2014年10月14日火曜日

セレニティー 10月11日土曜日の風 (Videos)

10月11日土曜日、前日まで西風17ノットの予報が出ていたが、当日になると9ノットという予報。この時期の予報は当てにならない。



3:30PM頃、マリーナの外は1ノット以下の東風。さすがにドリフターでもシェイプが崩れることがある。それでもスターボード・タックで進行中。

前方のセイルボート2艇はセレテニティーとは逆針(北から南へ進行)にも拘らず、やはりSTBタック。西風だ。しかも景気良く帆走中。その海域まで辛抱強く帆走するか、エンジンをかけて機帆走するか、迷うところ。



しばらくして逆針の2艇とも西風が落ちて立ち往生となった。セレニティーの右舷側の艇はジェノアだけで帆走していたが、早々とファウルして機走でマリーナに帰って行く。左舷側の艇はメインとジブで帆走していたが文字通り立ち往生。セレニティーは艇速0.8ノットで北西方向に帆走を続ける。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2014年10月13日月曜日

エトワール カター・リグのイナー・ステイ

この艇は2012年12月に [売りに出ていた] 。現在のオーナー、ロジャーによるとロジャーは2012年2月から数えて3人目のオーナーらしい。前二人のオーナーはセイリングとは無関係の理由で夫々短期で売りに出した由。

さて前置きが長くなったが本日のテーマはオーナーの事ではない。このイナー・ステイのこと。

上のリンク先に見える様にこの艇はヘッスル2枚のカター仕立てだ。イナー・ステイは無論イナー・ジブ(ステイスル)を揚げるためのもの。

このイナー・ステイの下端はバウスプリットを固定するスルーボルト3本(周知の様に1980年代半ばの艇はまだ3本、90年代の艇は2本)の中、[一等フォアの1本] に固定してある。



もっと詳細に書くとバウスプリット固定用のスルーボルトにSS製プレイトとSS製アイを重ねて通してあり、そのアイにイナー・ステイのターンバックル下部のジョウのピンを通して固定という形。

米米米

ちなみにセレニティーも初代オーナーによるとファクトリー出荷時はカター・リグだった。初代オーナーはその後イナー・ステイを外し、フォアステイにグースネックを付け、今の様にジブをクラブ(ブーム)付きにしたのだ。ステイスルはラフにワイヤー・ロープの入ったものに変更し、ステイスル・タックはペンダント・ラインを使って固定する様にした。

2006年のセレニティー購入時にはまだこの艇同様SSアイが一等フォアのスルーボルトに装着されていた記憶がある。しかしセレニティーではジブがハンク式なので帆走日には必ずと言って良い程バウスプリット・プラットフォームに上がる。プラットフォーム上の出っ張りは足元の安全確保上好ましくない。このためアイは [一等アフトのスルーボルトに移した] 。毎日使う訳ではないアンカー(CQR)をプラットフォームから外したのも同じ理由からだ。

(写真はPSC製434艇中中 268番、1983年製の Etoile です。)
フリッカのリグ

2014年10月12日日曜日

セレニティー ハルに付着物

9月最終週末に気付いたハル左舷側の付着物。

親指の爪二つ分程の大きさ。

触ってみるとチューインガムの様でもあるがそれ程の厚みはない。




ガムテープの接着面の様なガミーな感じがまだ表面に残っていた。出航時には気付かなかった。どこでどう付いたのか分からない。

その日は無理に除去せず、自宅から溶剤を持って来ることに決定。








10月4日、持って来たのがリフト・オフのセット。

左から油っぽい付着物用、ペンやマジック等のインク用、飲食物やペットの付けた汚れ用。





先ず適当に一等左の液を含ませた布を当てて染み込ませてからフラットなねじ回しの先で慎重に大部分を剥がした。

3~4個残った小さな破片は一等右の液を充分含ませた布をしばらく当ててから擦るときれいに落ちた。





やはりチューインガムだったのだろうか。










リフト・オフが駄目ならやはり家にある [アン・ヒッシヴ] (3M5200でも剥がせる)を持って来ようと思っていたが、その必要は無かった。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
今フリッカ・ホームページで売りに出ているフリッカ一覧

2014年10月11日土曜日

セレニティー 燃料補給

セレニティーの燃料補給口(デッキ・フィル)はフォアデッキ左舷側にある。デッキ・フィルはブロンズ製。

同じくブロンズ製のこのツールをフィルの蓋の2箇所の穴に差し込み、時計と反対周りに回して開ける。





燃料(軽油)補給時に欠かせないのがこのロート。

軽油に混ざっているかも知れない水や砂などの異物を取り除く。


これをデッキ・フィルに差し込む。

ロートの中心部にある円柱は水の分子は通さない細網で囲まれている。軽油だけが通過する。











サイフォン・パンプを使って給油。

燃料ドック(スタンド)のパンプで給油する時もこのロートを使用する。



アメリカでは大丈夫だがメキシコ以南へのクルーズには必需品と言われている。

セレニティーではこの様に燃料タンク中の残量が半分になった時に補給する。







以前は燃料ドックで給油したこともあるが、セレ二ティーのマリーナには燃料ドックが無く、隣りのマリーナからも消えてしまったので、このところ毎回近所のスタンドで黄色の軽油用5ガロン・ポリタンクに購入したものを入れている。

