。

ハルヤード等のラインはコックピット前まで引かれて後に言うシングルハンド・パッケージになっている。STB側のハルヤード(恐らくメイン)1本マスト内部を通ってマスト脇に出て来ている。後のフリッカではこのタイプは見かけない。

(写真はPSC製434艇中、番数艇名未確認、1979年製のフリッカです。)
⇒ フリッカのスペック

2012年4月4日水曜日

セレニティー 4月1日日曜日の風 STB タック (Video)

スターボード・タック。風16~17ノット、ガスト(パフ)は19.9~20.1ノット。逆潮で対地艇速5.0ノット。



ジブは強風でワイヤ・ラフの部分がしなっている。ホイストした時の最後の詰めが甘かった証拠。艇を風上に向け、ハルヤードをウィンチで締め込めば良いがズルしてこのまま走行。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ USヤフー・フリッカ・グループ

2012年4月3日火曜日

セレニティー 4月1日日曜日の風 (Videos)

4月1日日曜日は風速16ノット、晴れ、の予報通り絶好のセイリング日和となった。



↑ マリーナを出てすぐ、北西の風約13.5ノット、メインはシングル・リーフで対地艇速5.1ノットだったが、その後このビデオのようにすぐダブル・リーフして対地艇速4.9~5.0ノット。若干連れ潮(順潮)。




↑ 16.6ノット、メインを少しシート出しして艇速6.0 ノット。夏の様な好日。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカの歴史 (History of the Flicka)

2012年4月2日月曜日

ミスティー その他サン・カルロスまでの寄港地

メキシコ本土のサン・カルロスを出航して帰港するまでに訪れたカリフォルニア半島側の寄港地をあと二つ。

サン・カルロスのほぼ対岸にある [プンタ・シヴァート] 。

画面右、アンカリング・ライトを点けた艇がミスティー。



プンタ・シヴァートから北へ約20マイル、 [サンタ・ロザリア] の給油ドック。

プンタ・シヴァートは単なるアンカレッジだが、サンタ・ロザリアにはマリーナも有り、給油・給水など補給も可能。

ここからサン・カルロスへ向かう。






同マリーナの別のドックに係留中。










後ろに見えるのはサン・カルロスの隣町 [グアイマス] までのコルテズ海横断フェリー。

ミスティーのスターン・プルピットにはプロパン・タンクが見えるが、プロパン・レンジはこのクルーズで毎日使って重宝したという。タンクから出た供給ラインにレギュレーター(円形のもの)、その下にソレノイドのシャット・オフ・バルブが見える。後者はキャビン内からのスイッチ操作でガス供給ラインを開閉できる安全装置。無論毎日タンクの元栓を手で締めてから就寝したそうだ。

途中の火山島アイラ・トールタガまで約20マイル、トールタガからサン・カルロスまで52マイル。





ミスティーは無事航海を終えた後サン・カルロスから再びトレイラーに乗って高速道路牽引で北カリフォルニア、レイク・タホ近くの自宅に3月初頭に帰還している。今度はSF湾からコルテズ海まで太平洋岸を南下するクルーズを楽しみたいそうだ。

参考までに: ミスティーのエンジンは船外機(ホンダ9.9)。ハーフ・スロットルで艇速5.5ノット、フル・スロットルで6ノット。今回機走時はハーフ・スロットルより少し低目に回転数を抑え、艇速約5.3ノットで航行したという。これで1時間あたり0.4ガロン(1.5ℓ)のガソリンを消費。タンクはトータル18ガロンだそうで機走のみで235マイル航行できる計算。(船内機1GM10の場合、2500~2600rpm、適時3000rpmに上げて機走した場合、軽油を1時間あたり0.6クォート(0.15ガロン=0.57ℓ)消費し、対地艇速約4~5ノットとして計算すると、12ガロン1タンクで320~400マイルカバー可能。およその目安だが体積比でガソリン1に対し軽油の場合その半分の1/2以下の消費で済む。)

(写真はPSC製434艇中304番 Misty です。)
⇒ Sailing Adventures of s/v Misty  ミスティーのセイリング・アドヴェンチャー・ブログ。

2012年4月1日日曜日

ミスティー @ ラ・パーズ

コルテス海クルーズで誰もが必ず訪れる場所 [ラ・パーズ] 。ミスティーのようにクルーズをメキシコ本土側から始めても、また太平洋を下ってバハ・カリフォルニアの南端から入っても補給地・休養地として大きい意味を持っている。

この男の姿を見た人もあるかも知れない。










手をかざし、沖合いを見つめて立っている。









日本人なら子供の頃一度は折った事があるだろう兜と舟。















オクタヴィオ・ゴンザレス (Octavio González) 作 『海のキリスト』 (Christ of the Sea) 像。ラ・パーズのビーチに並ぶ彫刻群は有名だが中でもこの像は特に良く知られている。上記ラ・パーズのグーグル地図でストリート・ヴューにすると道順に沿って他の彫刻も見られる。

マリーナ・デ・ラ・パーズに係留中のミスティー。

ちなみにラ・パーズはザ・ピース(平和)の意。


ミスティーはこのクルーズでインフレイタブルのカヤックをディンギー(テンダー)として使った。

(写真はいずれもPSC製434艇中304番 Misty です。)
⇒ フリッカ・ニューズレターのページ 最近は写真やレポートなどを皆んなブログやフリッカのグループサイトで発表・報告するので新しい号はここ2~3年発行されていないが、アーカイヴは楽しめる。