2012年8月14日火曜日

ノウマッド ブロンズ・フィティングス

海洋で使われる船艇には昔から良くブロンズが使われて来た。

ブロンズは表面にパティナ(緑青)が出て大気の酸素をカットするので本体は鉄のようにボロボロに錆びて朽ちることはない。

またSS(ステインレススティール)のボルト・ナットのように長年経ってもパーツとパーツが溶接のように固くくっ付いてしまうこともない。





船艇にとっては強度、耐久性、使い勝手、すべてに渡って実に相性の良い合金だ。

このためパティナの出たブロンズを艇の象徴としてロマンティックに扱う人も少なくない。







しかし、イクステリアは良いが、インテリアに出てくるパティナもこの写真の状態まで来るとどうだろうか。もう少し擦って拭き取ってやっても良いのではないかと思うがどうだろう。

尚、近年ではブロンズの良さをそのままキープし、見た目も美しい Chrome-plated Bronze (ブロンズの表面にクローム・メッキを施したもの) に人気がある。見た目はSSのように見えるが近くで見ると違いが分かる。

(写真はPSC製434艇中054番 Nomad です。)
⇒ フリッカ・データベース

2012年8月13日月曜日

ノウマッド アスピン

つい先日 [Teusday's Child の Aspin] (Assymetrical Spinnnaker) を話題に上げたばかりだが、こちらはフリッカ用のカットでオーダーした品。

生地は恐らく0.75オンス程のナイロンと思われる。微風でも膨らみ、シェイプを保つ。従って艇が帆走できる。














ソックも付いているのでハンドリングも簡単だろう。

その他のフリッカのアスピンについては上記リンク先記事の最下部にリンクがあるのでそちらを参照され度。










(写真はPSC製434艇中054番 Nomad です。)
⇒ フリッカ・ホームページの歴代カバー写真

2012年8月12日日曜日

インプ 実地検分 4

問題はインテリアだ。

ハリケーンのためか一度マリーナで沈没した過去のある艇だけに、リストアには時間がかかりそう。





しかし新オーナーのビルは未完成の自作艇を買い取り後、立派な自作作業を続行している技術、道具、時間、三拍子揃った男。

材料獲得については資金が少なくても良い品を入手する術も知っている。







大きなプロジェクトだが、趣味と考えれば楽しくなる。









一から自作艇を起こす事に比べれば短い時間で完成させられる。

この艇がどのように蘇るか楽しみだ。












尚、ビルの先行のフリッカ・プロジェクトについては [こちら] をクリック。

(写真はPSC製434艇中098番 Imp です。)
⇒ フリッカ・ホームページ

2012年8月11日土曜日

インプ 実地検分 3

一昨日最後の写真に出ていた特製コックピット・シート。

アイデアは日本に居る [432番艇] のスターン・ベンチに似ている。








しかしこの艇のベンチはコックピット・コーミング上に装着してあり、そのベンチにシートを取り付けた。(シート下にピカピカのSS棒で作ったような仕掛けらしきものが伸びているが、それはベンチとスターン・コーミングの間から漏れた太陽の光による虚像。実像は手動ビルジ・ポンプのハンドルとコックピット・シート上のライン=ロープだけ。)

ブリッジ・デッキの無い切り込みの深いコンパニオンウェイ。








旧型デッキ・モールドを使用しているのでエンジン・アクセス・ハッチも無論旧型。







ヤンマー1GM 登場以前の艇なので船内機はYS8。現在動いていないが新オーナーはオーバーホールして継続使用する計画という。

(写真はPSC製434艇中098番 Imp です。)
⇒ フリッカのスペック

2012年8月10日金曜日

セレニティー 8月4日土曜日の風 (Videos) 3

一時マリーン・レイヤー(太平洋からの低空の霧)が途切れて陽が射す。



フラッドタイドの順潮のため対地艇速は5.1ノット~。



[スピリット・オブ・サクラメント] がマリーナを出て行く。

遠くに見えるスループは赤い星のセイル・マークを付けていたが古のオリンピック・クラスのスター艇ではない。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・ブローシュア(14頁版)

2012年8月9日木曜日

インプ 実地検分 2

外観も [売りに出ていた時の写真] とほぼ同じ。

約5000ドルの値段で期待できるとおりの様子、というところだろう。








ポートライトはプラスティック。メインハッチは初期フリッカ特有のブリッジ付きのもの。

フォア・ハッチはファクトリー出荷時のオリジナルではなく、換装品に見える。







バウスプリットはファクトリーのオリジナルのものがそのまま健在か。

初期艇では航海灯が昆虫の目玉に見える。



コックピットは広告写真では見られなかった特製シート付き。

艇名はIMPの右肩に2乗の印の付いたIMP Squareが正しいようだ。

IMPが2人(足し算)ではなく、2人で輪をかけ(掛け算)てIMPになっているという表現。






ティラーの姿も見えない。久しく乗られていなかったようだ。

(写真はPSC製434艇中098番 Imp です。)
⇒ フリッカ・データベース

2012年8月8日水曜日

セレニティー 8月4日土曜日の風 (Videos) 2

西風11-12ノット。15ノットのガスト(パフ)が吹くこともあるのでメインをシングル・リーフした。



この時はまだ2時位になるといつものような夏の風が吹くと予想していた。



STBタック。

涼しいにもかかわらず出ているボート(セイル、パワー)の数は多い。いつものように晴れると思っているのだろう。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
⇒ フリッカ・パッセージのページ フリッカ各艇の長距離航行記録を載せるページ。(全6ページ、各ページ一番下の Next>> をクリック。)