2011年5月14日土曜日

フェアウインズのデッキ

今日はトップサイドを見てみる。

PSC初期艇の特徴のひとつ、ブリッジの2本付いたコンパニオンウェイ・ハッチ。







バウ・アンカー2本仕立て。

アンカー・ロード(チェインやライン)出し入れ用ハウザー・パイプがバウスプリットの両横に付いている。


初期艇なのでハウザー・パイプは楕円形ではなく円形。

シングルハンダーズ・パッケージ。










マスト根元のタバーナクルに装着したブロックとデッキ上のオーガナイザーでハルヤード等のラインをコックピットまで引く。

ハッチの足元は前から後ろまでエポキシで補修した形跡。エポキシだけではなくファイバーグラス・マイクロ・バルーンが入っているタイプを塗布したのかも知れない。エポキシもファイバーグラスも紫外線に晒されるともろくなる。すぐにペイントを塗布して保護することが必要だ。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、PSC作成初代モールドによる Fairwinds です。)
USヤフー・フリッカ・グループ

2011年5月13日金曜日

フェアウインズのクォーターズ

フェアウインズの両舷クォーターを見てみよう。

STB側。

画面右、セッティーの奥に見えるのがクォーターへのアクセス口。






右下に合板製のエンジン・カバー兼コンパニオンウェイの階段が見える。ドアの左上に見えるのは配電盤。

ドアを開けてクォーターの中(通常個室ヘッド後方のウェット・ロッカーになっているスペース)を覗き込む。




ホールディング・タンクは見られない。壁に装着してあるのはGuestブランドの15アンペア2バンクのバッテリー・チャージャー。

ポート側。


クォーター・バースは物置に使っているだけのようだ。






クォーター・バース内。

奥の黒いホースはエンジンの排気・排水用だろう。






手動ビルジ・ポンプの配管が今ひとつ判然としないが、手前に伸びている白いホースがビルジからのホースで、奥の細く見える白いホースが艇外への排水用と思われる。トランサムのかなり高い位置から出すようになっている。しかし、ビルジからなぜわざわざこんなに回り道してポンプに配管しているのだろう。

しかも画面右上からトランサムのスルーハルにもう一本白い配管が伸びているが、これが一体何用なのか不明。殆どストレートで追い波の場合、水がトランサムから艇内に逆流する可能性が大きい。

外から見ると左舷の高い位置にビルジ排出口、中間の位置にこの正体不明の排出口、喫水近くにSTB側コックピットからの排水口が [階段式に並んでいる] (2枚目の写真、左舷側参照)。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、PSC作成初代モールドによる Fairwinds です。)
フリッカ・ニューズレターのアーカイヴ (航海、メンテ、改修、ハウ・ツーなどの記録。)

2011年5月12日木曜日

1QM10

フェアウインズは [外から見る] と分かり難いが、PSCのキット・ボート(オーナー・コンプリーション・ボート)だったのではないかと思う。

エンジンは通常位置よりフォアに設置されている。そのためにエンジン・ベッドも特製で、両舷のベッドの端は前後ともそれぞれハルにエポキシで接着したバルクヘッドにボルト留めになっている。

エンジン・ルーム・アクセス用のコックピット・ハッチは小さい。








両舷に見える白いパイプはコックピットからの排水管。スターンのスルーハルまで走っている。

コンパニオンウェイ下。見ての通り、エンジン本体の殆どがキャビン内に突き出ており、合板でカバーを作っている。



エンジンのメンテはやりやすいかも知れないが、冷却水取水用スルーハル・シーコックやビルジへのアクセスはどうなっているのか気になる。残念ながらそれが分かる写真はない。

1980年頃の造船だとして、元々1GM搭載ではなかったかと思われる。新エンジンは1QM10。





まだ稼動50時間だそうだ。1GM10とのちがいはどこだろう。

エンジン・ダッシボード周りの枠は自作。










その下、コックピット最後尾には自作と思われるラザレット(ロッカー)。

(写真はいずれもPSC製434艇中、番数不明、PSC作成初代モールドによる Fairwinds です。)
フリッカ・データベース

2011年5月11日水曜日

ヘビー・ウェザー・セイリング (Videos)

5月7日、26+ノットの風となり、対地艇速は7.1ノットとなる。



ウェザー・レイルから。



コックピットから。

この後暫くして試しにシングル・リーフのジブを降ろしてみたところ、艇速は2.8~3.0ノットに落ちた。シングル・リーフでもジブの力は大きい。いつか同様の風の中で、ダブル・リーフのメイン+ステイスルのコンビネーションもテストしてみたい。

(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2011年5月10日火曜日

パフィン

これも南アフリカのフリッカ。今は見ての通り、リストアを待っている。

南アフリカ製フリッカのリギングの特徴としてこのハル両舷のチェインプレイトのスペーシングがあげられる。





PSC製では3本がもう少し狭い間隔で等間隔に並んでいるが、南アフリカ製では間隔が広い。しかもこの艇の様に一等前だけ余計に離して装着してあるものも良く見かける。

デッキは完全に自作。

コックピット排水口はスターンにある。ポート側のコックピット・シートにも大きなロッカー。



真ん中の孔はアクセス・ハッチ用だろう。この艇は船外機仕様なのでこの下にエンジンはない。

排水口の位置は同じスターン排出型の初期PSC製より少し高い所にある。







デュアル・ステイまたはスプリット・ステイのバックステイ用チェインプレイトが斜めに装着されていた痕跡がある。斜めの方がステイとのアラインメントという点から理にかなっている。上で見たハル両舷のチェインプレイトのスペーシングについてその理由を同じリガーに訊いてみたい。

奥の黒いハルのボートもフリッカのようだ。

(写真はいずれも南アフリカ製、番数不明のフリッカ Puffin です。)
フリッカ・ホームページで今売りに出されているフリッカ一覧

2011年5月9日月曜日

5月7日土曜日の風 (Videos)

この日は赤い三角旗ひとつのスモール・クラフト・アドヴァイザリーが出ていたのでマリーナで予めメインにダブル、ジブにもシングルのリーフを仕込んで出航。



リーフを仕込んだセイルをホイストする(揚げる)のは楽で良い。期待した程の風が無かったらリーフをシェイク・オフすれば良い。



この日はジブにまでリーフを仕込んで出航したのが大正解。天気予報が図星。久し振りにウェザー(風上側)レイルに座っての撮影。

(ビデオはいずれもPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカ・ブローシュア (8頁版)

2011年5月8日日曜日

フリッカのセイリング・レッスン

ロサンジェルスの西北、ヴェンチュラ・カウンティーにある [ヴェンチュラ・ハーバー] 内のレッスン。

ティラーを握っているのがレッスンを受けるワシントン州シアトル近辺から購入に来た新オーナー。



船外機仕様。フォアデッキには揚錨用大型ウィンドラスが見える。バウ・ステム上部の両側に付いた緑と赤の航海灯から、PSC作成初代モールドで1980年代初頭に造船された艇と思われる。

フル・メインにフル・ジブ。14~15ノットの風だろう。









(写真はいずれもPSC製434艇中、番数、艇名いずれも不明、PSC作成初代モールドによるフリッカです。)
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