輸送時にポリタンクから溢れ出るのを避けるため、いつも4.8ガロン程入れて止める。今回は1ガロン3.9ドルで、計約18.7ドル。(燃料ドックで給油すると道路を走る車両に課税される税金が掛からないのでその分安くなるが、全部でこの金額なので税金は寄付。)

入れ終わるともう少しで指針がフルのマークに到達しそうになる。

これで良い。





ちなみにデッキ・フィル近くまで入れるほど満タンにすると針はF(フル)の円の左端あたりを指すが、セレニティーではそこまで入れない。そこまで入れると [燃料タンクのヴェント] から軽油が溢れ出る。セレニティーでは溢れ予防のため燃料・エアー・セパレーター(同リンク先2~3枚目の写真)を付けているが、これを付けていない艇ではいとも簡単に軽油を海にこぼしてしまうことになる。環境上甚だよろしくない。

燃料タンクはVバースの下。











セレニティーでは室内クッション新作時にこのフォア・ピーク部分だけ独立したクッションにしたのでめくってメーターを見るのが楽になった。(クッションを被せる時は上に見える長方形の小板でメーターと指孔の部分を塞ぐ。)

さて、このロートは写真の親指と中指の間の円柱部分に入った液体(水+軽油)はロートからタンクに入らずロート内に残る。


つまり、水は油より重いのでロートの底に溜まるという訳だ。給油が終わったらこの様に底に残った水(実際には視認可能な程水は存在しない)+軽油を廃油缶に捨てる。(この写真ではとりあえずポリタンクに移しているところ。)

今回(10月4日)の燃料補給は6ヶ月ぶり。通算16回目の給油。いつも運転30時間を越したあたりで給油を意識し始める。燃費は1時間あたり0.6~0.7クォート(0.57~0.66l)。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2014年10月10日金曜日

セレニティー 10月4日土曜日の風 3 (Videos)

風域の北限でタック。



逆潮で対地艇速は2ノットに落ちたが、申し分の無い帆走。この日は暑さのぶり返す所謂インディアン・サマーで、海上で過ごせて実に幸い。



風は最高9~10ノットに達し、艇速は3.1ノットまで伸びる。マリーナまで0.3マイルの地点でセイルを降ろすまで風が落ちず、快適なセイリングだった。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
フリッカのスペック

2014年10月9日木曜日

セレニティー 10月4日土曜日の風 2 (Videos)

風は2ノットを超え出した。ドリフターの反応はするどい。



周りのセイルボートからの視線を感じる。対地艇速1.2~1.5ノット。

この後も約30分風微増が続き、針路90度から80~60度とセイルのリーチ(後辺)を見ながらセイルの許す限り風上にヘッドアップして行く。



3:00PM頃遠くに見えていた海面の僅かにザワついた海域に到達。風は西にシフト、5ノットを超えたと思う間もなく8~9ノットとなる。針路0度(真北)。艇速4~5ノット。

前方はマイラー生地のメインとジブで進むトライマラン。トライマランと同針ではセイルのリーチが定まらない。風も僅かに北方向に戻ったので10~15度落としてバタつきをなくす。



約8ノットの風でほぼ北進を続ける。この1.5オンス生地のドリフターは1~2ノットから12~13ノットまで、短時間なら20ノットの風でも走れる実に使い手のあるセイルだ。まだドリフターやAスピンの無い方々にはお奨めしたい。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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2014年10月8日水曜日

セレニティー 10月4日土曜日の風 (Videos)

さすがに10月に入ったため風は5ノット以下との予報。しかし今年はドリフターがあるので喜んで出掛ける。マリーナに着くとかろうじて風向計が東を指す程の微風。



外に出ると北風1~2ノット。海面は鏡の様にフラット。メインスルやジブの場合セイルが膨らまず潮に流されるだけで、今年のシーズンもついに終わりだ、もう帰ろう、という状況。軽いドリフターはそれでも風を捉える。



メインスルはカバーも外さず、揚げる気は毛頭無い。



ドリフターとは良く言ったもので、艇が漂流する程の微風しかなくても揚げればちゃんと帆走できる。バウの横を通り過ぎる海鳥の羽根を見ると進んでいるのがはっきり分かる。北風1~2ノット、艇速0.7ノット。針路は東。

(ビデオはPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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